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2008年11月

“ケムンパス”っていたよな〜

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何の漫画に出てきたか忘れてしまいましたが、ケムンパスという毛虫がいたことを思い出しました。その漫画にはニャロメという猫も出てきたような気がします。あれは何というタイトルでしたかね〜。まさか「ニャロメ」ではないとは思うのですが…。え〜っと、「おそまつくん」かな、「もーれつ、ア太郎」だったかしら。

そのケムンパスが登場するとき、写真のような感じで上から降りてくるのです。こりゃなんだ? と思わせる写真ですが、実物はどんぐりです。蜘蛛の糸がうまく引っかかっているようです。

じつは、このようなどんぐりを続けざまに2つ見かけたので、なぜか気になって撮っておいたわけです。これって、偶然の産物なのでしょうか、それとも虫や蜘蛛が意図的に仕掛けたものなのでしょうか。偶然にしては出来過ぎのような気がするのです。

可能性としては、ジョロウグモの網にたまたまどんぐりが引っかかったことも否定できません。ジョロウグモは樹木間に大きな網を張りますから。しかもいるところには、わんさかいますので…。


(2008.11.23/つくば市・つくば植物園)

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ネコは元気だ

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蜘蛛をあまり見かけなくなりました。寂しいかぎりです。かろうじて寒さに耐え抜いたジョロウグモが、わずかに生き残っています。そんなジョロウグモを横目に、元気に飛び跳ねている蜘蛛がいました。ネコハエトリです。

ハエトリグモの仲間には、厳寒の頃でも姿を見かけるものがいます。もちろん、ぽかぽかと温かい日のことですが…。そんなことを思い出し、ハエトリグモがとっても身近な存在に思えてきました。こんな地味な服装ですが、なかなか愛嬌のある奴なんですよ〜。


(2008.11.23/つくば市・つくば植物園)

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黄色いスライム

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スライム。懐かしいですね〜、今でもあるんでしょうか? 子どもの頃、どろりとしたゼリー状の玩具が売り出され、評判になりました。玩具とは言いましたが、正直なところ玩具とは呼びにくいものです。正確にはゼリー状あるいは自由に変形するゲル状の“物体”と言った方がいいかもしれません。


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ときに人間は、不気味な物体に異常な興味を示すことがあるようです。気味が悪いのにさわってみたい…そんな衝動に駆られるのは好奇心おう盛な子どもたちだけではないと思います。大人たちだって、ほら。こんな物体に興味を持ちます(えっ、私だけ?)


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むふふ、どう見てもこれは粘菌(変形菌)でしょう! やった〜、見つけたよ、生きてる粘菌。嬉しさのあまり、知り合いにメールしちゃいました。そしたら彼、すぐにやってきました(教えた私もちょっと嬉しかったりして…)。いや〜、レスポンスいいですね〜。じつは彼も粘菌大好きなんです。その彼、粘菌ブログはじめたみたいなので、見に行ってみてください(ちなみに私もきのこブログで粘菌の子実体を連載中です)。


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見つけたのは、転がっていた朽ち木のなか。こんなところをひっくり返したり、なかを覗き込んだりするのはどうかと思いますが、私はよくやっています。特に目的はなく、「何かいないかな〜」という軽い気持ちからです。まぁ、こんなところにいる方もいる方ですが、見つける方も見つける方です。あきれた者同士の出会いでした。


(2008.11.23/つくば市・つくば植物園)

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セミじゃないよ。これでも蛾なのさ

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へんな虫を見つけました。透明な翅を持っていますが、蛾のような雰囲気が…。う〜む、きっと蛾に違いないと確信。そう言えば、透明な羽を持ったスカシバという蛾がいたことを思い出しました。きっとその仲間に違いないだろうと予想。

ところが、図鑑で調べてみるとミノウスバのようです。スカシバガ科の蛾ではありません。この蛾はマダラガの仲間でした。「へぇ〜、そうなんだ〜」って感じです。


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ご覧のように産卵中のようでした。卵には細工が施されています。粘着性のある毛のようなものがくっついていました。これって保温効果を高めるためにあるのでしょうか。それとも卵が脱落しないための接着剤なのでしょうか。蛾の卵のなかには不思議な仕組みを持ったものがあるんですね〜。

11月22日に続いて、23日も植物園をふらつきました。ですので、植物園シリーズは継続します。


(2008.11.23/つくば市・つくば植物園)

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キングばなぁ〜な

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巨大な食虫植物に見えそうなこの花は、なんとバナナの花! (あれっ、もしかして花じゃないのかな?)

