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2010年4月

お花畑へようこそ

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「何これ? 花じゃないじゃん。杉の苗?」と言われそうです。

こちらはコケ。たぶんスギゴケ科の仲間で、コスギゴケではないかと思います。このように密集して、しかも整然と並んでいると幾何学的な美しささえ感じます。これもまたコケの魅力の一つではないでしょうか。


(撮影:2010.4.19/石岡市)

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小さくて、ホントよかった。

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カナヘビです。小さくてよかったと思うは虫類のひとつです。近くで見ると本当に恐竜みたいです。もし、何メートルもあったら怖くて仕方がありません。

巨大化したカナヘビやヘビが襲ってきたらどうしよう…。自分はよくそんなことを考えてしまいます。そんな妄想にとらわれることってありませんか? こんな目で睨まれたら、私はカエルになってしまいそうです。あっ、脂汗が…


(撮影:2010.4.19/石岡市)

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赤ベコまつり開催中

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ムラサキケマンが満開です。ケマンとは仏殿の欄間などを飾る仏具の“華鬘”のことだそうです。なんか、崇高な花のように思えます。

自分はこの花を見ると、どうしても赤ベコを連想します。揺らすと首を振るあの赤ベコ人形です。これだけ赤ベコが並ぶと、もうお祭りですね。花を見ながら首を振っている自分に気づきます。


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近くで見るとすごく複雑な形をした花です。ガバッと口を開いた深海魚のようでちょっと怖いなぁ〜。赤ベコだったり深海魚だったり、比喩が支離滅裂で申し訳ありません。

さて、ムラサキケマンはケシ科の花です。今では当然のようにそう思っていますが、初めて見たときはどうしてこれがケシ科なんだろう? 全然ケシに似てないじゃん…と不思議に感じたものです。ケシと言うと道端に咲いているポピーの印象が強くて、それを打ち消すにはそれなりの時間がかかりました。


(撮影:2010.4.25/石岡市)

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コケのお宿は、天のゆりかご

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見事なコケ玉です。いや、丸くなっていないからコケ玉とは言わないかも。でも、コケの付いた石ではないんですよ〜


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こうして見ると…ほら、コケで編まれた袋です。じつはこれ、鳥の巣らしいのです。枝からぶら下がる仕組みになっているようで、吊巣(つりす)と呼ばれるようです。コケ以外のものも多少混じっていますが7割くらいがコケ。職人技としかいいようがない精緻な造りです。

よく見ると地衣類まで付いています。明らかに意図的な工作でしょう。ウメノキゴケの一部を引きちぎって付けたような感じです。その真意は何なのか、気になります。


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軽くて暖かくて肌触りがいい…三拍子そろった快適住居です。広げてみると、意外に奥行きがあってゆったりしています。これなら雛たちものびのび暮らせそうですね。

使われているのはかなり細かいコケで、身近で目にするハイゴケなどではありません。長く伸びる匍匐性のコケをどこからか集めてくるのでしょうが、見た感じでは同一種のコケで編まれています。鳥の選択眼のよさにただ驚くばかりです。きっとこのコケは巣作りをする上で好都合な特性を備えているのだと思います。それはほかのコケでは代用できない特別な性質なのでしょうね。

ところで誰の家なのでしょう? 住まいの大きさからすると小型の鳥であることは間違いなさそうです。じつは、このほかにも地面に落ちている巣を見つけました。こんな吊巣を作る鳥が地元の里山に多数いることを知ったのは大きな収穫でした。欲を言えば、家の主が誰かを知りたいです。まぁ、そのうち何かの拍子で名前が判明すると思います。それまで慌てずに待ちましょう。

(撮影:2010.4.19/石岡市)

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水芭蕉という固定観念

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福島県福島市、土湯温泉の近くにある仁田沼というところに行ってきました。ここはミズバショウの群生する沼で、大勢の観光客が訪れます。

ミズバショウは尾瀬が有名ですが、尾瀬ほど苦労せずに行けるのが仁田沼の魅力でしょうか。ここには「10万本のミズバショウが咲く」とパンフレットなどで紹介されています。

個人的な意見ですが、ミズバショウには特別なイメージがあるような気がします。花が与える清楚な印象…これは、生育している環境が大きく影響しているのではないでしょうか。たとえば、これが山奥の林の中に生えていたらこれほどの人気は出ないでしょう。清らかな水辺環境を歩きながら花を愛でる。そんな楽しみとセットになっているのがミズバショウだと思います。


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清冽な池や沼、湿原は栄養の乏しい土壌のことが多いです。これも可憐なミズバショウの姿に大きく影響しているでしょう。茨城県央部のとある公園にはミズバショウが植栽されています。そこは明らかに豊かな土壌の場所で、ミズバショウは巨大なハクサイのようになっています。多くの人がミズバショウと気づかずに通り過ぎて行くのを眺めていると、つくづくミズバショウには「小柄で清楚な花」というイメージが根付いていると感じます。


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仁田沼にはミズバショウのほか、カタクリやキクザキイチゲがたくさん咲いていました。ほかに目についたのは、シダのシシガシラがやたらに多いということ。茨城県南ではあまり見ないので不思議な感じがしました。


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ミズバショウを見たあとはホテルで休憩。こんな露天風呂がありました。ホテル名は「山水荘」だったと思います。


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庭の池には、なんとチョウザメが泳いでいるではありませんか。不思議な光景でした。


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さらに苔庭みたいな箇所があって、ショウジョウバカマが咲いています。図鑑でしか見たことがなかったのでちょっと感動してしまいました。


撮影:2010.4.21/福島県福島市

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先輩! これじゃサーブが打てません

いいか、よ〜く聞け! 

