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2008年4月

2008年4月30日 (水)

タチツボスミレのない雑木林

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きれいに下草が刈られている雑木林です。誰が刈っているのかわかりませんが、胸のすくような雑木林です。


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おかげでアカネスミレも元気に花を咲かせています。もし下草刈りをしなければ、この花は咲かないのかもしれません。周りにはニオイタチツボツボスミレも咲いていました。


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ツボスミレ(ニョイスミレ)です。なかなか立派な株です。このスミレは雑木林のなかよりも踏み固められた道に多く生えています。


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群落を作っています。ツボスミレは落葉が堆積してほくほくした土壌よりも、湿り気を維持できるような土壌の方が好みなのかもしれません。

この雑木林には不思議なことにタチツボスミレが一本も生えていませんでした。どこにでも生えるスミレなのにまったくないとは、どういうことでしょう?


(2008.4.22/小美玉市・旧美野里町)

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2008年4月29日 (火)

悩んだスミレ

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何スミレなのか悩みましたが、アリアケスミレということにしました。ちょっと青っぽいのが気になるのですが、ほかに心当たりがないので…


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エンコウソウと言う花です。キンポウゲ科のような気がしましたが、その通りでした。水辺の近くに生えているので、湿気の多いところが好きなのかもしれません。


(2008.4.20/つくば市)

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2008年4月28日 (月)

たまらなく好きな情景

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コケを気にするようになってから、見る景色が変わったように感じます。探せばそこにも、ここにも生えているコケ。こんなコケの生えた小径が、私は好きです。

植物園で撮った写真がまだ残っています。すでに一週間が経ってしまいましたが、前回に引き続き載せていこうと思います。


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こちらはミツガシワです。私は自然に生えているものを見たことがありません。


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コケの胞子体です。まるで煙管のような形をしています。たしか、コメバキヌゴケのはずです。コケの研究をしているUさんに教えていただいたものです。


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シロバナタンポポをつくば市でよく見かけるようになったと聞きます。植物園内でもたくさん花を咲かせていました。


(2008.4.20/つくば市)

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2008年4月25日 (金)

さあ、木の館に入ってみましょう!

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前回からの続きになります。

ここを訪れたのは、「オープンラボ」という施設公開があったからです。年に一度しか入れないので喜んで出かけました。

施設内には植物に関するさまざまな展示のほか、標本室もあります。この日は標本室まで見せてくれるのです。顕花植物からシダ、コケ、きのこまでさまざまな乾燥標本がきちんと保管されています。タイプ標本もかなりあるそうです。

今でこそタイプ標本の意味が分かりますが、ついこの前まで「種名を決定する際の元となった標本」であることを知りませんでした。原則的に世界にひとつしかないのがタイプ標本のようです。タイプ標本をたくさん所蔵するということは、その施設の歴史、そこで働いていた研究者の実績を示すそうです。

この日の最大の目的は、ミニ講演で菌類とコケの話を聴くこと。両方聴けて大満足でした。


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午後も2時を過ぎた頃、隣にある「つくば植物園」も見学してきました。こちらでは「サクラソウ展」が開催されていました。花のきれいさもさることながら、その種類の多さには驚かされました。


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温室の池にはウォーターポピーが咲いていました。この花、よく見ると花びらが3枚しかありません。まるで船のスクリューみたいです。3枚の花ってあんまり見たことがないような気がするのですが…どうなんでしょう?

ウォーターポピーは南アメリカの原産でハナイ科の植物であると書いてありました。そうですよね〜、いくらポピーと言ってもケシ科ではないでしょう。花の中心部分を見ていたら、なぜかホオノキを思い出してしまいました。


(2008.4.20/つくば市)

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2008年4月24日 (木)

日本にたった一本しかない木

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ものすごく高い木です。いったい何の木でしょう。メタセコイアでしょうか、それともスギとかマツでしょうか? どなたか知っていたら教えてください。

これは「つくば植物園」のすぐそばにある国立科学博物館・植物研究部の建物です。以前は通りから見えたのですが、通り沿いに分譲住宅が建ったため、ほんのチラリとしか見えません。けっこう目立つランドマークだったのですが、今では道案内の目印には使えそうもありません。時とともに街並は変化しているんですね〜


(2008.4.20/つくば市)

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2008年4月23日 (水)

きのこと桜とコンクリート

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いったい何のこと? と思われるでしょうが、これには深〜いわけが…

「アミちゃん、みーっけ!」。思わず口をついて出てしまいました(近くに誰もいなかったので、よかったぁ〜)。写真はアミガサタケです。先日、とある公園の雑木林で見つけました。しかも一か所に7本もニョッキりです。詳しい話は「きのこ探検隊」で…

(もしかして、もうご覧になりました?)