えっ、どこがバナナになるんだぁ…と不思議に思います。じつはこの物体がバナナになるのではありません。


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ほら、バナナは上の方になっています。ふ〜ん、こんな風に実がなるんだぁ…とお勉強になりました。ちなみにプレートには「キングバナナ」と書いてありました。実があんなところにあるということは、赤いのは花じゃなさそうですねぇ〜。じゃあ、いったいアレは何なんでしょう?


(2008.11.22/つくば市・つくば植物園)

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幹から花咲き、瘤とり爺さん

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いきなり幹から花柄を伸ばし、咲き乱れています。


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これ、カカオの花だそうです。初めて見ました。


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これが実です。まるで瘤のようです。チョコレートで有名なガーナには、こんな実がいっぱいなっているのでしょうか? でも、これだけじゃチョコの味はしないんでしょうね、きっと。

中身を見てみたいですが、「さわっちゃダメ」という看板が目の前にあったので、ふれることさえできませんでした。まさに“禁断の実”です。

植物園シリーズはもうちょっと続きます。


(2008.11.22/つくば市・つくば植物園)

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なんとなくフラグミペディウム、そしてクリオネ

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らん、ラン、蘭…。つくば植物園では、もうすぐラン展が始まるそうです。それに先立って、ブログでラン展を! (と言っても数種ですが)

こちらはフラグミペディウム ロンギフォリウムです。ちなみにランについてはチンプンカンプンです、私。名前はプレートに書いてあったものを丸写ししているだけですので、決して質問はしないで下さい。ランについて知りたい方は私の友人のブログにどうぞ〜(勝手に紹介しちゃいました。ぐりおさん、すみません。あとはよろしく〜)。


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お〜、これはラン界のクリオネでは? プレートがなかったので名前がわかりません(ぐりおさん、ヘルプ!)。

おしいな〜、ピントゆるゆる〜。微妙にぶれてます(いつものことですが…)。


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これは何でしょう? 玉、いや種袋でしょうか。いや、やっぱり花なんでしょうね〜。プレートには、スタンホペア・イェニシエナと書いてありました。Oh、さっぱりワカリマシェ〜ン。


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こちらは何となく見覚えのある花の形。そうです、カトレアです。これなら私にもわかりそうです。正式な名前は、カトレア・ボウリンギアナだそうです。


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おぉ〜っ、カーリー、カーリーじゃない! ひさしぶり〜(えっ? 何言ってるの)。いや、ちょっと巻き毛のかわいい女の子に見えたもので…


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このラン、パフィオペディルム・サンデリアヌムと言うそうです。サンデリアヌムってシャンデリアのことですかね〜。そう言えば、シャンデリアってもともとどういう意味なんでしょう? ぶら下がるとか、垂れ下がるってことかしら。

そうそう、このランは世界一の花だそうです。何が世界一なのか、クイズにしたいところですが…。写真を見ればわかりますよね。その答は、花の長さで〜す。

ほんのちょっと温室を見て回っただけですが、けっこう楽しめました。つくば植物園いかがでしょう? 寒い冬でも、温室はあったか、しっとり。もうすぐラン展も始まりますので、お近くの方はぜひお出かけ下さい(ちなみに私は植物園の職員ではありません)。


(2008.11.22/つくば市・つくば植物園)


*11月24日追記
ランに詳しい友人のぐりおさんからコメントをいただきました。クリオネみたいなランはマキシラリア・ルテオかもしれないとのことでした。なお、サンデリアヌムというランは、発見者の名前が元になっているそうです。シャンデリアとはまったく関係がありませんでした。あ〜勘違い。

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しまうま葉っぱ

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植物園にはへんな葉っぱがいっぱいです。たとえばこれ。


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ショウガ科のグロッバ属の一種と書いてありました。ふ〜ん、どう見てもショウガの仲間には思えませんね〜。


