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2008年5月

いい湯だな

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トホシオサゾウムシのようです。今までこんなゾウムシがいることを知りませんでした。


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トホシと言うのだから星が10個あるのでしょう。でも、この写真からは分かりません。今度見つけたら数えてみます。

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 甲虫』
(2008.5.27/小美玉市・旧美野里町)

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アリとその友達

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木にかかっている樹木名のプレートを裏返したらアリがいました。そんなアリたちと一緒にいたのがいもむし風の虫です。何かの幼虫には違いないでしょうが正体は不明です。どうやらアリたちとは仲良しの雰囲気。きっと何かを提供する代わりに護ってもらっているのかもしれません。じっくり見ると、とがった口吻を持っています。樹液を吸うようのに役立ちそうな形です。アリと仲良しと言えばアブラムシですが、果たしてこの虫もそうなのでしょうか? 体長は3〜4ミリあったと思います。アブラムシにしては大きすぎるような気が…


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こちらは白いアリ。朽ち木をひっくり返したところにいました。たぶんシロアリでしょう。シロアリにも種類があるようですが、図鑑を見たところ、ヤマトシロアリのように感じました。中央にいる頭部の大きな個体は“兵アリ”で、そのほかは“働きアリ”のようです。常に湿った材のなかで暮らすそうで、木造建築物の大害虫と図鑑に書いてありました。

確かに家で見つけたら青くなりそうですが、雑木林の朽ち木を土に戻す役割の一端を担っている虫であることも忘れてはいけないような気がします。


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これはオオクチキムシのようです。樹木名プレートの裏にいました。

●ヤマトシロアリ/Reticulitermes speratus
シロアリ目ミゾカシラシロアリ科

●オオクチキムシ/Allecula fuliginosa
コウチュウ目クチキムシ科

参考文献:小学館『図鑑NEO 昆虫』、山と渓谷社『フィールドブックス 甲虫』
(2008.5.23/阿見町)

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豆の害虫

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フタスジヒメハムシです。手持ちの図鑑に載っていなかったので、最近急速に増え出したハムシなのかもしれません。このハムシは大豆や小豆などのマメ科の農作物を食害します。農家から嫌われるハムシと言えるでしょう。昨年も大量に発生しているのを見かけました。今年はどうなのでしょうか? ちょっと心配です。


(2008.5.23/かすみがうら市・旧千代田町)

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とるに足らない虫ですが

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とる(撮る)に足らないなんて、虫に失礼です! せっかく撮影したので載せました。体長3〜4ミリの小さなハムシです。調べてみたらイネクビボソハムシのようでした。眼の周りが黒くなっているので、アイマスクをしているように見えます。う〜ん、かっこいいとは言えませんね。どちらかというとおもしろい顔です。


●イネクビボソハムシ
コウチュウ目ハムシ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 甲虫』
(2008.5.23/かすみがうら市・旧千代田町)

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シロヘリカメムシ

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最近、いろいろなカメムシを目にするようになりました。昆虫のなかでもカメムシは好きな種類なので、見つけるとついつい写真を撮ってしまいます。カメムシはかわいいと思うのですが、いかがでしょう?


●シロヘリカメムシ/Aenaria lewisi
カメムシ科

参考文献:全国農村教育協会『日本原色カメムシ図鑑 1』
(2008.5.23/かすみがうら市・旧千代田町)

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ダイミョウセセリとホソバセセリ

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両者はよく似ているので、この写真だけで見極めるのはちょっと難しいです。とは言うものの、ダイミョウセセリと決め込んでいる私。きっとそうに違いない、いやそのはず。ホソバセセリを確認したことがないので、はなはだ不安ですが…。

●ダイミョウセセリ/Daimyo tethys
セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 蝶』
(2008.5.23/かすみがうら市・旧千代田町)

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350年前の水道

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水戸にこんなところがあったのか!

