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2009年12月

グランド イリュージョン

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幻想的な苔庭です。ずいぶん時間が経ってしまいましたが、前回の箱根訪問レポートの続きです。(撮影地は箱根美術館)

突然ですが、私は昔、ロック小僧でした。ある時期に凝ったのがアメリカのロックです。そのなかにスティクス(Styx)というバンドがいました。同バンドのアルバムに「大いなる幻影」(Grand Illusion)というアルバムがあります。そのジャケットに使われていたのがルネ・マグリッドの絵です。この苔庭を見たとき、そのことを思い出したというわけであります。

私、洋楽はいろいろ聴きましたが、最終的にはヨーロッパ大陸のプログレッシブロックにたどり着きました。世間では“ユーロピアンプログレ”なんて言ったりします。今でもたまに聴いています。個人的にはイタリアのロックが好きです。


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イタリア好きとは言いましたが、今聴いているのはピンクフロイド(イギリスのバンドです)。毎日聴いています。じつはインターネットでラジオを聴いているんですが、な〜んとピンクフロイド専門チャンネルがあるのです。これにはビックリ。延々と彼らの音楽を流し続けているのです。あ〜、ありがたや、ありがたや。


(撮影:2009.11.30/神奈川県足柄下郡箱根町)

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もはいち

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箱根の話のつづきです。

箱根で登山鉄道に乗ったことは前回お話ししました。そのとき乗車した車両がとてもいい雰囲気。昭和40年代に育った私の感性を著しく刺激するのでした。


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荷物を載せる金属製のネットや窓枠など、記憶の片隅にあった「子どものときに乗った電車」が、まるで目の前に姿を現したような感じです。


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窓枠に刻み込まれた長方形の溝が懐かしくてたまりません。


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いい顔です。私は“鉄ちゃん”、いわゆる鉄道マニアではありませんが、この車両の顔を見ていたら、マニアが鉄道車両を好きになるのがよ〜くわかるような気がします。鉄道は単なる乗り物ではなく、時代と思い出を乗せて走るものなんですね〜。40歳を過ぎた今になって鉄道が好きになりました。


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箱根登山鉄道のホームページを見たら、この車両は「モハ1形」という車両であることがわかりました。昭和25年製造で、箱根登山鉄道の車両のなかでは一番古いもののようです。この車両に乗れたことはとても幸運でした。


(撮影:2009.11.30/神奈川県足柄下郡箱根町)

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箱根の松も泣いていた

先日、箱根に行ってきました。そのわけは訊かないでください…

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まずは箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗って強羅駅に向かいました。初めて乗る鉄道、しかもスイッチバックと言う方式の鉄道ということで、子どものようにワクワクしてしまいました。塔ノ沢という駅を過ぎて、最初のスイッチバックがありました。その地点の標高は234メートルでした。そしてこの折り返しを経て次の大平台駅に。

大平台駅を出ると次のスイッチバック地点があります。そこから見た風景が下の写真です。


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思わず唸ってしまいました。紅葉の美しさに目を奪われつつも、その上に見える無残な情景に声を失ってしまいそうです。松が、松が、あああ〜、あんなにも枯れているなんて…

茨城でも松枯れはよく目にします。特に県西部、桜川市(旧大和村)あたりの松枯れは目を覆いたくなるほどです。それと同じ風景を箱根でも見るとは思いませんでした。松枯れは深刻な問題です。そもそも松は日本の風景になくてはならない存在だと勝手に思い込んでいる自分。松のない山なんて想像もできません。松は栄養分の少ない痩せた土壌でも逞しく育っていける植物だったはず。土壌中の菌根菌と共生することで、海岸の砂地などでもすくすくと伸びていきます。それなのに、こんな風になってしまうなんて…

一時はマツノザイセンチュウ(松食い虫)という害虫の影響がクローズアップされましたが、原因はそれだけではないような気がします。雨に多量の栄養素が含まれているとか、雨が酸性に傾いているとか…。もしかすると、菌根菌と共生するメカニズムに狂いが生じているのではないでしょうか。個人的には、土壌や菌類の生態にも目を向けていかなければいけないと思っています(何か役に立つことができるわけではないのですが)。


(撮影:2009.11.30/神奈川県足柄下郡箱根町)

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