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トンネルを抜けるとめがね橋だった

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群馬からの最後のレポートです(場所は群馬と長野を結ぶ碓井峠)。


紅葉の向こうにトンネルがいくつも続いています。以前は、ここを国鉄信越本線が走っていたそうです。群馬の横川駅から長野の軽井沢駅までは傾斜がきつかったので、ラック式鉄道のアプト式の列車が走っていたとのこと。 “鉄ちゃん” ではないので、アプト式と言われてもピンとこない私です。

アプト式を素人なりに解釈すると…線路側に凹凸のある板(ラックと言うらしい)を埋設し、車軸側に歯車を設置して両者を噛み合わせることでしっかりと動力を伝えながら登っていく(降りるときには制動力を発揮する)ようなイメージ。わかりやすく言えば、ギアとギアを噛み合わせる感じですね。ちなみにギアは一枚ではなく。2〜3枚複合させた構造だそうです。ふ〜ん、なるほどね。

このように歯車を噛み合わせたような構造をラック式鉄道と言うらしいのですが、この方式はアプト式以外にもマーシュ、リッゲンバッハ、シュトループ、ロヒャー、フォンロール式などがあるそうです。名前を聞いてもさっぱりわかりませんが、どれもドイツ語風の発音に聞こえます。

鉄道の構造はともかく、なんとも情緒あふれる場所を走っていた路線であることがうかがえます。廃線となってしまったのがものすごく残念です。ちなみに、レンガ造りのトンネルのなかは、まるでワインの貯蔵庫のような雰囲気でした。天井近くのレンガが落ちていないのがとても不思議です。特殊な工法で造られているのでしょうか?


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いくつものトンネルを抜けると橋がありました。めがね橋と言うそうです。


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こちらもレンガ造りで4連アーチ式。聞いた話によると、2万個以上のレンガが使われているそうです。歴史を感じさせる外観もさることながら、芸術性も備えた素敵な橋でした。

信越本線の横川駅からめがね橋までは遊歩道「アプトの道」が整備されています。横川駅の隣には「碓氷峠鉄道文化むら」があります。列車なども展示されていて、鉄道好きにはとても魅力的な施設ではないでしょうか。アプトの道途上には温泉施設もあるので、散策や温泉で一日楽しめそうです。あ〜〜、もう一度行ってみたくなりました。“鉄ちゃん”の友人をそそのかしてみようかしら…


(撮影:2009.11.16/群馬県安中市松井田町)

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