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これは以前にも紹介したような記憶が…。きれいな葉っぱなので、また撮ってしまいました。


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クズウコン科のトラフヒメバショウというそうです。ブラジルからやって来たみたいです。


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ちょっとピントが甘いです。失敗、失敗。


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シマウマみたいな葉っぱですね〜。名前はトラフアナナス。パイナップル科の植物と書いてありました。言われてみればそんな気にもなってきました。ベネズエラからギアナ(仏領)にかけて分布しているようです。

というわけで、本日は用事があってつくば植物園に行ってきました。ほかにも撮ってきたので、つづきは次回に。


(2008.11.22/つくば市・つくば植物園)

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風景写真はキライだ〜

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さて、今回の撮影ツアーの報告も最終回となりました。最後は花貫渓谷にある「名馬里ケ淵」の風景写真。ここはモミジがいっぱいあって、絶好の撮影ポイントと呼べる場所です。


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ツアー参加者たちは思い思いに構図を考え、頭の中で絵づくりしているようすでした。

さて、私も考えました…。いや〜、何も浮かびません。やはり風景写真にはかなり苦手意識があります。虫や草花、蜘蛛、きのこばかり撮っているので、広い絵づくりができませ〜ん。撮影対象が明確な「こんな虫がいた」という証拠写真なら迷いはしないんですが…


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広くとろうとすると、何を訴えていいのやら。それに、何を撮りたいのかも見定められません。というわけで、こんな写真になってしまいました。

「なんじゃコレ?」的な構図。視野を狭くして虫や蜘蛛を覗き見る感覚で、紅葉をとらえてみました〜。はぁ〜あ、紅葉の魅力がまったく伝わってきませんね、この写真。でも、チラリズムということで自分を納得させました。


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結局、地衣類に覆われた幹の写真。自分はこんな風景がかなり好きであることがわかりました。出来、不出来は別にして、このようなシーンを記録すると何となく心が落ち着くのでした。


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「天にあるばかりが紅葉ではなく、地にあるのも紅葉である」。そんなことを言った人がいるかいないかわかりません。いつも虫や蜘蛛、きのこばかり探しているので、上よりも下を探す習性が自分にあることに気付きました。まるで腹を空かせた獣のようです。


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名馬里ケ淵に来たのに、肝心の名馬里ケ淵の写真を撮るのを忘れていました。急いで撮ってきたのがこの写真。「オイオイ、何これ?」。情緒も何もない記録写真です。

慌てていたので三脚を置き忘れてきました(使わないのに持ち歩くな! 結局一度も使わなかっただろ!)。じつを言うと、次の撮影地に行ってから気付き、三脚を取りに引き返してもらいました。みなさん、ご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。


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最後の撮影地、「さくら公園」です。その名のとおり、サクラの木がいっぱいでした。春先には、それはそれは美しい風景が目の前に現れるに違いありません。でも、今は秋。

賽の河原か、黄泉の国か…寂しげな風景が目の前に現れました。でも、こんな風景が好きなんです。川面から靄など立ち上っていれば最高なんですが…


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最後の最後に、虫の写真を撮りました。撮ったことさえ忘れていたハチです。図鑑を見たら、キイロスズメバチのようでした。意外とちっちゃい印象です(いや、こんなもんだろ?)。体長は20ミリくらいだったでしょうか。

以上で県北撮影ツアーの報告はおしまいで〜す。次回はどこに行くのか? 今から楽しみにしています。あっ、そうそう、今回の撮影ツアーのようすは小口さんのホームページでもご覧いただけます。当日は雨に見舞われながらも、和やかな雰囲気の楽しい一日でした。


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その11]
(2008.11.16/高萩市、名馬里ケ淵・さくら公園)

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足元に紅葉

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紅葉は高い木の上ばかりではありません。

よく見れば足元にも…

ゲンノショウコでしょうか。花よりも華があるかもしれません。


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これは何でしょう? なぜかシソ味の漬け物を思い出しました。


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北茨城市から高萩市に移動して、国道461号に出ました。そこにあるのは物産販売所「ゆずりは」。そこでお昼となりました。