卓球のサーブというのは、球を手の平に載せて、こうやって…

おい、お前! 何を載せてるんだ? それ、球じゃないだろがっ!

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「はい、先輩。これ、でんでんむしです」

むむっ、カタツムリというヤツだな。

「そうとも言います」

で、何と言うカタツムリじゃ?

「はい。ヒダリマキマイマイらしいです」

ほぉ〜っ。こんなにでかくなるのか? ヒダリマキマイマイは。

「はい。そうらしいです」

しかし、何と言う大きさじゃ。これじゃピンポン球よりも大きいではないか!

「そうなんです。だから私もビックリしています」

ま、これで勉強になったろう。ヒダリマキマイマイはピンポン球より大きくなることもあるんじゃ。

「はい。ありがとうございます先輩。ところで、練習はどうなるんでしょうか?」

よいよい、今日はじっくりカタツムリ鑑賞といこうではないか…

(おしまい)


撮影:2010.4.18/笠間市

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エビの目、カマキリの目

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とある施設の小さな池にエビがいました。体長は20ミリ強。エビのことは何も知らないので、名前の見当がつきません。ヌマエビの仲間でしょうか?

ネットで検索してみました。真上から撮った写真がないので判断できず、あっさりと名前探しは諦めました。

このエビの目、どこかで見たような…と思ったら、なんとなくカマキリを思い出しました。どの角度に立っても睨みを効かせるあの鋭いまなざし。でも、エビの場合はちょっとひょうきんな目つきでしょうか。

カマキリとエビの目は構造が違うのでしょうが、どこから覗いても目が合うのは一緒ですね。


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こちらはメダカ? メダカに似ている魚でカダヤシと言う魚がいます。さて、どっちでしょう?


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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カミキリムシに似てるけど…

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一見するとカミキリムシ。でも、よく見ると違う感じがします。どこが違うか説明できませんが「なんとなく」です。強いて言うなら、堅い翅の付け根の出っ張り方でしょうか。カミキリムシはもっと肩が張っているような印象があります。

カミキリムシじゃないとしたら何なんでしょ。きっと、ジョウカイボンと呼ばれる仲間ではないでしょうか。ムナアカジョウカイボン? クビアカジョウカイボン? う〜ん、図鑑を見ましたがよくわかりません。


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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正統なる紫の継承者

現代人にとって“紫”というとどんなイメージでしょう。一口に紫と言っても指し示す色は幅が広いような気がします。私たちは“紫っぽい色”をすべて紫と言っているような気がします。なかには菫色や藤色のように違った呼び方をする明確な色がありますが、それ以外はほとんど紫で片付けているような…。ときに「薄い」とか「濃い」とかの形容詞をつけたりしますけど…

今の私たちに比べ、昔の人は色に対して繊細な感覚を持っていたようです。たとえば紫一つとっても…深紫、浅紫、桔梗、江戸紫、菫、藤紫、龍胆、紫苑色など、名前は数え上げると切りがありません。


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スミレは身近にあるなじみ深い花です。その菫色とはいったいどんな色なのかと考えることがよくあります。一番よく目にするタチツボスミレは、色としては藤色に近いような気がします。写真のニオイタチツボスミレはそれよりも菫色に近づいているのではないでしょうか。ニオイタチツボスミレは名前の通り、とてもよい匂いがします。その香りと相まって、明るい紫がとても品の良い色に感じられるのは私だけではないと思います。でも、菫色とはちょっと違うような気がします。


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ならば菫色とはいったいどんな色なのでしょう。個人的には写真のノジスミレの色がもっとも菫色に近いのではないかと思います。昔の人が何を指して「菫」という色を命名したのかはわかりません。

今ではノジスミレよりタチツボスミレの方が頻繁に目にしますが、昔はノジスミレが一番身近に咲いていた花なのかもしれません。時間の経過とともに植物の勢力範囲が変わるというのもあり得ないことではないと思います。菫色はどんな色と問われて、明確に回答できない私。ひょっとすると、自然界の変化は現代人の感覚にも微妙に影響しているのかもしれません。


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さて、先日友人を誘って再びマキノスミレを見に出かけました。地元に咲くマキノスミレは、どちらかというと赤味を帯びた紫。牡丹色というと濃すぎるので、躑躅と呼ばれる色でしょうか。茨城県南部には青系統の紫のスミレは数多く咲きますが、赤系統の紫でよく目にするのはアカネスミレとマキノスミレくらいでしょう。


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マキノスミレは葉の形も変わっています。葉先はかなり鋭角的で長い二等辺三角形です。葉柄も長く伸び、まるで空に腕を突き上げたようにのびのびとしています。


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少し前のブログで、マキノスミレが激減したことを報告しました。でも、種から芽生えた小さな双葉があちこちから顔をのぞかせています。ちょっと一安心というところでしょうか。後はこのちいさな芽がすくすくと育つことを祈るばかりです。

マキノスミレの件は、一緒に出かけた友人「ぐりおさん」のブログにも詳しく出ているのでそちらもご覧になってみて下さい。

(撮影:2010.4.19/石岡市)