以前から水戸に行くたびに「笠原水道→」という矢印のついた看板が気になっていました。ついこの前、その看板に導かれるように怪しげな道に足を踏み入れてしまいました。


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そこで目にしたのが写真のような場所です。

笠原(かさはら)は水戸市内にある町名のひとつです。その町の一角にあるのが笠原水道の水源。周りが雑木林になっている台地に囲まれた場所にあります。

笠原水道とは、黄門様こと水戸二代藩主・徳川光圀が命じて作らせたものです。完成したのは今をさかのぼること約350年前、寛文三年(1663)です。近世日本で18番目の水道だそうで、長さは10キロメートルに及びます。


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その水源地として選ばれたのが湧水量の豊富なこの笠原の台地でした。完成から250年間、下町の人々の生活を潤したということです。

水戸は自分にとって身近に感じていた土地ですが、こんな素晴らしい場所があったことは今まで知りませんでした。ここは蜘蛛観察にも絶好の環境のような気がします。今後も機会があれば足を運ぼうと思っています。

余談ですが、営業で外回りをしている人にとってもここは絶好の休憩場所です。サボって車のなかで寝ていても、素晴らしい環境が背徳心さえ忘れさせてくれるでしょう。メインの通りから離れている上、豊かに茂った緑が社名の入った営業車さえものの見事に隠してくれます。そうです、ここに集まった者たちは同志です。次の訪問の鋭気を養うためにも「集まれ、営業マンたち!」。

(私は営業マンではないので、仲間に入れてもらえないでしょうが…)

この日、すでに何人かの営業マンが集結していました。その勇姿を写真に収めておけばよかったかなぁ。


(2008.5.12/水戸市)

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約束の地へ

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先月の下旬、ひたちなか市(旧勝田市)の虎塚古墳に行きました。そのとき、次なる目的地として定めたのが「十五郎穴」です。その約束の地に、先日行ってきました。写真は虎塚古墳の隣にある資料館内部のレプリカ(虎塚古墳壁画)です。

これを見ると、私はなぜかアメリカインディアンを思い出します。聞いた話によると、日本人とアメリカインディアンにはいろいろと共通点があるとか。そんな噂が伏線となり、先入観が形成されているのかもしれません。


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こちらが十五郎穴です。スケールは小さいですが、海外の遺跡のようにも見えます。これが今から千年以上も前の奈良時代のお墓とは…。その頃から墓地というものがあったのですねぇ。これを見ると、死者を土に帰すというよりは保存するために作られたような感じがします。やっぱり、死者が蘇るとか魂がもどってくるというような思想があったのでしょうか?

穴には大小がありますが、これは体の大きさ(死亡時の年齢)の違いによるものなのでしょうか。栄養価の低い食料を食べ、しかも医者のいない時代ですから、かなりの子どもが低年齢で亡くなったことが想像できます。成人するには、健康な体と運が必要だったはずです。たとえ大人になったとしても寿命は短かったんでしょうね、きっと。


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そう思うと、私たちは恵まれた時代を生きているのかもしれません。ただし、今の時代が幸福なのか、豊かなのかは別問題。もしかすると、この地に埋葬された人たちの方が幸福だったかもしれません。

蜘蛛観察を趣味とする私としては、たいそう珍しいものがいるだろうと期待に胸を大きくふくらませていました。しか〜し、それほどでもありませんでした。見かけたのはウズグモばかり。ここにはかなりの数のウズグモが網を張っていました。


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いきなり話は飛びますが、これはツメクサの花です。いつもかがみ込んで見たりしないので、どんな花なのか知りませんでした。ナデシコ科と言われれば、何となくそんな気もします。


(2008.5.15/ひたちなか市・旧勝田市)

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ハムシ、ヨコバイ、ホタル

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左はヨツボシハムシです。右はわかりません。


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アワフキムシの一種かと思って、いろいろ検索しました。どうやらオオクロヒラタヨコバイのようです。あと一回脱皮すると成虫になりそうです。


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ホタルの仲間のようです。気になって調べたら、ベニボタル科のカクムネベニボタルに似ていました。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 甲虫』
(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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阿見の雑木林