この撮影ツアーの魅力は、それぞれの訪問地でご当地のものが食べられること(そばが多いですが)。なんと、ツアーの参加料3,000円に食事代も含まれているんです。主催者の車でいいところに連れて行ってもらって、ご飯を食べて、みんなとワイワイ楽しく撮影。これって、ちょっとした旅行、いや楽しい遠足だと思います。「小口さ〜ん、これで割に合うの?」って、ちょっと心配になります。ま、小口さん自身も楽しんでおられるようなので、よしとしましょう。


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さて、お次は高萩市の花貫渓谷。「名馬里ケ淵」という名勝に立ち寄りました。やはり足元には紅葉。紅葉全体の風景もいいのですが、どうしてもこのようなシーンに目がいってしまいます。


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紅葉と言うと色づいた葉っぱが主役ですが、私はどうしても幹を写したくなります。幹があって枝葉があり、その先に紅葉…


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その幹に地衣類が付いているほど魅力的です。人によっては「汚い」と思うでしょうが、地衣類があってこそ美しいと思います。


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こんなシーンなど、夢中になって撮ってしまいます。こうして見ると、枯れ葉色と地衣類の緑って、すごく調和していると感じます。


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名前まではわかりませんが、ハナゴケ科の地衣類だと思います。


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その10]
(2008.11.16/北茨城市、高萩市・名馬里ケ淵)

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バナナの大安売り! リンゴもあるでよ〜

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なんてタイトルでしょ、もう少し気の効いたこと思い浮かばなかったのでしょうか? ここは、花園渓谷から高萩市へ移動する途中に立ち寄った場所です。


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バナナを買いに来た人ではありません。撮影ツアーに参加された方です。お間違えのないように。


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柄にもなく、イメージ写真っぽいのに挑戦してみました。紅葉を撮影するときには、背景がちょっと暗い方がいい感じに写るような気がしました。偶然思いついたので、撮影のセオリーかどうかはわかりません。

それにしても何とかならないものでしょうか、選択眼の悪さ。先端の葉っぱがいけませんねぇ。黒く変色してるじゃないですか! 「ファインダーを覗いたときに気がつけよ」って感じですよね。どの葉っぱを撮るかという目利きは、いい写真を撮る上で絶対必要だと思います。ただし、私の場合はその遺伝子が欠落しているので、どうしようもないんです。なにせ、せっかちなもので…


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その9]
(2008.11.16/北茨城市)

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湯けむり旅情

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べつに温泉が出ているわけではないのですが、なんとなく…

鹿とか熊もいそうな雰囲気ですが、茨城の山にはどちらもいないでしょう。いるのは猪や狸、もしかしたらヤマネはいるかもしれません。ヤマネってかわいいですよね〜。飼ってみたいと思いますが、ちょっと無理でしょう。


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色とりどりの広葉樹がいいですね〜。これで青空が出ていれば最高なのですが、残念ながら小雨混じりの空模様です。

こうして見ると、確かに紅葉は美しいものです。ところが、自分はこんな風景を見ると食パンに生えた色とりどりのカビを思い出してしまうのです。なぜでしょう? 


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その8]
(2008.11.16/北茨城市・水沼ダム)

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青の曲芸師

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どこらへんで出そうか悩みました、蜘蛛の写真。今日は3つ更新する予定なので、真ん中にはさんでみました。

こちらはコガネグモ科のアオオニグモ。青と言いますが、どう見ても緑です。昔は緑のことを青と表現した云々とどこかで耳にした記憶があります。そんなここともあり信号の緑を青というのだとか…。

さて、このアオオニグモは何をしているのでしょう。蜘蛛に聞いてみないと本当のことはわからなそうです。それにしても美しい蜘蛛です。私、このアオオニグモはけっこう好きです。ちなみに、茨城県南部でもよく目にします。珍しいとは言いませんが、個体数はそれほど多くないです。


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こちらはアシナガグモ科のメガネドヨウグモです。茨城県南部では、山の方に行くとよく目にします(平地にもいます)。


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サラグモ科の蜘蛛であることは間違いありませんが、種名までは確定できません。近くにはユノハマサラグモの幼体がたくさんいましたが、写真の蜘蛛だけ明らかに模様が違っていたので撮っておきました。いったい何サラグモなのでしょう?


