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2010年5月

尾瀬の黄色い花

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先日、再び尾瀬に行ってきました。前回は尾瀬ケ原に雪がありましたが、今回はすっかり融けてなくなっていました。

今回も鳩待峠からのスタート。山の鼻を経由して尾瀬ケ原に向かいました。


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その途中に咲いていたのが黄色いスミレです。図鑑で調べてみたらオオバキスミレのようでした。小さいながらもとてもよく目立つ花で、途中数か所に群落をつくっていました。

そこを通る人たちから、「あら〜、まぁ〜、かわいい!」とお褒めの言葉をちょうだいしていた可憐なスミレ。尾瀬の黄色い花というとニッコウキスゲを思い浮かべますが、オオバキスミレも忘れちゃいけません。

茨城県南では黄色いスミレなんて見たことがありませんから、一度見ただけで印象に残ります。黄色いスミレって素敵だなぁと思いました。


(撮影:2010.5.29/群馬県片品村・尾瀬)

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心から願えばきっと見つかる(粘菌探し)

見たことのない昆虫や植物をちょっとしたきっかけで探し当てることがあります。特に、図鑑などを眺めて「これ見てみたいな〜」と思っていた種類などはその傾向が強いようです。

会いたいとか、見たいとか、そんな強烈な思いが奇跡を生むというオカルティックなことを言うつもりはありません。

何度も図鑑を眺めているうちに知らず知らずに特徴が頭に入ることがあります。人は、その特徴を手がかりに、視界に入るものとの照合を瞬時に行っているのではないでしょうか。


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以前は雑木林を歩いていても、変形菌(粘菌)に出会うことはまれでした。ところが、「変形菌って、どんなところにいるんだろう?」と常に思いを巡らすようになってからは、おもしろいように見つけることができるようになりました。

彼らとの逢瀬を何度か繰り返すうちに、いそうな場所がなんとなくわかるようになりました。専門家の人に言わせれば当たり前のことなのでしょうが、彼らは倒木や切り株を好むことがわかりました。なかでも伐採された木が積み重なっているような環境は、彼らの絶好の住処のようです。厳密には住処ではなく、胞子を飛ばす場所(子実体を造る場所)と言った方がいいかもしれません。

普段は倒木のなかや土の下で暮らしている彼らも、子孫を残すときには人目につく場所に姿を現さなければならなりません。そのステージがどこかを嗅ぎ分けられれば、彼らと出会える確率はグンと上がるわけです。

写真の切り株に変形菌の姿が見えるのがわかりますでしょうか?


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切り株やその近くにはゼリー状の白い物体がたくさんあります。これがいわゆる変形体というものです。とても生きものとは思えません。しかも、この物体が数時間でまったく別の姿(子実体)に変身してしまうわけですから驚きです。


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切り株の縁では子実体を造り始めたものもいます。

どうしてこんな形が造れるのか、本当に不思議です。「宝石のように美しい」と言ったら褒め過ぎかもしれませんが、この小さな神秘は宝石に匹敵する価値があるように思えます。

写真はツノホコリの一種、タマツノホコリ(タマサンゴホコリ)でしょうか?


(撮影:2010.5.21/石岡市)

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ミサイルの弾頭とウサギのうんち

世の中には変わったものがあります。

雑木林を歩いていると、不思議なものが目に入ることたびたびです。

「なんだぁ、こりゃぁ〜」的な出会いは、人生を豊かにするスパイスのひとつだと思います。


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「カニの目玉みたいだな」と思ったものの、ちょっと違いますかね。ミサイルの弾頭の方が似ているような気がします。茨城県のつくば市にはエキスポセンターという科学関係の展示施設があります。そこには日本が誇るロケット、H2型ロケットの実物大モデルが展示されています(一番最初の型だったと思います)。地元の人たちにとってはランドマークになっていることでしょう。

そうなんです。写真の物体を見たときに、そのH2型ロケットが思い浮かんだのでした。でも、いくつも並んでいるところはロケットというより軍事用のミサイルでしょうか? (ん〜、どうでもいいことなんですが)

このミサイル型の物体、じつはきのこです。森のなかにはこんなへんなものがあったりするんです。不思議ですね〜

(クロサイワイタケ科のきのこですが、名前を調べるには研究者が書いた論文をひとつひとつあたる必要がありそうです)