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2008年4月22日 (火)

オレンジ猿股は強烈な匂い

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ヒノキの樹皮をひっくり返したらオオトビサシガメが出てきました。彼はカメムシのなかではかなり大型です。体長は軽く20ミリを超えます。体も大きいですが、匂いも強烈です。

もちろん、直接手にしたりはしません(彼は長い口吻で刺しますので)。やさしくピンセットではさみます。しかし、苦し紛れに彼が放った一発がかる〜く鼻先をかすめていきました。たったそれだけで、養豚場の堆肥に突き飛ばされた気分になります。何事も用心に越したことはありません。もし、匂いのついた指で無意識に鼻など掃除しようものなら、一体どういうことになるのか…過去の記憶まで吹っ飛ばされそうです。

毒ガス兵器を持った彼でも、やっぱり人間は恐いようです。隙を見て飛んでいきました。羽を広げると、腹部上面の鮮やかなオレンジがあらわになります。まるで着物の裾をまくり上げ、派手な猿股を丸出しにして逃げていくおっさんのようです。


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下品な話を引っぱるのはこれくらいにして…

こちらはチョウチョウです。

(言わなくったって、わ〜か〜るって!)

失礼しました。ヤマキマダラヒカゲです。羽の裏面(写真で見えている面)が、複雑な模様をしています。地味な蝶ですが、シブい美しさがある素敵な蝶でもあります(それが言いたかったのね!)。


これにて、針小棒大に5回も継続した石岡市からの報告を終わりにしたいと思います。ご清聴ありがとうございました〜


(2008.4.15/石岡市)

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2008年4月21日 (月)

たんぽぽ戦争の生き残り

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春と言えば、やっぱりタンポポでしょう! うららかな春の日を象徴する黄色い花ですが、花たちの間ではだいぶ前から激しい抗争が繰り広げられています。そうです、タンポポ戦争です。この戦いで一気に勢力を拡大したのがセイヨウタンポポ。今私たちの身の周りにあるタンポポはほとんどが外来種なのです。


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数少ない生き残りを発見しました。花の基部周辺を取り囲んでいる萼片(がくへん)が反り返っていません。きっとカントウタンポポでしょう。


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おや、また見つけました。こちらも同じような萼片です。しか〜し、よく見ると長さや形状が微妙に違います。個体差の範囲かもしれませんが気になるところです。花のようすもちょっと違います。舌状花が少なく、分かりやすく言うと一重っぽい印象。これも個体差というものでしょうか?


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こんな花も見つけました。タンポポと同じキク科のセンボンヤリです(たぶん)。槍にしてはちょっと柄が短いですが…。

ず〜っと植物ばかり紹介しましたが虫も少し撮りました。次回は昆虫を紹介します。


(2008.4.15/石岡市)

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2008年4月20日 (日)

まだまだつづくよ、スミレ探検

お昼に「韋駄天そば」なるものをいただきました。ここで言う韋駄天(いだてん)とはすなわちダチョウのこと(彼らは走るのが速いので、そう喩えたのでしょう)。このそばは、ダチョウ肉の唐揚げがセットになっているのです。

お味の方は…
なかなかいけると思いますが、肉はちょっと堅めです。匂いも独特なものがあります。う〜ん、好き嫌いが分かれるところでしょう。うっかりして写真を撮るのを忘れました。それほどお腹がすいていたのです(価格は750円でした)。

お昼を食べてA氏と別れた後、何かに呼ばれて野に連れ戻される私。足が勝手に森の方に向いてしまいました。さぁ、スミレ探検隊・第二部の幕開けです。観察地は「常陸風土記の丘」に隣接する龍神の森という雑木林。ここには遊歩道が整備されているので、散策には最適な場所といえます。


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いきなり目の前に広がるスミレの群落。やはり数が多いと見応えがあります。写真はタチツボスミレ。最も目にすることが多い一般的なスミレです。


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こちらはニオイタチツボスミレです。タチツボスミレに混じってあちこちに生えています。なぜか群落はありませんでした。広い範囲に点在するのはよく見かけますが、このスミレは群落を形成しないのでしょうか? だとすると、生き残りに関わる何か戦略がありそうですね。いったいどんな作戦なんでしょう。興味がわいてきました。

