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民家の建築美、素晴らしい日本の風景

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前回、「西湖いやしの里根場」のつづきです。


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ここに立つと、仕事に追われる日常の生活を忘れてしまいます。今にもモンペ姿のお母さんが出てきて「今日はいい天気だねぇ」なんて挨拶されそうです。


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コンビニ、デパート、高速道路、人がひしめく東京のオフィス街…猥雑な日本の都市部とは対照的な整然とした空間。ここが、現代の日本の風景だと思えるでしょうか? 時間がゆったりと流れているのがわかります。


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さて、なんでこんな空間がここにあるのかというと…。

昭和41年の台風26号の被害(土砂災害)で、ここにあった集落のほとんどを消失してしまいました。その失われた茅葺集落景観を再生したのがこの施設です。建物を見ると、とても特徴のある形をしています。これは「カブト造り」というそうで、言葉通り兜に似ていることから名付けられたようです。屋根のてっぺんには「千木」と呼ばれる棟止めがあります。この棟止めに盆栽マスをつくり、乾燥に強いイワヒバやヤマユリ、アヤメ、ギボウシなどを植えたそうです。屋根を守ると同時に季節の移ろいを楽しむ。そんな小粋な知恵が昔の暮らしにあったことをうかがわせます。


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この施設内の各棟では、焼き物、紬、地元の特産物など、いろいろなものが売られています。なかには、陶芸や機織りなどの体験ができる棟もあります。


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蛇足ですが、カブト造りは外観からもなんとなく想像できるように三階造りになっています。一番上の階は蚕を飼う部屋だそうです。なるほど、紬や繭細工が売られているのにも納得です。


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こりゃなんだ〜。と思ったのが写真の旗。戦国時代のものであることは想像がつきますが、ムカデの旗印とはユニークです。じつはこれ、山本勘助の旗だそうです。ちょうどこの日は特別展期間中だったので、鎧や槍、刀、鐙、鞍など、いろいろな武具が展示されていました。

外国人の観光客が多く、英語圏以外の人も目立ちました。彼らは英語ではない言葉を口にしながらしきりに頭を縦に振っていました。外人さんって日本の伝統的なものにすご〜く興味を示しますよね。


このあと静岡に移動します。そのつづきはまた次回へ。


(2008.4.3/山梨県・富士河口湖町)

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コメント

独特な家の屋根ですね
作るの少し大変そう・・・

ムカデがちょっと可愛い感じ(笑
なんでムカデをモデルにチョイスしたんでしょうね

しっかし、「あたしの履歴書」とか「あたしの車窓から」とか、あの同時上映はいったい何なんだ!!
とりあえず、楽しい会になるとよいですね♪

投稿: o | 2008年4月 7日 (月) 18時52分

Oさん、こんばんは。

いいでしょ、こんな家。興味ありませんか?
自分は住んでみたいと思います。

そうそう、上映会楽しみにしてます。
Oさん、ちゃんと準備しておいてくださいね。
あれ? もしかしてOさんとは関係ないのかな。
名前の字がちょっと違ってましたもんね。

投稿: mushizuki | 2008年4月 7日 (月) 21時39分

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