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赤ずきんちゃんとシイタケ

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シイタケを見るとなぜか童話の『赤ずきんちゃん』を思い出します。スーパーに並んでいるパック詰めのシイタケを目にしただけでも、あのフレーズが…

「おばあちゃんの手は、どうしてそんなに毛むくじゃらなの?」

シイタケの傘にはなんであのような毛が生えているのか…そんなどうしようもないことをいつも繰り返し自問してしまう私。

写真のきのこは昨日山のなかで見つけたものです。念のためお断りしておきますが、これは栽培しているシイタケではありません。崖下に転がっていたコナラの倒木から自然発生していたものです。

このきのこにまつわるエピソードは別のブログ、「きのこ探検隊」に書いてあります。もちろん、シイタケは晩のおかずになりました。でも、このきのこには宿命的なオマケが付いていたのです。そのオマケもまとめて食べちゃいました。ごちそうさま!


(撮影:2010.4.19/石岡市)

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水上のバレリーナ

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ススー、ぴたっ。ススー、くるっ。

自由自在に水上を行き来する不思議な虫。体長3ミリほどの小さなゾウムシです。田んぼという舞台で所狭しと踊りまくる姿はまるでバレリーナ。いや、そのスピード感あふれる動きはフィギアスケートの選手の演技に近いかもしれません。彼らにとって、田んぼはスケートリンクと言ったところでしょうか。

以前もこのゾウムシを田んぼで見たことがあります。イネの害虫なのでしょうか。正体は不明です。イネミズゾウムシかと思ったのですが、なんとなく違うような気配。イネゾウムシとも違います。むむ、やっぱりイネミズゾウムシなのかしら?

機会があったら田んぼを覗いてみてください。小さなゾウムシが予想外のスピードで滑っていたりします。


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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ヤマショウビン、いるんですか〜

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知り合いの誘いで、バードウォッチングの集まりに参加してきました。場所は笠間市にある飯田ダム。ダムと言っても深い山のなかにあるわけではありません。ちょっとした山を跨いでいる県道、そこから少し入ったところにあります(貯水部分は県道からも見えます)。このダムには周遊するように道路が整備されています。今日はこの道を歩きながら鳥を探しました。

ダムの周りにはまだ桜が咲いていました。天気に恵まれた今日は、桜と湖水、青空が美しいハーモニーを奏でています。バードウォッチングの会(茨城野鳥の会?)の人の話だと、以前はこのダム周辺でヤマショウビン(ヤマセミと言っていたような気がしてきました)が見られたとか。一度でいいから私も見てみたいものです。

追記:記憶がこんがらがっちゃってスミマセン。ダムで見られたのはヤマセミだと思います。会話の途中で、アカショウビンやらヤマショウビンの話もしたので錯綜しました。


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鳥は25種類を確認しました。取り立てて珍しいものはいませんでしたが、サシバを間近で見られたのは幸運でした。持参していたのはコンデジなので鳥を撮れるわけはなく、仕方ないので花やコケ、きのこなどをパチパチ撮影していました。こちらはミツバアケビの花です。なんかへんな花ですが、色といい、形といい、妙な魅力があります。大きいのは雌花、小さいのは雄花です。雄花はモンキーバナナのミニチュアみたいです(色は全然違いますが)。


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こちらは早春の蝶。春先に雑木林などで乱舞しているミヤマセセリです。山歩きが好きな方にとっては、名前は知らずとも親しみ深い蝶ではないでしょうか。


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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春のマスカット

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大豊作なのはブドウではなくアブラムシ。世の園芸家たちには嫌われているのかもしれませんが、じつは美しい虫です。多種多様な虫がいるなかで、珠玉の昆虫だと私は思っています。

アブラムシは寄宿植物が決まっているそうです。種類によっては夏と冬では違う種類の植物に寄宿するという話です。アブラムシには単性世代と両性世代というものがあり、単性世代は子どもを胎生で、両性世代は卵で生むというではありませんか。さらに、単性世代のときは草本に寄宿、両性世代のときは木本に寄宿するケースが多いそうです。不思議なメカニズムを持っていることもミステリアスな魅力を付加しているのではないでしょうか。

カラスノエンドウに寄宿した写真のアブラムシですが…

図鑑を見たところエンドウヒゲナガアブラムシ、ソラマメヒゲナガアブラムシ、マメアブラムシの三種がカラスノエンドウに寄宿することになっています。写真のものはたぶん、ソラマメヒゲナガアブラムシではないかと判断しました。

細かくて、うじゃうじゃまとまっているので気味悪く思う方も多いと思いますが、よ〜く見てみるとなかなかきれいな虫です。顔もかわいいです。なんだか一所懸命に生きているように見えて好感が持てるんです。


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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子どものゴキブリ的赤いカメムシ

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色こそ付いていますが、ゴキブリの赤ちゃんのようなカメムシです。翅は短めで、上の方が朱色でよく目立ちます。きれいですね〜。

名前はアシブトマキバサシガメ。このカメムシには短翅型と長翅型がいるそうです(写真は短翅型)。通常は短翅型ですが、たまに長翅型のものが現れるとのこと。乾燥した草地で生活し、小さい昆虫を捕食すると図鑑に書いてありました。図鑑というのは、ちょっと前に紹介した『日本原色カメムシ図鑑』です。今回もほんの1〜2分で名前が判明しました。頼りになる図鑑です。


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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棚田と蓮田

棚田のある風景はとても魅力的です。立体感があるせいでしょうか、平面的な画面構成とは違い美しい構図が一枚の写真で表現されていることが多いです。

インターネット社会と言われて久しいですが、個人がブログを通じてさまざまな情報発信、自己表現をしています。ブログランキングなるものに参加している人も大勢いますが、風景写真というカテゴリーでは津々浦々の美しい風景を紹介したブログが見られます。なかでも棚田の風景をテーマにしているブログは人気が高いようです。

残念ながら茨城には棚田はありません(私が知らないだけかも)。ならば、蓮田の風景をテーマにしたブログはいかがなもんでしょう。人気になりませんかね?


