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箱根の松も泣いていた

先日、箱根に行ってきました。そのわけは訊かないでください…

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まずは箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗って強羅駅に向かいました。初めて乗る鉄道、しかもスイッチバックと言う方式の鉄道ということで、子どものようにワクワクしてしまいました。塔ノ沢という駅を過ぎて、最初のスイッチバックがありました。その地点の標高は234メートルでした。そしてこの折り返しを経て次の大平台駅に。

大平台駅を出ると次のスイッチバック地点があります。そこから見た風景が下の写真です。


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思わず唸ってしまいました。紅葉の美しさに目を奪われつつも、その上に見える無残な情景に声を失ってしまいそうです。松が、松が、あああ〜、あんなにも枯れているなんて…

茨城でも松枯れはよく目にします。特に県西部、桜川市(旧大和村)あたりの松枯れは目を覆いたくなるほどです。それと同じ風景を箱根でも見るとは思いませんでした。松枯れは深刻な問題です。そもそも松は日本の風景になくてはならない存在だと勝手に思い込んでいる自分。松のない山なんて想像もできません。松は栄養分の少ない痩せた土壌でも逞しく育っていける植物だったはず。土壌中の菌根菌と共生することで、海岸の砂地などでもすくすくと伸びていきます。それなのに、こんな風になってしまうなんて…

一時はマツノザイセンチュウ(松食い虫)という害虫の影響がクローズアップされましたが、原因はそれだけではないような気がします。雨に多量の栄養素が含まれているとか、雨が酸性に傾いているとか…。もしかすると、菌根菌と共生するメカニズムに狂いが生じているのではないでしょうか。個人的には、土壌や菌類の生態にも目を向けていかなければいけないと思っています(何か役に立つことができるわけではないのですが)。


(撮影:2009.11.30/神奈川県足柄下郡箱根町)

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