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久しぶりに阿見町(あみまち)の雑木林を訪ねました。もう緑がかなり茂っています。天気にも恵まれ、とても気持ちがよかったです。

とてもいいことがありました。蛾をたくさん撮ったことです。ちょと幸せのお裾分けを…(ありがた迷惑かもしれませんが)。

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(2008.5.23/阿見町)

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そんな恐い顔しないでよ

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どう見ても怒っているように見えます。前回のシュレーゲルアオガエルとはまったく違います。キミの顔、恐い、恐いよ!


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しかし、とてもきれいです。全体の色もさることながら、背中の上部から下部に並ぶ青い篆刻のような列は、一つひとつがジュエリーのようです。な〜んて素晴らしいのでしょう(顔は怖いけど)。

名前が気になったので図鑑で調べてみました。絵合わせをした結果、ニワハンミョウらしいです。美しさで言うと普通のハンミョウの方が上かもしれませんが、ニワハンミョウもなかなかのものです。

●ニワハンミョウ/Cicindela japana
コウチュウ目ハンミョウ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 甲虫』、小学館『図鑑NEO 昆虫』

(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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シュレーゲルのまどろみ

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あまりにも幸せそうな顔をしていたので撮ってしまいました。昼下がりの草の上はとても心地よさそう。ほかにも何匹ものシュレーゲルアオガエルがうたた寝を決め込んでいました。皮膚が乾燥しないのか、ちょっと心配になります。それでも平気なのだから、シュレーゲルは日光浴が好きなカエルなのでしょう。

この顔を見て、カエルって表情のある生きものなんだと思いました。なかには嫌う人もいますが、今回の一件で「カエルが好き!」という人の感覚が少し分かったような気がします。


●シュレーゲルアオガエル/Rhacophorus schlegelii
アオガエル科

参考文献:山と渓谷社『ハンディ図鑑 日本のカエル』
(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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岩井に行ったら、化石を見よう

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前回からのつづきです…

せっかく坂東市(旧岩井市)まで来たのだから、自然博物館で開催されている企画展「化石はたのしい!」を見ていくことにしました。


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は〜い、注目! 楽しそうなポスターですね〜。これはお仕事のパートナーである“ぐりお”さんがデザインしたものです。このポスターの制作談話が、ぐりおさんのブログに書いてありますので、ぜひご覧になってください。な〜るほど、ポスターがこんな風に作られるのか…って秘密もチラリ。デザイナーの仕事の一端を垣間見ることができます。

自然博物館には広い庭があります。庭と言っても雑木林を含む自然公園と言った方がいいかもしれません。池や噴水があったり、遊具があったり、子どもたちが楽しく遊べる施設も充実しています。


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そんな園内で見つけたのが写真の虫。最初はゾウムシだと思ったのですが、カミキリムシのような感じ。でも、図鑑で調べたらやっぱりゾウムシのようでした。シロヒゲナガゾウムシらしいです。

お尻を木の割れ目に差し込んでいるところを見ると、どうやら産卵中のようでした。何の木かわかりませんが、立ち枯れた木にはたくさんのシロヒゲナガゾウムシが集まっていました。


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こちらはさっぱり分かりません。体長3〜4ミリくらいの小さな虫でした。


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これはカミキリムシのようです。シロヒゲナガゾウムシたちと一緒にいました。アトモンサビカミキリでしょうか?