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茨城の県南部、土浦市には全国に誇る大規模な蓮田があります。もちろんハス(レンコン)の生産量は日本一。霞ヶ浦周辺には広大な蓮田が広がっています。写真は土浦市沖宿町にある霞ヶ浦環境科学センターから撮影したものです。ここからは蓮田を一望できます。

言うまでもなく、これは素人が撮った写真。プロやアマチュアカメラマンが撮れば、もっと素晴らしい絵ができるでしょう。夕日に照り返される蓮田なんて、けっこう美しいと思います。青空を映し出す鏡になった蓮田も見てみたいものです。

「蓮田のあるまち」みたいなテーマで町おこしと言うか、地域振興ができないものでしょうか。そうすれば自然と霞ヶ浦への関心も高まり、観光地としての霞ヶ浦を全国に発信していくことにもつながると思います。もちろん、蓮田ばかりでなく霞ヶ浦周辺の市町村の観光も紹介していきます。

今ではすっかりつくば市が有名になっていますが、土浦市にはもっと元気を出していただきたいものです。「科学のまち・つくば」と「水と自然と歴史のまち・つちうら」のコラボレーション。そんなことが実現したら素晴らしいと思うのですが、いかがでしょう。


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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図鑑紹介…植物(木本)

自分にクイズを出して楽しもう!

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樹木のことを調べるならこの三冊があれば事足ります。樹木検索の三銃士、じゃなくて三樹士と言ったところでしょうか。ただし、名も知らぬ樹木を木肌や花、葉っぱを手がかりに探すのは一苦労です。

樹皮から検索しようとすると、まず答えにはたどり着けないでしょう。たどり着いたとしても相当の時間がかかります。同様に葉の形からも難しいです。仮に樹皮や葉の形から検索するのであれば、樹皮図鑑や葉っぱ図鑑といったものを利用した方がはるかに効率的です。最近は樹皮や葉っぱから木の名前を探し出せる便利な図鑑が数多く出ています。そのなかから自分が使いやすいと思ったものを購入するのが一番です。

では、この三冊はどのように使うのかというと…

私は自分にクイズを出すような気持ちで使っています。この図鑑は離弁花、合弁花、単子葉、裸子植物と分類されているので、花の形がわかるならそれを手がかりに検索すると効率的です。

花がない時季が問題です。そんなときは時間をかけて謎解きするくらいの心の余裕を持って手にします。自分はまず、課題となっている樹木がバラ科であるか否かを検討します。樹皮はサクラやウメの樹皮を思い浮かべます。葉っぱも同様にサクラやウメの葉を頼りにふるいにかけます。次にカエデ科やブナ科、カバノキ科などを検討します。この4つを除外すると、かなり探す手間が省けます。あとはのんびりとページをめくって探していくだけ。これを何度も繰り返すと答にたどり着くまでの時間が早くなっていくと思います。現在、私はこの4科に加えモクレン科、ヤナギ科などをふるいにかけられるくらいですが、数年前とは比べ物にならないくらい探すのが早くなりました。

上には書きませんでしたが、竹などのイネ科、スギやマツ、ヒノキなどの針葉樹は誰でもわかると思います。樹木の名前探しゲームみたいで、暇つぶしにはちょうどいいです。退屈しているときにお試し下さい。

図鑑の版元は山と渓谷社。山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」の3分冊です。各3600円+税。それぞれ700ページ以上あるので見た目よりかなり重いです。ハンディ図鑑と銘打っていますが、これを携帯して山を歩くのは厳しいです。樹木初心者なら3冊持って歩かなければなりません。これはもう拷問でしょう。止めておいた方がいいです。

「ハンディ図鑑」というのは携帯性を意味するのではなく、どでかいアルバムみたいな図鑑を机に広げるよりはスマートに検索できる本と受け取ったほうがいいです。

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図鑑紹介…カメムシ

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カメムシならお任せ下さい。この図鑑を手にするとそう言いたくなりそうです。身近で見つけたカメムシの名前を調べるのには十分すぎる図鑑です。自分はこの図鑑を使って名前が判明しなかったのはほんの数回でした。その数回は自分の能力不足によるもので、図鑑に不備があったわけではありません。

上に載っている緑の図鑑には353種が掲載されています。この数は日本に生息するカメムシのほぼ半数だそうです。さらに、これを補う形で下の水色の第2巻が発行されました。この2冊さえあれば、ほとんどのカメムシの名前がわかるのではないかと思います。

数年前、カメムシに興味を持ちこの図鑑を買いました。当時はかなりカメムシ熱に浮かされたものです。その後も微熱は続いていましたが、今は小康状態。そのうち急に発熱するかもしれません。最近はカメムシの匂いを確かめる「カメムシTRY!」もお休みしているので、近いうちに再開しようと思います。