特徴としては、タチツボスミレより色が濃いこと。なかにはややピンクがかった赤紫っぽい花もあります。花の形もタチツボとは違う印象。すべての花弁が丸みを帯びて幅広です。流行のもので表現するならミスドの「ポン・デ・ライオン」でしょうか? 私はこの花を見るといつもあのキャラクターを思い出してしまいます。


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おや〜、これは…マキノスミレです。なんと龍神の森にもありました。株を見るとかなり小さいです。この地に根をおろしてから年数がそんなに経っていないようです。辺りを見ると株は10株以上ありそう。小さな群落と言ってもいいかもしれません。


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こちらはツボスミレです。ニョイスミレとも呼ばれます。どちらの名をとるかは人それぞれですが、私はツボスミレと言っています。


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スミレです。いい色ですね〜、これぞまさしく菫色ってところでしょうか。私はスミレの仲間ではこの花が好きです。自宅で育てているのはこのスミレのみ。ほかのスミレも育ててみたいと思いますが、なぜかこのスミレにこだわっています。

最終的に、この森では5種類のスミレを確認できました。スミレ以外にもいろいろ撮影しましたので、それらは次回にご紹介したいと思います。


(2008.4.15/石岡市)

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2008年4月19日 (土)

いよいよマキノスミレと再会か?

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さて、いよいよ探検隊の出発です。昨年発見したマキノスミレの群生地に赴くと、すぐに見つけることができました。手をかざしているかのようにスラリと伸びた葉、細長い二等辺三角形の葉の形が特徴です。ほかのスミレにはない印象があるので、一度見たら見間違えることはないでしょう。赤味を帯びた葉柄と花柄がとても目立ちます。


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な〜んとなくの印象ですが、昨年より少ないような気がしました。もっと元気で大きな株がたくさんあったような記憶があるのですが、どうしたのでしょう?

花も美しいですし、色もきれいです。このスミレはシハイスミレの変種だそうです。西日本に分布するシハイスミレに対し、マキノスミレは東・北日本に多く分布するようです。

マキノスミレと再会でき、連れてきたA氏にも面目が立ったということで一安心。スミレ以外のものを見る余裕がでてきました。


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そこで見つけたのがイシノミです。古代生物のような姿をしています。腹部から水を吸収できるらしいです。まるで両生類のような昆虫です。日本に生息するイシノミは何種類かいるそうで、このあたりでも数種類を確認しています。


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こちらは、このあたりに住む蜘蛛では最大級のもの。コアシダカグモです。画像は小さくしていますが、クリックすると大きくなります。心臓の弱い方、蜘蛛が嫌いな方は決してクリックなさらぬように。その後の保障はいたしかねますので、ご注意ください。


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蜘蛛のあとのお口直しに、春の里山の風景などいかがでしょうか?
下の2枚は、桜かなぁと思いましたが、ハナカイドウでした。


(2008.4.15/石岡市)

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2008年4月18日 (金)

マキノスミレ探検隊出動! えっ、まだ?

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桜もすっかり散ってしまいましたね。なんだか、ひとときの夢のようでした。


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「マキノスミレを見に行こう!」とA氏と約束したのですが、待ち合わせの時刻まで間があったので公園をふらつきました。枝垂れ桜が咲いていて、夢の余韻がまだ残っているかのようです。


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ここにも


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そこにも


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これは、天に昇る階段でしょうか?

ここに立ってみたら魚になった気分がしました。花びらが流れてくる水に見えます。私は魚で、階段は魚道。思わず駆け上がりたくなりました。


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ハナズオウも咲き始めています。いかにもマメ科の花という感じがしますね〜。それにしても色鮮やか! 華やかさでは桜に負けていません。……おい、おい、いつになったら出かけるんだぁ?

すると、A氏からメールが…

「今、どこにいる?」

「ゴメン! 今行く」

「返信しなくていいよ」

あれ? 声が聞こえます。見ると、魚道の上にA氏が立っていました。

ということで、マキノスミレ探検隊の出動は次回に持ち越しどぇ〜す。


(2008.4.15/石岡市)

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プレーリーフロッグあらわる

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北アメリカの草原地帯に棲むプレーリードッグ。切り株や岩の上に乗って、周りを警戒しているようすを映像などで目にした方も多いのではないでしょうか?

