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妊婦ではなく、ニンフでもなく

早朝のドライブインにはいろいろな虫がいます。夜間の照明があるせいでしょうか、飛来した数多くの虫のなかには、そのまま残っている個体が見受けられます。ほとんどが嫌われ者の蛾類ですが、たま〜にクワガタムシやカブトムシなどのお宝級の虫もいたりするので、それを目当てにやってくる子どもたちもいます。

前置きが長くなりました。
やってきたのは茨城県の北部、常陸太田市(旧里美村)です。ここには「道の駅」と呼ばれる観光案内所と物産販売所を兼ねたような休憩施設があります。そこでみつけたのが下の虫。カゲロウの仲間のような感じです。


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翅は濃いグレー、尻尾(専門用語でテイルと呼ぶみたいです)は2本、脚は一番目が黒っぽくて二番・三番目は明るい色です。手持ちの図鑑をあれこれ調べた末、チラカゲロウではないかと判断しました(注意:素人のため、間違いの可能性は大)。

話は変わりますが、フライフィッシングをする人たちの間では、ニンフという呼び方があると聞きました。ニンフとは精霊とか妖精とかを意味する言葉らしいです。じつを言うと、自分は写真のようなカゲロウの姿をニンフというのかと思っていました(羽が生えているところなど、いかにも妖精っぽいですもの)。

ところが、フライフィッシングで言うニンフとは、幼虫のことだそうです。川の石の下で這い回っているあの幼虫たちを妖精と呼ぶのは意外でした。それにしても、なぜ成虫でなく幼虫をニンフと呼ぶのでしょう? 不思議ですね〜。きっと何か深いわけがあるのでしょう。


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さて、おまけと言っては何なのですが…こちらはトビケラのようです。図鑑を見てみたところ、ヒゲナガカワトビケラが一番似ていました。


●チラカゲロウ/Isonychia japonica
チラカゲロウ科チラカゲロウ属

●ヒゲナガカワトビケラ/Stenopsyche marumorata
ヒゲナガカワトビケラ科ヒゲナガカワトビケラ属

参考文献:つり人社『水生昆虫ファイル 1・2』
(2008.7.26/常陸太田市・旧里美村)

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