版元は全国農村教育協会。第1巻はカラー図版144ページ、全体では380ページ(9030円+税)。第2巻はカラー図版96ページ、全体で352ページ(9500円+税)。

カメムシ専門の図鑑があることに驚いたものですが、虫に関してはほかにもいろいろな専門図鑑があります。カミキリムシ、トンボ、ガ、チョウ、ゲンゴロウなど。魅力的な図鑑がたくさんあるのですが、なにせお高い! 生半可な気持ちでは購入できません。でも、カミキリムシ図鑑はほしいなー。いや、その前に蛾の図鑑ですね。

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妊婦から生まれ出た極上ロック

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「夜ごとに太る女のために」。それがこのアルバムのタイトルである。

夜ごとに太るということは病気なのか…という心配はご無用。ベッドに横たわる彼女はじつは妊婦なのである。


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こうすればおわかりいただけるだろう。って〜ことは…胎教にいい癒しの音楽が流れてくるのかって? おっと、勘違いは困りますぜ、旦那! こりゃバリバリのロックでっせ。

バンド名はキャラバン(CARAVAN)。イギリスのロックバンドで、知っている人は知っているけど、知らない人はまったく知らない。メジャーとは言えないし、マイナーとも断言し難い、コアなファンの多いバンドだ。でも、やっぱりマイナーかな。

マイナーだからといって侮ってはいけない。このレコードから飛び出してくるのは極上のロックである。そう思っているのは自分だけかもしれないが、曲の構成やアレンジの見事さには誰もが舌を巻くことだろう。クールでご機嫌(なんのこっちゃ?)、ハードでムーディ、アンニュイとスピード感あふれる曲が一枚のアルバムの中で見事にスクランブルしている。同グループの最高傑作と信じて疑わないアルバムだ。

アルバムの中に組曲形式の曲が含まれているのだが、その起伏に富んだ構成と緩急をつけた小気味よい展開は圧巻である。大袈裟に言うと、クラシックの交響曲を聴いている気分にもなれる素晴らしい曲なのである。ロックグループとしては珍しくバイオリン奏者がメンバーに入っている(個人的に、ロックにバイオリンは意外とマッチすると思っている)ので、そんな気がするのかもしれない。

ネタが切れたので、レコードジャケット紹介第4弾いってみました〜

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茨城の自然探検隊、福島に行く

福島県福島市にある「花見山公園」に行ってきました。ご存じの方は多いと思います(私は知りませんでした)が、ここは個人所有の山で、山全体で樹木の栽培をしているそうです。簡単に言うと、庭木を育て、それを出荷しているということです。様々な品種のサクラをはじめ、ウメ、レンギョウ、ハナモモなど、春に咲く花がたくさん栽培されています(もちろん、夏や秋に花を咲かせる樹木も栽培しています)。

四季折々、さまざまな花に彩られる山。その風景のあまりの美しさに、「花を見せてください」とやって来る方が後を絶たなかったそうです。そんな人たちのために、昭和34年から私有地(山)を開放。以降、観光地として広く知られるようになり、今では県外からも大勢の人がやってくるようになったそうです。

花見山公園に行ったのは昨日のこと。確かに山形、岩手、新潟など県外ナンバーの観光バスがたくさんありました。言うまでもなく山の散策路はあふれかえる観光客で思うように身動きが取れません。

じつはソメイヨシノが前日に一輪開花したという情報だったので、満開の桜は望めないなぁ…とがっかりしましたが、実際に現地に行ってみるとたくさんの桜が咲いていました。そうです、桜はソメイヨシノだけではないのです。いろんな品種が植えてあるようで、十分見応えのある満開の桜を愛でることができました。


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紅、黄色、薄桃色、紫…色とりどりの花咲く春色の山を歩くのはとても楽しいものですが、私は山の上から見る風景の方が魅力的でした。雪の残る吾妻連峰と福島市の街並。手前には満開の桜があります。まるで絵画を見ているような気持ちになりました。もし私に絵の才能があったのなら、スケッチブックにこの風景を描き残したでしょう。


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花見山公園を後にして、郡山市にある「緑水苑」に向かいました。こちらも個人の方の庭園だそうです。十数年前から一般開放されているとのことです。


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庭園内には池があり、そのほとりには水芭蕉が花を咲かせていました。


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私は花よりもこちらの方に興味をそそられました。時間があればもっといろいろなものが探せたのですが、団体行動なので思い通りにはなりません。残念です。


(撮影:2010.4.10/福島県福島市、郡山市)

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消えたマキノスミレ

数年前にマキノスミレが咲いている場所を見つけました。毎年この時季、花たちを見るのを楽しみにしています。

マキノスミレは独特の色をしています。明るい赤紫の花はほかのスミレにはない色調です。葉っぱも変わった形で、花柄に対して鋭角的に細長い葉を伸ばしています。花が咲いている間は、葉の裏がうっすらと赤味を帯びています。花が散ると、なぜか葉の裏は緑色になるのです。とても不思議です。

というわけで、本日マキノスミレを見に行ってきました。群落とは言わないまでも一定区間にかなりの数が咲いているはずと、例年の風景を頭に思い浮かべながらわくわくしながら歩いていったのですが…

