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笑う大仏様

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アカスジキンカメムシの終齢幼虫だと思います。少し前に脱皮をしたのでしょうか、まだ完全に体が固まっていないようでした。正面から見ると、螺髪の大仏様が思いっきり笑っているように見えます。


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成虫も見たかったなぁ…と思っていると、近くにいました。とてもきれいです。


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どんな匂いがするのか、手に持ってみました。あのカメムシ独特の匂いはしましたが、それほど強くありませんでした。友人の話によると、アカスジキンカメムシの匂いはむせるほど強いらしいのですが…。まだ羽化したばかりなのか、友人が言うほどではありませんでした。確かに普通のカメムシよりずっと体が大きいので、強力な匂いがしてもおかしくはありません。


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葉の上に戻してあげるととたんに飛行体勢をとりはじめます。上の固い翅を閉じたまま薄い翅を羽ばたかせています。アカスジキンカメムシがこのように翅を使うとは知りませんでした。カナブンなどと同じなんですね〜


●アカスジキンカメムシ/Poecilocoris lewisi
キンカメムシ科

参考文献:全国農村教育協会『日本原色カメムシ図鑑 1』
(2008.6.4/笠間市・旧友部町)

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昆虫」カテゴリの記事

コメント

小楯板かもしれませんね。
マルカメムシもそうですが、カメムシの仲間は小楯板が異常に大きくなっていることがあるようで、上翅のように見えているのが、実は巨大化した小楯板ってことがあるみたいです。こいつも上翅がくっついたにしては、会合線の痕跡らしきが見えませんので、私達にエリトラ(翅鞘)として見えているのは小楯板ってことはないでしょうか?
それと飛翔するときに上翅も下翅も使っているのかどうかは判りませんが(^.^)

投稿: takao_bw | 2008年6月14日 (土) 02時32分

takao_bwさん、こんにちは。

小楯板ですか。思いつきもしませんでした。

図鑑で見たら、アカスジキンカメムシの小楯板がどれだかわかりませんでした。あの見慣れた小さな逆三角形の形状ではなさそうです。

たぶん、近いうちにまた見る機会があると思うので、じっくりと観察してみます。そのときは、ちょっと我慢してもらって、硬い翅を持ち上げてみます。

投稿: mushizuki | 2008年6月14日 (土) 12時56分

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