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その7]
(2008.11.16/北茨城市)

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うーぱーるーぱー

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新種のウーパールーパーかも…
アルビノではなく色がついています。しかも、かなり巨大です。眼がオレンジで、えらがピンク。なんと、背骨が透けて見えますね〜

というのは冗談です(言わなくてもわかりますよね)。


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実物はこちら。なんてことはない風景写真です。


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場所は花園渓谷へ向かう手前にある「水沼ダム」です。山から蒸気が立ち上っていたりして、しっとりした雰囲気の場所でした。冬になったらきっと氷が張るのではないでしょうか。ひょっとして、アイススケートができたりして? いくら茨城の北部でもそれは無理かもしれませんね。


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その6]
(2008.11.16/北茨城市・水沼ダム)

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ダダ

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子どもの頃に見たテレビ番組「ウルトラマン」に出てきた怪獣にダダという名のものがいました。これを見たときに、突然そのことを思い出したわけです。見方によっては、古代の象形文字の羅列にも思えるかも…

それもそのはず、これはたぶんモジゴケと呼ばれるものの一種ですから。正式な名前はわかりませんが、モジゴケ科の地衣類であるのは間違いないでしょう。地衣類とは菌類と藻類が共生したものだそうです。コケという名前がついていますが、コケ類とは別ものです。


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この地衣類が付いていたのはこの木。樹木に限らず石や岩、コンクリートにいたるまで、地衣類は身の周りにたくさんあります。でも、ほとんどの人は興味がないでしょう。ですので、こんなものを写真に撮っていると、近くを通りかかった人に訝しがられます。なるべく人目につかないように撮影しているのですが、ときどき「何を撮っているの?」と質問されることがあります。これが憂鬱になる瞬間です。嘘をついても仕方ないので、正直に言います。すると、たいがいの人は無言で立ち去っていきます。しばらくの間を置いて、そこに取り残された孤独感が妙にやるせなくなることがあります。しかし、私はそんな試練を乗り越え、これからも地衣類を撮り続けていくのです(たぶん)。


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その5]
(2008.11.16/北茨城市・花園渓谷)

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紅葉とコケ

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おっ、無造作に突き立てられた看板がいいですねぇ。縁にギザギザが刻んであるところがポイントでしょうか。

それでは、いよいよ本格的な渓谷の写真…といきたいところですが、風景写真の苦手な私はほとんど渓谷の写真を撮っていません。例によってコケの写真ばかり撮ってしまいました。


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まずはこれ。コケには蘚類、苔類、ツノゴケ類とあるようですが、この写真のものは苔類っぽい雰囲気ですね〜。いやいや、私の言うことなど当てになりませんよ。くれぐれもご信用なく…。えっ? もちろん、名前なんてわかりません。


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ときには水に沈んだ紅葉などもいいものです。


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岩場にはフォトジェニックなコケたちがいっぱい。とても幸せです。


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赤いモミジもちらほら。当てずっぽうですが、コハウチワカエデでしょうか? じつはこの葉っぱ好きです。なんとなく安定感のある形に好感を持ちます。


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ずいぶんとひょろ長いコケです。


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こちらのコケは“さく柄”が伸びてますね〜。


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う〜ん、サンショウウオでもいそうな感じです。


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しかし、いろいろなコケがあります。


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こちらのコケはてっぺんから“さく柄”を伸ばしています。


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上を向けば、紅葉の舞台裏が目に入ります。ライトテーブルでスライド写真を見ているような気分です。


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もじゃもじゃのコケです。


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このコケはまとまって生えていました。


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このコケ、線香花火の終わりをイメージさせます。


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おっ、日が射してきました。やっぱり光があると紅葉もきれいですね〜。


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撮影したのはこんな滝の周辺でした。


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その4]
(2008.11.16/北茨城市・花園渓谷)

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意図のよくわからない写真

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意図と言っても蜘蛛の糸。ピントがどこに来ているのかわからない微妙な写真です。もっときれいに撮れたら良かったのに…。主人公(蜘蛛)がいないところも、また寂しいもんです。


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おっと、意外なもの発見。きっとこりゃぁ蘭ですぜ、旦那!