そんな話をしておいて何なんですが、こちらはプレーリードッグではありません。プレーリーフロッグ(勝手に命名)です。


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つくば市にある「つくば植物園」内のようすを6回に分けてご紹介しましたが、最終回はニホンアマガエルです。余韻も何もないあっけない幕引きに落胆の色をあらわにしている方々も多いでしょう。このブログは予想や期待を裏切ることがほとんどです。その点もご承知ください(気分で書いてますので…)。

ちなみにプレーリードッグは、ネズミ目リス科プレーリードッグ属の動物だそうです。自分は、リス科ってネズミ目だということを知りませんでした。

今回訪れたつくば植物園は言うまでもなく植物を見るところですが、よく探すとほかにもいろいろなものが見られます。私はコケや蜘蛛、粘菌も見つけました。そんな余計なものの報告もこのブログ以外で書いています。入口は右の上にある「茨城の自然探検隊」です。どうぞ気軽にひやかしに来てください。お待ちしております。


(2008.4.14/つくば市)

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2008年4月17日 (木)

大丈夫か! そんなに痩せちゃって

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木の幹につかまってフラフラしている虫がいました。見るからに幼虫という感じ。ナナフシモドキのようです。

子どもの頃はこのような虫を見かけると、すべてナナフシと呼んでいました。ところが、ナナフシにはいろいろな種類がいるようです。本州で見られるのはエダナナフシ、ニホントビナナフシ、ヤスマツトビナナフシ、そして写真のナナフシモドキ。一般的には、ナナフシというとナナフシモドキを指すようです。


(2008.4.14/つくば市)

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いつかは撮ろうと思っていた花

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「チンケな花だなぁ」。人はそう言うかもしれません。でも、私は以前からカエデの花が気になっていました。花としては魅力に乏しいですが、図鑑でしか見たことがなかったこともあり、いつか撮ってみたいと思っていたのです。

気がつくとブーメランみたいな実をつけていることが多く、いつも季節を外していました。しかし、幸いなことに今回は花の時期にシャッターが切れました。


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やはり、魅力のない花です。でも、とてもあたたかい色をしています。祖父母が使っていた分厚い布団の裏地、あるいは「ねんねこ半纏」の裏地の色を思い出しました。なんとなく「おっかさんの色」という感じです。

とにかく、キリッとした印象はありません。人気がないこと、話題にも上らないことがわかるような気がします。そんな地味な花ですが、しばらく見ていたらかわいらしくも思えてきました。

とりあえず、念願の花を写せたことに大満足。ちなみに、これはイロハモミジ(カエデ科)の花です。今後は、ほかの種類も見てみたいと思います。

そうそう、モミジとカエデは違う種類だと勘違いしている人も多いですが(自分もそうだった)、どちらも同じカエデ科の樹木です。

「そんなの知ってるよ!」

ご存知でしたか。すみません、余計なお世話でした…


(2008.4.14/つくば市)

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羽化する若葉

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蝉や蝶が羽化する瞬間。それは瑞々しさや美しさが混在する、危うくも緊張感あふれる世界です。この若葉を見て、羽化の瞬間をイメージしました。

若葉の緑には薄いものから濃いもの、そこに微妙に違った色が混じるものがあります。色が織りなす春の世界…私たちが見ている春の絵は、いったい何色使われているのでしょう?

確かに、風景全体として四季を感じるのもいいものです。でも、こうして細部にまで目を向けると、季節を形作るものの秘密を垣間見たような気分になれます。あらゆる生きものたちの胎動が響き合うとき、それが春なのではないでしょうか。

写真はトサミズキかヒュウガミズキの葉。たぶんトサミズキだと思うのですが…。


(2008.4.14/つくば市)

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2008年4月16日 (水)

水に浮かぶ緑の王国

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「美しいものに言葉はいらない」

と言いながらも、あれこれ説明を加えて雰囲気を台無しにしてしまう私。今回も、空気が読めない私は書きまくります…

こちらはオオフサモです。前回ご紹介した「オロンティウム アクアティカム」のそばで見られます(つくば実験植物園の広場中央にある小さな池に浮いています)。


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先端が花のように広がり、それぞれが水玉を抱いています。まるで宝石のようです。偶然なのか、必然なのかは分かりませんが、ときに自然は予想もしない美しい情景を見せてくれることがあります。その瞬間に出会えたことに感謝し、喜びを感じるのも“幸せ”というものではないかと思うようになりました(歳をとったせいかも)。


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夕方、再びオオフサモの池に足を運ぶと…

眠っています。彼らは暗くなると葉を閉じるようです。これもちょっとした発見でした。これだから自然観察っておもしろいんですよね〜。


(2008.4.14/つくば市)

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ムーミン谷に行ってきました

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不思議な形をした花です。新しいものは黄緑色、しばらくすると黄色になるみたいです。花の部分には小さなアリがいます。もしかして、花粉を媒介する役割を担っているのでしょうか?