(2008.5.18/坂東市・旧岩井市)

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菅生沼で植物観察

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コナラ、あるいはクヌギにも見えるこの木はマルバヤナギ(アカメヤナギ)だそうです。話によると茨城あたりが北限とのことでした。


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じつは昨日、坂東市(ばんどうし)の菅生沼で行われた自然観察会に参加。沼周辺の植物を見ながら、それぞれの植物に関する興味深い話を聞いてきました。そのひとつにヤナギに関する話がありました。

沼周辺にはマルバヤナギ、タチヤナギ、カワヤナギの3種のヤナギがあるとのことでした。そのなかで大木になるのがマルバヤナギです。ほかの2種は大木と呼べるほどにはならないらしく、タチヤナギなどは20年くらいで枯れてしまうそうです。

このあたりには希少な植物も多いというお話でした。写真も撮ったので具体的に書きたいところですが、珍しいものもあるようなので今回は紹介をひかえておきます。


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初めて訪れた場所なので、目に入るものが新鮮でした。変わった蜘蛛がいるのではないかと期待していたのですが、植物観察会で蜘蛛を探すのはいかがなものかと思い、蜘蛛探しは諦めました。


(2008.5.18/坂東市・旧岩井市)

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雨の森のアーチストたち…虫

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朽ち木に寄り添う一匹の虫。


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死しても色褪せぬ体。その輝きは何のために?


(2008.5.11/桜川市・旧真壁町)

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雨の森のアーチストたち…木の葉

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倒木に落ちた枯れ葉は時間とともに…


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ここに落ちたのは偶然なのか、運命なのか。
朽ち果てると言うには、あまりにも美しすぎます。


(2008.5.11/桜川市・旧真壁町)

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雨の森のアーチストたち…きのこ

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林道の途中には、こんな碑が建っています。


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おかしなものがアカマツの幹にくっついています。


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これはきのこの幼菌でしょう。まるでゴルフボールです。


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雫を抱いたきのこです。ゴルフボールが大きくなると…


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ツガサルノコシカケになるような気がします。


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さらに歩みを進めると…コケのなかに透明な糸が幾本も。白魚が泳いでいるようにも見えます。


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これはコケなのでしょうか、それとも菌類なのでしょうか?

(2008.5.11/桜川市・旧真壁町)

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雨の森のアーチストたち…コケ

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ようこそ、真壁のアカマツ林へ!

先日、小雨が降るなか雑木林に出かけました。そこには、美しいもの、おもしろいものがいろいろありました。


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岩を包む緑のコケ。


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近づくとこんなに色鮮やかでした。


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アカマツの根元にも。


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露に濡れて深い緑になっています。

雨の日の雑木林には、いつもと違う風景が広がっていました。


(2008.5.11/桜川市・旧真壁町)

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ねぇ、彼女 デートしない?

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彼女は拒否しているようです。聞いた話によると、メスが寝転がって腹部を上に向けていると交尾ができないとか。飛び回っているスジグロシロチョウのオスは彼女の好みではないようです。


●スジグロシロチョウ/Pieris melete
シロチョウ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 蝶』
(2008.5.3/小美玉市・旧小川町)

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シャガを食べるゾウムシと変なアリ

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この日は変な虫を見つけました。ひとつが写真のゾウムシ。シャガに何匹もついていて、一所懸命に花びらをむさぼっていました。見ると、体には乾いた土がこびりついています。土のなかから出てきたばかりのようです。


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こちらは小さなアリのようです。体長は5ミリくらいだったでしょうか。何アリなのかさっぱり見当がつきません。


(2008.5.2/小美玉市・旧小川町)

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はじける緑、胡麻つぶて

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パパパパ、パチッ

「くすぐったいなぁ〜、何するんだよ!」

蜘蛛を撮っていたら、何かが顔に激しくぶつかってきました。


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正体を探したら、ムラサキケマンの種子でした。


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本来はこんな豆の鞘に入っていますが、ちょっとふれると勢いよくはじけます。飛散する力はかなりのもので、40〜50センチは軽く飛んでいきそうです。


●オオシロカネグモ(幼体)/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

●ムラサキケマン/Corydalis incisa
ケシ科キケマン属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』、山と渓谷社『野に咲く花』
(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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くぐりたいな、花のトンネル

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もし私がハチだったら、この花のトンネルを行ったり来たりしてみたいです。ちょうど頭上にフジの花が垂れていたので、真下から撮ってみました。