見るからに着生ランらしき形態です。素人のあっしにはよくわかりませんが、カヤランでしょうか?


●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その3]
(2008.11.16/北茨城市・花園渓谷)

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赤が好き? 黄色が好き?

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紅葉は、駐車中の車さえ美しいオブジェにしてしまいます。これが鳥の糞だったら大惨事! ドライバーはきっとティッシュですぐさま拭き取ることでしょう。でもね、紅葉だとちょっと雅な気分。風で吹き飛ばされるのを待ちましょう…って、風流な心持ちにもなりますよねぇ。


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木々の間から煙(水蒸気)が上がっています。こんな絶好のチャンスにも関わらず、平凡な写真しか撮れません。目の付けどころが悪いと言うか、構図に工夫がないと言うか…何を言いたいのかわかりませんね、この写真。だから風景写真は苦手です。


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黄色いモミジです。たぶんイロハモミジではないでしょうか。


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こちらは赤。中央の大きい葉はウリハダカエデでしょうか。周りはやはりイロハモミジ? 赤と黄色があるのでしょうか?


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さて、主催者(小口さん)はどんな写真を撮ったのでしょうか、気になるところです。カメラにタオルをかぶせていたので、まるで雪で作ったかまくらのなかから覗いているような写真になりました。そういえば、葉先からしたたる水滴を撮っていたような、いないような…。気になる方は、このブログのリンクにある「カメラマンのお仕事日記」か、こちらに写真が掲載されると思いますので行ってみてください。

●県北撮影ツアー/花園渓谷・花貫渓谷編[その2]
(2008.11.16/北茨城市・花園渓谷)

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見よ、このブレブレ写真を

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さ〜、始まりました。県北撮影ツアー第二弾です。今回も小口写真事務所さんの主催する、北茨城市の花園渓谷、高萩市の花貫渓谷の撮影ツアーに参加させていただきました。ちなみに開催日は昨日、11月16日。

雨が降るなか、猛者どもたち(紅一点の麗人は除く)は三脚担いで山の中に入って行きました。まるでマタギのようです。蓑ならぬビニールのカッパを身にまとい、手ぬぐい、いや、タオルを腰に巻き(巻いてないって!)。その勇ましい姿を本当はお見せしたいところですが、肖像権の関係上、上のブレブレ写真になりました。

写真の一部からも読み取れるように、一同が出かけた先は「七つ滝」と呼ばれる名勝地です。


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この写真を見ればやる気のなさは、一瞬にして見抜かれてしまいます。そのと〜り、私は貴重品を守るため(ウソ、ウソ!)車内待機を決め込んだのでした。というわけで、車を停めた付近の風景を2〜3枚撮っただけです。

最初に、思いっきり言い訳させていただきます。これは美しい写真を撮ろうと思って撮ったものではありません。何と言うモミジなのかなぁ〜と思って撮っただけです。たぶん、イタヤカエデかオニイタヤではないかと思います。とにかくこの葉っぱはいたるところに落ちていました。


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こちらは車を停めた近くにあった小さな滝です。とても暗かったので、シャッタースピードはかなり遅め。したがって手ブレと水の流れがいい感じになってます(ホントかよ!)。このような写真を撮るコツは、三脚を使わずに手持ちで撮ること(よい子は真似しないでね)。な〜んて、冗談も休み休み言えよって感じですね。

この3枚を撮って、身の危険(どんな?)を感じたので車内に撤収。濡れた体からムンムン熱気を発散させ、窓ガラスを思いっきり曇らせました。しばらくすると、マタギたちは獲物を手に、濡れ鼠になって帰ってきます。「良かった〜、いい写真が撮れた〜」と口にする一同。その満足げな表情を見るなり、後悔の念がわいてきました。かなり悔しかったので、マタギの一人(ではなく麗人)に撮ってきた写真をモニターで見せてもらいました。「うっ、行けばよかったかも…」。