これを見ていたら、ムーミン谷に来たような気分になりました。ムーミンと言っても若い方はご存じないかもしれませんね? 私が子どもの頃、テレビで放映されていたアニメです。とてもほのぼのとした内容が私は好きでした。

ムーミン家族やその仲間たちが住んでいたのがムーミン谷です。そこにはひょろひょろと細長い生きものもいました。今回紹介した花たちは、その生きものに似ています。気になって生きものの名前を調べてみました。なんと「ニョロニョロ」というらしいです。まさにそのまんまって感じです。


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さて、この花について…
名前は「オロンティウム アクアティカム」、サトイモ科の植物です。原産地は北アメリカ(東部)。系統的に見ると原始的なサトイモ科植物らしいです。サトイモ科と聞いて、私はなぜか日本のザゼンソウを思いだしました。日本の花がザゼンソウなら、この西洋の花は“チョクリツソウ”かもしれませんね。

花が咲いているのはつくば市にある「つくば植物園」。ちょうど今が見頃です。たぶん国内だとここでしか見られないと思いますので、一度ご覧になってはいかがでしょう。入園料は300円(高校生以下・65歳以上は無料/月曜休館)です。花もおもしろいですが、ムーミン谷の雰囲気もぜひ味わってみてください。

(2008.4.14/つくば市)

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2008年4月15日 (火)

ビオトープつくりました。遊びにきてくださいね!

さぁ、ビオトープ劇場が始まりま〜す。

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ガガガ…、ゴゴゴ…、ブルンブルン…


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あとは手作業だ! ザックザック、バサッバサッ、ドンドン…
ふぅう〜っ、やっと形になった。


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おりゃぁ〜
(写真のおやじは筆者です)


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浄化装置を設置するぞー。
手作りだぜ〜、高機能だぜぇ〜、安上がりだぜ〜


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お〜い、水を張れ〜。
「おーっ!」


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ふっ、だいぶ水も落ち着いたぜ。


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どうです。なかなかのもんでしょ!

数年前ですが、自宅に造るものとしてはかなり大がかりなビオトープを手がけました。手がけたと言っても私はほんのお手伝いをした程度。設計から施工までを管理・監督したのはナチュラリストのA氏です。


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そうです。これはA氏の自宅にあるビオトープなのです。今回ご紹介したいのはA氏のブログです。それは生きもの讃歌であり、珠玉の短編集でもあります。ブログには、ビオトープで見られる美しい季節の移り変わり、生きものたちのたくましい姿が日々綴られています。


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A氏の素晴らしいところは、「花だけ。昆虫だけ。鳥だけ」といったように、自分の守備範囲を限定していないこと。植物と虫のつながり、鳥や植物のつながり、山や川と人の生活のつながりを見つめていることです。A氏は、自然と呼ばれるものが密接に連携しあい、それらが人の暮らしとつながっていることを知っています。

自然は循環し、連鎖する。A氏のブログをひとつずつ読んでいくと、そのヒントがそれぞれの記事に隠されているのが分かると思います。


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もし、興味をお持ちになったら右のリンク欄にある「茨城の自然 さくら上池だより」をクリックしてください。そこが素晴らしいネイチャーワールドの入口になっています。


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美しい四季の移り変わりをご覧いただきながら、A氏のプロフィールにもふれてみたいと思います。

A氏はナチュラリストであり、デザイナーでもあります。どんな仕事をしているか興味ありませんか? そのこともブログでときどき書いています。


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じつは、動植物の絵はかなりの腕前です。一方、堅いものばかりでなくイラストなども描いています。茨城県に住んでいる人なら、きっとA氏の作品(ポスター・パンフレットなど)は見たことがあるのではないでしょうか。


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自然観察会や講演会の講師をすることもあります。シンポジウムやパネルディスカッションなどのパネラーとして登壇することも少なくありません。もしかすると、A氏の顔を見たら「あぁ、あの人か!」と思う人がいるはずです。


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今回は古くからの知人であり、仕事仲間であるA氏をご紹介しました。彼はとても気さくな人です。ブログのコメント欄でビオトープに関する相談や昆虫や植物のこと(特に飼育や栽培には詳しいです)を質問すれば、いろいろと教えてくれると思います。ぜひ一度、彼の「ビオトープ・ブログ」に遊びにいってみてください!