ない。あれ? ない。

あんなに咲いていたマキノスミレがまったくありません。かろうじて見つけたのは数株。それもかなり小さな個体です。下の写真の個体は、見つけたなかでも一番大きな花を咲かせていたものです。


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本当に不思議です。昨年は20〜30株はあったはずなのに、忽然と姿を消してしまいました。豊作と不作の年があるのでしょうか? マキノスミレの株は数年花を咲かせるはずです。それなのに…

あちこち探しまわって、合計で10株くらいは見つけることができました。しかし、どれも小さな株です。この子株ががんばってくれないと、来年以降マキノスミレが見られなくなってしまいます。そ、そ、それはなんとしても避けたいことです。がんばれ、子株たち。来年も見に来るね! と挨拶をしてきました。

(と言いつつ、近いうちにまた見に行くと思いますけど)

そうそう、マキノスミレは関西に多いシハイスミレの変種という話です。なぜかマキノスミレは関東や東北に多いそうです。西のシハイ、東のマキノということでしょうか。

ここに咲くマキノスミレは、図鑑で見るものより色が濃いと言うか深いような印象です。これだけマキノ、マキノと連呼しておいて、じつはシハイスミレと何かの交雑種だったりして…

(撮影:2010.4.8/石岡市)

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産毛が普通の毛になる本

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「地衣類に関する知識は素人に毛が生えた程度」と胸を張って言えます。しかもその毛は産毛です。

地衣類は菌類と藻類が共生したものということは前から知っていました。ま、知っていたと言っても言葉上のことで、どこにどのような形で藻類たちが存在しているかは知りませんでした。そんな初歩的な疑問を一気に解決してくれたのが写真の本です。

この本は間違いなく素人の産毛をちゃんとした毛にしてくれる本です。


共生する藻類は種類によって決まっている。
共生するのは緑藻やシアノバクテリア(藍藻類)など。
地衣体の色は共生している藻類の色に影響される。
上記以外にも、初心者にとっては目から鱗、あるいは「あぁ、なるほど納得」みたいなことを次から次へと教えてくれる本です。図鑑ではないので地衣類の写真がずらりと並んでいるわけではありませんが、身近で見られる種のほとんどが写真で紹介されています。特殊な場所で地衣類探しをするわけではないので、図鑑としても十分期待に応えてくれると思い即購入しました。

あの木の上に生えているコケみたいなものは何? 
地衣類って何だろう? 
少し地衣類のことを勉強してみるか…

このどれか一つでも考えたことのある人にはおすすめしたいです。事典や辞書のように地衣類を紹介した堅苦しい文章ではなく、のびのびとおおらかに地衣類の不思議や魅力を説いてくれる本です。買わないまでも、本屋で見つけたならサッと目を通してみてはいかがでしょう。きっと、今まで知らなかった世界が身近にあったことに気づくと思います。

さて、この本の版元はソフトバンククリエイティブ株式会社。同社のサイエンス・アイ新書のなかの一冊です。書名は『地衣類のふしぎ』(952円+税)。

私はすでに2回読みました。歳をとると記憶力が悪くなり、一冊を通しで読んでも頭に残るのは1割くらいです。ですので、10回読まないと一冊分が頭に入りません。だからあと8回読まねば! いや、これ、冗談じゃないですよ。ホントの話です。

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図鑑紹介…植物(草本)

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植物初心者の私にとっては十分すぎる図鑑です。“なんとかなる図鑑”とでも言いましょうか、「黙って開けば、たいがいわかる」的なお助け図鑑です。身の周りの野草(外来種は除く)のほとんどが載っています。

使い初めの頃は最初のページから順にめくって、似ている植物が見つかるまで探し続けていました(非常に効率が悪いですね)。ところが、この図鑑は科ごとに並んでいるので、慣れてくるとそれぞれの科の特徴がなんとなくわかってきます(ホントになんとなくです)。

少し慣れてくると、削除形式で絞り込んでいく方法を覚えました。すると、最初の頃とは比べ物にならないくらいのスピードで探し当てられるようになりました。

私がよくやるのは、名前を調べたい植物がキク科かどうかを判断すること。キク科の花は中央にモコモコした集まりがあります。このような花は頭状花と呼ばれるそうです。キク科は図鑑全体の15%を占めるので、この分を除外すると探す手間が大幅にカットできます。次にマメ科か否かを判断します。マメ科の花は舌みたいな形をしたものが付いているのですぐ判断できます。そのあとはタデ科、アブラナ科、キンポウゲ科、ユリ科などを除外していきます(特徴が顕著なものをとりあえず覚えることにもつながります)。除外できるかどうかを判断できる科を増やしていくと能率はどんどん上がってゆくものです。

上には書きませんでしたが、スミレ科かどうかは誰でもすぐにわかると思います。あとはカヤツリグサ科、イネ科も比較的すぐに判断できると思います。

このような削除方式を取り入れる努力をしているうちに、科の特徴がなんとなくわかるようになり(しつこいようですが、なんとなくです)、野外で名前のわからない野草を見つけたときに、何科の仲間か見当がつけられるようになりました。ただし、大はずれするときもあります。大はずれしたときはしたときで、そのショックが刺激となり記憶に深く留めることができます。