でもね〜、傘もカッパもないんですもの。カメラが壊れるのは目に見えていたので、行けませんでした。グスン。

私が行かなかった風光明媚な場所がどうしても見たい! という方は…

主催者である小口写真事務所さんのブログホームページ、ならびに参加者のお一人であるららさんのブログへどうぞ〜


(2008.11.16/北茨城市・花園渓谷)

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こんなところにこんな虫が

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え〜っ、うっそでしょう。コケの上にカメムシ〜。ホントです。いたんですよ、こんなところに。


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お名前は…よくわかりませんが、ヒメツノカメムシのように思えます。清流の岩場の上ばかりでなく、林道沿いのシダの葉の上などにもいました。


さ〜て、何回続けたか忘れてしまいましたが、今回を持ちまして県北撮影ツアーの報告を終了いたします。次回からはまた県北撮影ツアー第二弾をお届けします。じつは、本日再び県北撮影ツアーに参加してきました。寒いのと雨が降っていたということもあり、虫はまったく撮影していません。それじゃぁ何を撮ってきたのかって? え〜、珍しく風景などを撮ってきました。次回からは訳の分からない風景写真など飛び出しますので、心して見てください。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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うぐいす色に見える蜘蛛

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なぜか清流のあるところに行くとこの蜘蛛を見かけます。自然度の高い場所に生息する種らしいです。なんだか「山が好きだ」と、この蜘蛛は言っているような気がします。

そうそう、「蜘蛛なんてどうでもいいじゃな〜い」と多くの人は思うでしょう。でも、世の中にはそんなものを見ている人もいるのです。

まさに、どうでもいい話でした…。あっと、忘れました。この蜘蛛の名前ですが、きっとスジアカハシリグモだと思います。たぶん、ご存じの方は少ないと思います。ましてや、見たことがある人などなおさらでしょう。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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キンポウゲの仲間でしょ?

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きのこや蜘蛛にばかり興味を持ってしまうので、植物はからっきしダメです。最初見たときにはウマノアシガタかキツネノボタンと思いました(どちらもキンポウゲ科)。ところが、図鑑を見ると、ウマノアシガタとは花の構造がちょっと違います。まして花期は4〜5月。この時点で間違いが濃厚となりました。

では、キツネノボタンかというと…。どうなんでしょう? 微妙です。ちょっと自信がありません。ヤマキツネノボタンという花もあるそうなので、もしかしたらそちらでしょうか。

結局、なんという花なのかはわかりませんでした。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)


*11月16日追記
ぐりおさんよりコメントをいただき、バラ科のダイコンソウであることがわかりました。教えていただきありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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図鑑に載っていない蜘蛛

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たまにはホットな情報も…

昨日、お昼休みに公園で見つけた蜘蛛です。「カメラ持っててよかったぁ〜」とつくづく思います。えっ? なぜかって、それは幻の蜘蛛だからです。

詳しくは蜘蛛ブログ「クモ探検隊」でご報告しておりま〜す。


(2008.11.13/つくば市)

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葉っぱにトゲ

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県北撮影ツアーで訪れた大滝。その周りにはこの葉っぱがいっぱいありました。チラリと見て、チドメグサの仲間だろうと思ったのですが…


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よ〜く見ると、葉っぱの表面に細かなトゲがあります。あら〜、いったい何と言う植物でしょう? さっぱりわかりません。とにかく、チドメグサではなさそう。あちこちにたくさん生えていたので珍しいものではないはずです。そんなありふれた植物さえ知らない自分。「自然に興味がある」と、のたまうわりには、な〜んも知らないんです。ちょっと複雑な思いが脳裏をかすめました。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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食べられるきのこでした

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渓流の岩場に転がっている朽ち木。その一面に生えているきのこを発見しました。


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なんだか食べられそうな雰囲気のきのこです。いやいや、きのこは見かけによりませんからね〜。案外毒きのこだったりします。ということで写真に撮るだけにしておきました。


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家に帰って図鑑を見ると…
どうやらヌメリスギタケモドキのような感じ。うっ、なんと食べられるきのこでした! 残念、採ってくればよかったと後悔しきり。いったいどんなお味のきのこなんでしょう? とて〜も気になります。

しばらくぶりの更新となりましたが、茨城県北撮影ツアーの報告はもう少し続きます。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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シダとコケの楽園