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改めて見ると鉄骨組みの建物を思わせる構造です。紫のきれいな色に気をとられて、今まで気がつきませんでした。この空間って何か意味がありそうな気がするのですが…


(2008.5.8/小美玉市・旧美野里町)

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長靴をはいたいも虫

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ふっ、ふふふ…。思わず笑ってしまいました。なんとかわいらしい姿でしょう。太い足が長靴をはいているように見えます。しかも4足も。歩みを進めるたびに音が聞こえてきそうです。


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顔だっておもしろいです。ちっちゃな角をはやしています。

何と言う名前のいも虫か分かりませんが、おもしろいので撮ってみました。一番の特徴は何と言っても背中に生えた煙突のようなものでしょう。蛾になるのか、蝶になるのか、さっぱり分かりませんが、仕事に出かける前にいいものが見られました。


(2008.5.8/小美玉市・旧美野里町)

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カミキリムシは錆だらけ?

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久しぶりにカミキリムシらしいカミキリムシを見つけました。しかも一か所で二匹も。どちらもヒノキに巻き付いたツタウルシの蔓にいました。まずはこちらです。図鑑で名前を探したところ、ナカジロサビカミキリのようです。


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続いてはこちら。ワモンサビカミキリのようです。どちらも“サビ”がつきますが、言われてみれば鈍い色合いが錆の出た金属のようにも見えます。カミキリムシにはこのサビという名称がつくものが意外と多いのですね〜。

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス 甲虫』
(2008.5.2/小美玉市・旧小川町)

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乾いた崖に蛍の光

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青のような紫のようなきれいな花が咲いていました。名前が分からなかったので調べてみたら、ホタルカズラという花でした。花の色をホタルの光にたとえたそうです。

図鑑によれば珍しいものではないようですが、あまり見かけた記憶がありません。見つけた場所にはこの花しかありませんでした。


●ホタルカズラ/Buglossoides zollingeri
ムラサキ科イヌムラサキ属

参考文献:山と渓谷社『山に咲く花』
(2008.4.30/小美玉市・旧小川町)

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お化けだぞ〜

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落葉の下から鎌首をもたげた白蛇のようです。名前はギンリョウソウです。漢字で書くと銀竜草。たとえるなら白蛇ではなく銀色の龍ですね。

最近この花をよく見かけます。今ごろが開花時期なのでしょうか? 図鑑には5〜8月と書いてありました。ギンリョウソウは葉緑体を持たない腐生植物で、根に菌類が共生して菌根を作るそうです。別名で「ユウレイタケ」とも呼ばれています。


●ギンリョウソウ/Monotropastrum humile
イチヤクソウ科ギンリョウソウ属

参考文献:山と渓谷社『野に咲く花』
(2008.4.30/土浦市・旧新治村)

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新種のパッションフルーツ

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残念ながら果物ではありません。とっても身近な植物の一部です。画面のなかにヒントがあるので、勘のいい人なら分かるのではないではないでしょうか(私はたぶんこの写真だけでは分かりません)。

これは松(アカマツ)の雄花の開花前の姿です。子どもの頃から見ていたはずですが、私はこの写真を撮るときに改めて気づきました。見方によっては果物に見えますよね〜、いかがですか?


●アカマツ/Pinus densiflora
マツ科マツ属

参考文献:山と渓谷社『樹に咲く花 5』
(2008.4.30/土浦市・旧新治村)

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ちょっとアンタ、何なのさ、この写真

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いったい何が写っているのか分からない写真で恐縮です。よ〜く見ていただくと、手前のひょろ長い物体の中ほどに、白いものがぶら下がっているのがお分かりいただけると思います。


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こちらがその物体を撮影したものです。一応これでも花なのです。たぶんイネ科の植物だと思います。カヤツリグサ科ではないでしょう。

素人が手を出していけないのがカヤツリグサ科とイネ科です。この二種は数が多く同定も困難です。カヤツリグサ科などはそれだけ研究している専門家がたくさんいます。そんな人たちでさえ、ときには誤同定をしてしまうことがあるそうです。いかに難しいかが分かります。

そんなわけで、この植物は何であるかは分かりませんでした。「分からないなら載せるな!」と怒られそうですが、勢いで撮ってしまったので、勢いで載せてしまいました。スミマセン!