このようなことを繰り返しているうちに、科ごとに並んでいる図鑑がいかに使いやすいかを実感するようになりました。なかには花の色や形、生えている場所などで分類している図鑑があります。確かに検索効率はそちらの方が高いと思います。手っ取り早く知りたいのなら絶対にそちらをおすすめしますが、長く植物と付き合っていこうと考えるなら、科ごとに並んだ図鑑の方がいいと身をもって感じている次第です。

さて、写真の図鑑の版元は山と渓谷社です。山渓ハンディ図鑑シリーズの『野に咲く花』(2816円+税、ずいぶん半端な価格です)と『山に咲く花』(2800円+税)。この図鑑は花や実の細部の写真が載っているのもありがたいです。さらに、ハンディ図鑑と銘打っているだけに、野外に持ち運べる携帯性も魅力です。

私はこの図鑑しか使ったことがないので、他の図鑑と比較したことがありません(比較する必要がありませんでした)。なので、絶対にこれがいいとおすすめすることはしません。ただ、初心者の私が使ってみて活用性の高さと充実した内容を実感していることだけはお伝えしたいと思います。

ちなみに、身の周りに生えている植物を知りたいのなら『野に咲く花』だけで十分だと思います。雑木林やちょっとした山にまで手を広げる方は『山に咲く花』もあった方が心強いでしょう。

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図鑑紹介…きのこ

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素人の私にとって最強タッグが上の二冊です。まず、小さい方の図鑑で当たりをつけて、大きい方で再確認します。ほとんど小さい図鑑で済んでしまいます。それくらい写真が素晴らしいということでしょうか。写真が素晴らしいというのは、美しいというのはもちろん、きのこの特徴がよく表れているということです。さすがプロの仕事と言えるのではないでしょうか。

ちなみに両方とも版元は山と渓谷社です。小さい方は「山渓フィールドブックス」シリーズの7、きのこ(2000円+税)。大きい方は「山渓カラー名鑑」シリーズ、日本のきのこ(4495円+税)。

この二冊で見つからなかった場合は、諦めてしまうことが多いです(ときどき諦めきれずにネットで写真を探したりしますけど)。

個人的に、きのこの図鑑は何冊あってもいいと考えています。きのこは発生してから時間が経つと色や形が微妙に変化するものがありますし個体差もあります。ですので、複数の写真を見比べて判断したいと思っています。これは、私が素人であるからそんなことが必要になるだけで、専門家や慣れた人なら一つの写真からきのこの特徴を的確に見極めることができるのだろうと思います。


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というわけで、宝の持ち腐れ状態で複数のきのこ図鑑を所有しています。

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図鑑紹介…蜘蛛

ネタが尽きたので、手持ちの図鑑を紹介してお茶を濁すことにします。まずは、所有するものの中で一番使ったと思う蜘蛛の図鑑から。おかげさまで表紙のカバーはすり切れて表面のコーティングがはげそうです。

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身近で見かけた蜘蛛の名前が知りたい…

そう思ったらこの図鑑をおすすめします。日本のクモの代表的なもの565種が収録されているので、よほど珍しいものでなければ名前を知ることができます。ただし、蜘蛛を同定(種を判別すること)する場合、生殖器を精査しなければ判断できないものも多いので、正確な同定には顕微鏡と生殖器の図が載っている専門的な図鑑が必要です。

版元は文一総合出版。336ページでカラー写真満載です。写真は大きめで、見つけた蜘蛛と絵合わせをするにも問題ありません。科ごとに並んでいるのもGOODです。手頃な価格(4200円+税)で手に入る蜘蛛の図鑑はこれくらいしかないのではないでしょうか。ちなみに、専門的な図鑑は3万円以上します。

体長が7ミリ以上の蜘蛛なら、たぶんこの図鑑で見当がつけられると思います。小さな蜘蛛はちょっと難しいかもしれません。でも、頼りになる図鑑です。

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再び山へ…今度は難台山

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先日、山に行ってきました。出かけたのは標高553メートルの難台山(なんだいさん)。石岡市(旧八郷町)と笠間市(旧岩間町)にまたがる山です。だいぶ前の記事で「難台山にもブナがある」と書いたので、記憶が正しいかどうか確認してきました。

登山口は石岡市と笠間市をつなぐ道祖神峠(どうろくじんとうげ)の一番上にあります。この峠の天辺から東に向かうと難台山、西に向かうと吾国山(わがくにさん)に登れます。
(写真は峠の様子ではありません)


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こちらが山頂です。難台山の山頂は周囲に樹木が多く見晴らしはよくないです。まだ葉が出ていないので、枝の間から遠くの景色が覗けますが、開放感には欠けます。どんな感じかというと…


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天気が悪いせいもありますが、ちょっともどかしさを感じさせる眺望。写真は筑波山方面を撮ったものです。かすかに山が見えますか?


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おっと、山道になんと蝶のブローチが落ちてました(おいおい、違うだろ?)