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「渓谷は 時の流れと 水の音」 詠み人知らず

渓谷の魅力って何でしょう? 絶え間ない清い流れでしょうか、それとも涼しげな水音でしょうか。

ときにゆっくりと、ときに激しく…ゴツゴツとした岩の間を滞ることなく過ぎて行く水。森じゅうに響く水音に幻惑され、眺めていると時間が経つのを忘れてしまいます。「ゆらぎ」とか「マイナスイオン」「フィトンチッド」なんていうおまけをつけられると、妙にありがたいような気持ちにもなってきます。

べつに科学を否定するわけではありませんが、森にはもっとふか〜い力が働いていると私は思っています。まっ、そんな難しく考えなくてもいいじゃないですか〜。だって、そこにはシダやコケが生えているんだモン(なんのこっちゃ?)


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ほ〜らね、きれいでしょ! コケの名前はよくわかりませんが、コホウオウゴケらしきコケです。名前からしてイカしてます。


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胞子の入っている“さく”は、首の長い鳥のようです。これが無数に並んでいるところなど目にすると“すばらしい!”と、思わずため息が出ます(そんなのわたしだけ?)。


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ほら、このコケなんて渓流を眺めています。


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たぶんシノブゴケの仲間だと思います。このコケ、好きなんですよ〜。


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杉の大木に目を移せば…。ホホ〜、なんとも時の重みを感じさせるコケが。とは言うものの、意外と短い期間でコケは生えるんじゃないかと思います。でも、コケが生えているだけで重厚感が増しますよね〜、木でも石でも。


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ホソバオキナゴケって言うんでしょうか。自信がないので、あまり名前は信用なさらないでください。


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このコケもたくさん生えていました。


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これは何と言うコケでしょう? さっぱりわかりません。


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これはジャゴケっぽいです。普段は目にしても、どうってことないのですが、渓流の岩場に生えていたりすると“きれいだな〜”なんて思ったりします。人間(私)って気まぐれです。


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こちらのシダ、あまり見たことがありません。図鑑で調べてみたら、カラクサシダというのが似ていました。


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どうなんでしょ、本当にカラクサシダかどうかはわかりません。


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こちらは、たぶんジュウモンジシダ。ちょっと育ちが悪い個体です。茨城県北に来ると当たり前のように目に入りますが、県南部ではあまり目にしないような気がします。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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杉林の色白美人

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県北撮影ツアーで常陸太田市(旧里美村)の滝を訪れてから、やけに目についたのがこのきのこです。


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滝のある場所は、ほとんどが杉という針葉樹林。その落葉のなかから雪のように白い傘が、いくつも顔をのぞかせています。傘は一見すると、きめが細かそうな質感。そんなこともあり、「色白美人」と呼びたくなりました。


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傘の裏まで純白です。傘の表の頭頂部あたりは、ほんのり茶色でした。


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やさしく引き抜くと…
けっこう柄が長いです。このようすを見たら、幽霊のように思えてきました。さて、名前ですが…。スギエダタケと判断しました。たぶん合っていると思いますが、素人の絵合わせなので、間違っていたらゴメンなさい。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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蝶のように舞い、蛾のように嫌われる

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かわいそうですね、蛾って。蝶のような姿をしていても、蛾とわかったとたんに嫌悪感をあらわにするのが人の常ってもんでしょう。この蛾も例外ではありません。

名前はたぶん、シロツバメエダシャク。なんとも優雅な御名をいただいた蛾ではありませんか! 上品な生地に、粋な模様をあしらった服をまとい、高貴な雰囲気を漂わせた女性のように感じます。じつは私、この蛾はけっこう好きなんです。こんな魅力的な姿をしているのに、やっぱり蛾は蛾です。蝶はあんなに人気があるのに不公平ですよね。いつもそう思います。


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こちらは上のシロツバメエダシャクとは関係ないと思います。でも蛾の幼虫には違いないでしょう。何という蛾の幼虫かわかりませんが、近くにいたので撮ってみました。

って言うか、針葉樹林のなかってあまり虫がいないんですよ。だから、目についたものは片っ端から撮っておいたんです。


(2008.10.12/常陸太田市・旧里美村)

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