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馬の尾どころじゃないですね

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ものすごく長い尾を持ったハチを見かけました。正確には尾ではなく産卵管のようですが、体長の5倍以上はありそうです。

図鑑を見たら、ウマノオバチであることがわかりました。この長い産卵管を使って、木のなかにいるシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつけるようです。なぜ、シロスジカミキリなのでしょう? 不思議です。ほかのカミキリムシには産みつけないのでしょうか。対象となる種の特異性みたいなものは、いろいろな昆虫に見受けられるようです。(う〜ん、私としてはその理由が知りたいところです)

このような特異性は昆虫だけでなくウイルスなどにもあります。きっと、生物全体を調べていくと、不思議な相関関係が見えてくるのではないでしょうか。根源をたどると進化の理由とか、寄生の起源とかまでわかったりして…。あるいは、特定種が爆発的に増えないように抑制しているなど、寄生に見えるが本当は共生関係だったというような事実も発覚するかも?

このハチの形態はとても不思議ですが、地球上の生きものの関係って、もっと複雑で奇妙なのかもしれません。あまり考え込むと「なぜだろうスパイラル」にはまり込んでしまうので、ここらへんで止めときます。


(撮影:2009.5.1/石岡市)

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昆虫」カテゴリの記事

コメント

ウマノオバチ面白い蜂ですね。
私も何処かで出会いたいものです。
虫の話、勉強になります。(*^_^*)

投稿: KEN 1 | 2009年5月 8日 (金) 09時09分

KEN1さん、こんばんは。

私自身が勉強中というか、自然と戯れている最中なので、たいした内容ではありません。

「そうなのかなぁ〜」「ああなのかなぁ〜」と曖昧な推測と空想ばかりなので、あまりあてにしないでくださいね。

お暇だったら、遠慮なく遊びに来てください。お待ちしておりま〜す。

投稿: mushizuki | 2009年5月 9日 (土) 00時26分

こんばんは
11日、念願叶って?茨城県北部の森でウマノオバチを見ることができました。クリの樹で産卵ポイントを探しているところでした。
ウマノオバチの子にとってはシロスジでなくても多分問題無いと思うのですが、シロスジのような太い樹の深く潜む幼虫に寄生できるライバルはいない、または少ないことが、ウマノオバチにとっては重要なんだろうと、勝手に考えています。探しやすい相手にライバルの奪い合い覚悟でたくさん産むか、探し難く手の届き難い相手に独占的に確実に産むか、どちらのタイプも見事に成り立っているのも凄いことだなぁ、とも思っています。
こんなことを勝手に想像するのも楽しみのひとつですよねsmile

投稿: takao_bw | 2009年5月12日 (火) 00時36分

takao_bwさん、こんばんは。

とても興味深い話ですね〜。シロスジでなくても問題なさそうですか。だとすると、takao_bwさんの説はかなり有力ですね。

印象からすると、シロスジの幼虫の大きさは他の種類よりも大きめのような気がします。その点はどうなんでしょう? 食料として十分だとか、特殊な体液や酵素を持っているとか…

カミキリムシの幼虫はみんな特殊な酵素や腸内細菌を持っていると聞いたことがあるので、その点が気になりました。

ともかく、いろんなことを考えながら謎解きをするのは楽しいですね〜。でも、答が出せないのがちょっと悲しいです orz……

投稿: mushizuki | 2009年5月13日 (水) 01時29分

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