いや〜、まったく動かないのでブローチかと思いました。

指で背中を押したら、ピョンと翅を立てました。なので、ひょいと摘んで記念撮影。


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どうやらヒオドシチョウのようです。たぶん越冬個体だと思います。

さて、問題のブナを確認しないといけません。


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ブナは確かにありました。写真の左、一番手前の木がブナです。ほかにも奧に一株、道の先の方にも一株あります。数株ですが、難台山にも確かにブナはあります。場所は山頂(北側)のすぐ下なので、標高は500メートルくらいでしょうか。

難台山のハイキングコースにはスズラン群生地に行ける道もあります。もしよろしかったら、お出かけになってみてはいかがでしょう? (お前が行って報告しろ! って声が聞こえます)。はい、私も機会があったら行ってみようと思います。

でもね〜、ちょっと道が険しそうで…。

いや〜、じつはこの日、スズラン群生地の途中までいったんです。傾斜を降りるので行きはいいんですが、帰りの登りを考えて引き返してしまいました。すでに難台山頂まで登ったので疲れていたこともあり…というのは言い訳ですね。ま、そのうち行ってみま〜す。

(撮影:2010.4.1/難台山)

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この〜木、なんの木、気になるき〜

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この樹形、なんの木だかおわかりになりますか?


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樹皮はご覧の通り。


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松ぼっくりを小さくしたようなかわいい実がなります。

こちらはハンノキ。以前「樹皮いろいろ」のシリーズでご紹介したヤシャブシの仲間です。ハンノキはかなり水気の多い場所、湿地みたいなところでもすくすく育ちます。写真の木が生えていた場所も土壌がぐちゃぐちゃした湿り気の多い場所でした。私は「ハンノキのあるところ湿地あり」みたいな感覚を持っています。仮にそこが湿地でなくとも、数年前は湿気の多い環境だったと想像できます。ほかの樹木があまり進入しないような環境で、他者と競争せずにのんびり暮らす…そんなハンノキの戦略を感じます。


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さて、こちらはなんの花かおわかりになりますか? 身の周りではあまり見ない木の花だと思います。


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花の裏は白いのですが、正面から見ると黄色です。小さなかわいらしい花がまとまっていますね〜


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この木は枝が必ず三つ又になっています。そうです、この木はミツマタです。昔は紙を作るときの原料になった木です。小学校か中学か忘れましたが、教科書に「コウゾ、ミツマタは紙の原料になった」と書かれていたのを覚えています。


(撮影:2010.3.19/ハンノキは下妻市、ミツマタは土浦市・旧新治村)

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観察会って楽しいですよ

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先日、といっても3月中旬ですが、観察会に参加してきました。場所は下妻市の小貝川ふれあい公園です。

主催は松田浩二さん。松田さんは茨城県各地で自然観察講座を開いていますが、今回は県西地区の講座活動にお邪魔させていただきました。この日は、野鳥をはじめ花が咲き始めた野草、芽吹き始めた樹木などを観察。残念ながら昆虫は時季が早いこともあり数種しか見られませんでした。

観察会の魅力は仲間とワイワイ楽しみながら草花や昆虫、鳥のことを覚えられることではないでしょうか。初心者だって遠慮はいりません。「先生、これなんですか?」と質問すれば、たちまち答えが返ってきます。ときには隣にいる仲間が教えてくれたりします。


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この日教えてもらったのが写真の木、ゴマギです。葉っぱを擦ると胡麻の匂いがします。な〜るほど、それでゴマギね。


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小貝川沿いにはヤナギの木がたくさんあります。改めて見るとちょっと不思議な風景です(草陰からシマウマやライオンが出てきそう?)。季節の移り変わりや自然の風景にも目を向けるようになれるのも観察会の魅力かもしれません。


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ところで、この葉っぱは何の芽かわかりますか? これはカナムグラです。茎に刺があって、さわると痛いヤツです。これがはびこると始末に負えません。植物の成長した姿は知っているのですが、若葉の状態や花の咲く前だと意外にわからなかったりします。観察会ではそんなことまで教えてくれるんですね〜

松田さんは、つくば市をはじめ下妻・下館地域、牛久・龍ケ崎地域、土浦地域などで講座を開いています。正確に言うと、講座というよりも自然観察同好会と言った方がいいかもしれません。年会費3000円を払えば、所属する地域の観察会だけでなく、他地域の観察会にも参加できます(定期観察会への参加は無料)。興味のある方は松田さんに直接連絡してください。連絡先は下に載せておきます。

そうそう、松田さんのすごいところは植物だけでなく鳥や昆虫まで幅広く知っていること。研究者だと自分が得意とする分野だけで、全般的に詳しくないケースが多いです。さらにすごいのは、種の分類(同定)に関する知識が半端でないこと。ある観察会などでは、専門家(研究者)が迷った挙げ句に松田さんに確認したくらいですから。ほんとに驚きです。さて、連絡先は以下の通りです。

松田浩二
090-4728-4632

*ちなみに、つくばの自然を解説しながら一緒に山を登る「筑波山ネイチャーガイド」もやっています


(撮影:2010.3.19/下妻市)

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カタクリ満開 (県外だけど)

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先日、栃木県岩舟町の三毳山に行ってきました。標高229メートルの低い山なのですが、登るのは意外にもキツかったです。

(4月4日追記/三毳山は佐野市、岩船町、藤岡町にまたがる山だそうです。群生地は3か所あるそうで、そのなかでも大規模な群生地「カタクリの里」があるのは佐野市のようです)


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カタクリの群生地はご覧のように満開状態。


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斜面一面に群生した様子は圧巻でした。これを見てしまうと、先日ご紹介した吾国山(わがくにさん)のカタクリ群生地が寂しく思えますが、今後カタクリが増え続けていけば数年後あるいは数十年後には見劣りのしないものになるのではと期待します。


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さすがに三毳山は大群落とあって、大勢の人たちが押し掛けていました。


(撮影:2010.3.29/栃木県・岩船町)

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