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2008年4月14日 (月)

すみれ、きのこ、お好み焼き、そしてまたきのこ

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先週の金曜日はナチュラリストのA氏と雑木林に出かけました。A氏は翌日の自然観察会の下見です。私は急遽、おじゃま虫として下見に同行することにしました。


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私は自然観察会の講師ではないので気楽なもんです。あっちにふ〜らふら、こっちにふ〜らふら、花を撮ったり、きのこをいじったり、虫を探したり、コケをなでてみたり、人が見たら「気が変なんじゃないか?」と思える行動をとっていました。まぁ、春なので勘弁してもらいましょう。


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この日撮ったスミレをご紹介しましょう。まずはニオイタチツボスミレです。この花を撮ると虫の気分が味わえます。なぜなら、近くに寄るとすご〜くいい匂いがするからです。思わず花びらをかき分けて潜っていきたくなります。もちろん、おいしい蜜を隠し持っています。試しに花びらをちぎって蜜腺の近くを舐めてみました。「おかしいなぁ、甘くないゾ」。どうやら虫たちが蜜を吸い尽くした後のようでした。


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こちらはアカネスミレです。何となく葉っぱが毛羽立った印象です。私の地元では見たことがありません。この雑木林では毎年花を咲かせるので、訪れる楽しみのひとつになっています。


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こちらは普通のタチツボスミレ。なぜか丸太が転がった陰で野太い株がすくすく育っています。力強い印象につられ、こちらも気合いを入れて撮ってしまいました。とはいうものの、シャッターを切ったのはこの一枚だけ。“必撮仕事人”です。


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こちらはマルバスミレです。白い可憐な花が印象的です。ようすからすると、あまり日差しの強い場所は好まないようで、かなり日陰のところに生えていました。こちらも地元では目にしないスミレです。みなさんは見たことありますか?


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この雑木林ではコケやきのこ、蜘蛛などいろいろ撮りました。このあと、仕事の打ち合わせの約束があったので、急いでつくば市に向かうことに。


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仕事が済み、次の約束まで時間があったので筑波大学近くの公園をふらつきました。もう桜は散ってしまいましたが、たくさんの花びらが夕日に照らされてきれいでした。


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その公園で、なんとアミガサタケを見つけました。私は初対面です。


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次の約束というのは、知人たちとの食事。その日は「一太郎」というお好み焼き屋が約束の場所でした。写真は「もんじゃ焼き」です。じつは私、初めて食べました。


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こちらはあずきのお好み焼きです。焼き上がったようすは、まるで乾燥したカワラタケみたいです。見栄えは悪いですが、食べてみたらなかなかおいしかったですよ。このお店のお好み焼きは、ふかふかふ〜んわりです。私は山芋のみっちり入った重量感のあるお好み焼きが好きなのですが、今回のようなふんわり軽いのも、たまにはいいなぁと思いました。(もしかして、“みっちり”って方言でしょうか?)


(2008.4.11/阿見町&つくば市)

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2008年4月13日 (日)

サクラたちの宴

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「葉桜でも見に行くか〜」と思い出かけてみると、なんと満開の花。どうやら昨日は枝垂れ桜の絶好の見頃だったようです。地元にこんな場所があるとは知りませんでした。

まるで山の麓で桜たちが宴会をしているようです。車座になって、春の一句を詠み合っているように見えます。耳を澄ませば、その歌が聞こえてきそうな気がしませんか。


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花のトンネルをくぐりながら感嘆の言葉や溜息を漏らす人々。春の宴には、人間たちも招待されているようです。


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出かけたのは石岡市にある「常陸風土記の丘」。先月の下旬は左上のような風景だったのに、ほんの数週間でこんなにも変わるんですね。


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公園内には、古代の住居を再現したものや江戸時代の住居を移築したものが展示されています。


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古民家の庭にはきれいなツツジが咲いていました。


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以前にもこの施設を何度か紹介していますが、ここは雑木林と一体となった自然公園的な施設です。隣接する雑木林は「龍神の森」と呼ばれています。帰りにこの森を散策して見つけたものを羅列します。


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これらのものは、ほかに書いているブログで紹介するつもりです。気が向いたら、右の上にある「茨城の自然探検隊」の各リンクをクリックしてみてください。


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こちらはお昼に食べたおそばです。「萌道庵」というお店のものですが、おいしいです。私は細いそばが好みなのでいつもここに来るのですが、人によって好みが違うので、絶対におすすめとは言えません。


(2008.4.12/石岡市)

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