(2008.4.30/土浦市・旧新治村)

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野にたたずむ三人の女官

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シソ科のジュウニヒトエです。図鑑には名前の由来が書いてありました。花が幾重にも重なって咲くようすが女官の衣装に似ているからだそうです。また別の図鑑では「花びらの形そのものが十二単をまとった女性の姿に似ているから」という新説を披露しています。一般的には前者が定説になっています。どちらを支持するかは、見た人の印象でしょう。

もしこの花がひとひらずつ、はらりはらりと散っていくのなら、前者を支持します。単を一枚ずつ脱ぎ捨てるような感じがするからです。実際に散るようすを見たことがないのでなんとも言えませんが、前者の方が優雅な雰囲気があっていいですね〜。


●ジュウニヒトエ/Ajuga nipponensis
シソ科キランソウ属

参考文献:山と渓谷社『野に咲く花』『野草の名前・春』
(2008.4.30/土浦市・旧新治村)

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地方豪族に呼ばれました

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先日、ひたちなか市で打ち合わせがありました。その帰り道で見つけたのが「虎塚古墳→」という看板。

「虎塚古墳かぁ…」

「前から行ってみたいと思っていたんだよね」

「ちょこ〜っとだけ行ってみる?」

「なにか変わった蜘蛛がいるかもよ〜」

「そうだな、行ってみっか」

「よ〜し、行こう、行こう!」

頭のなかで、こんな会話が繰り広げられていました。車に乗っているのは自分一人。私は衝動的な行動を起こすことがたびたびあります。


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こちらが古墳です。わりと小規模な前方後円墳ですが、なかに石室があって彩色壁画が描かれています。


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石室の入口と、内部を紹介した看板です。
そう言えば歴史の教科書に出ていたような記憶もあります。日本で最初に石室内の科学調査がされたのがこの古墳なのです。日本史のなかでも重要な古墳なのですが…人々の記憶から忘れられているような気がしてなりません。生まれて初めて見にきましたが、壁画を見ていないのにちょっと感動。1,300年以上前のものがこうして残っていることが奇跡に思えます。(石室内部は年2回の公開なので、いつでも見られるわけではありません)

説明の看板には、7世紀中頃にこの地で勢力をふるっていた豪族の墓であることがわかったと書いてありました。なんでも、東日本では彩色壁画の描かれた古墳は珍しいそうで、茨城・宮城・福島県などで発見されたもののなかでも、多様さと特異性の点で他に類がないそうです。


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古墳の近くにはシオヤトンボがいました。そう言えば昨年の春にも見た記憶があります。大きなトンボのなかでは一番早く姿を現すような気がします。


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この日は蜘蛛探しがほとんどで、ほかのものはあまり目に入りませんでした。でも、ちょっと変わった虫を見つけたので報告します。アリのようなハチのような虫です。体長は4〜5ミリで、落葉の上を歩いていました。翅はありませんが針のようなものがお尻についています。産卵管でしょうか? 

アリなのかハチなのかはっきりしてもらいたいところ。触角を見る限りハチであることは間違いなさそうです。でも、名前はさっぱり分かりません。


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あっ、そうそう、アリも撮りました。触角の部分を見比べてみてください。これから判断すると、上で報告した虫がアリではなさそうだという根拠がわかってもらえると思います(眼の形状や付き方もぜんぜん違いますし)。


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今回の最大の収穫はこの蜘蛛です。ミヤグモと言います。ご覧になったことありますか? じつは、この蜘蛛は眼が6つしかありません。そのことについては、別ブログ(恐怖の蜘蛛ブログです)に書いてありますので、よろしかったらどうぞ〜


(2008.4.26/ひたちなか市・旧勝田市)

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