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そしてまたひとつ、こちらはどう見てもウサギのうんちです。

糞のように見えるこの物体の正体は、変形菌(粘菌)の子実体なのです。名前はマメホコリ。うん、うん、かわいらしい姿からなんとなく豆のイメージがわいてきますね〜(でも、やっぱりウサギのうんちに見える)

特技とは言いませんが、へんなものを見つけるのはわりと得意な私。しかし、その後処理に悩まされるのが困ったものです。へんなものの正体を突き止めるには予想以上の時間がかかります。そのために今まで何時間使ってきたのかな〜なんてときどき考えたりすることもあります。でも、へんなものほど正体が分かったときの喜びが大きいのは事実です。


(撮影:上2010.5.15、下2010.5.21/石岡市)

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まんじゅうができたよ

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5月19日のブログで粘菌(変形菌)たちの不思議な姿を報告しました。そのうちのひとつが上の写真です。この変形菌の塊(子実体になろうとしている)は私の背よりも高い場所にありました。じつは、写真を撮った後に手に取って確かめようとしたところ…


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あちゃ〜、落としてしまいました。

中からカスタードクリームみたいなものが出てきてしまいました。正確に言うと、カスタードクリームよりやわらかくてヨーグルト(固まっていないやつ)みたいな感じです。

この時点では完全な姿になっていません。どうしても子実体になったところが見たかったので、数日おいて周辺を探索に行きました。すると…


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あ、ありました!

これです、これ。マンジュウドロホコリの子実体です。直径20ミリ強の小振りなおまんじゅうですが、立派な製品に仕上がっていました。中身はチョコレート味のような茶色です。この茶色い部分はぱさぱさと乾燥していて、すでに縁の部分から胞子を飛ばしているような雰囲気でした。

今回子実体を確認したことで、今後どこかであの白い塊を見てもマンジュウドロホコリと判断できます。事実を目で確認するって本当に楽しいです。


(撮影:上の2枚は2010.5.4、3枚目は2010.5.21/石岡市)

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えげつない天気の尾瀬。嫌いじゃないです関西のノリ

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ほんの数日前に山開きをしたという尾瀬。行ってきましたよ、昨日。

ハイカーたちは疎らでほとんど貸し切り状態です。「尾瀬を独り占め」とは言わないまでも、のんびりと歩くことができました。それもそのはず。天気は雨ですし、雪がまだ残っています。花はミズバショウくらいしか咲いていませんでした。

この写真は、「山の鼻」から尾瀬ケ原に向かう途中、急に雨が強くなってきたので引き返した際に撮ったもの。逆に尾瀬ケ原方面の風景も撮ってあります。それが下の写真。


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どうです。ほぼ貸し切り状態でしょ。尾瀬がこんなにすいていていいの? 

今回は鳩待峠から尾瀬ケ原を目指しました。人ごみによる渋滞は一切なく、途中で立ち止まりながら誰に気兼ねすることもなく写真をバシバシ撮れます。でもね〜、雨でカメラがびしょぬれ。防水機能のないコンデジ・リコーR10が心配になり、あまり枚数は撮れませんでした。


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ハイカーは少ないものの、たまに誰かとすれ違うこともあります。雪の岩場で高齢者のご夫婦が通るのを待っていてあげたときのことです。ご主人がすれ違い様に言葉をかけてきました。

「えげつない天気やな〜」

一瞬ドキッとしました。えげつないとはけっこう強烈な言葉です。関東人いや私ににとって、えげつないとは「非道」とか「卑怯」とか「人の道にはずれた」とか悪いイメージ満載の言葉です。でも、発言者は関西の人。その真意は「まったく、ひどい天気ですね」くらいの軽いものなのだろうと理解しました。

(しっかし、天気の形容にこの言葉を使うとは…関西人の表現力ってダイナミックやな〜)


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いや〜、関東と関西の言葉のギャップっておもしろいです。言葉の文化の違いというか、表現の方法の違いというか、リアルタイムでやり取りすると発見と感動の連続で刺激的です。自身の思考回路がフルスピードで作動するのがわかります。


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じつは、関西の人たちのノリって嫌いじゃないんです。関東人は関西人を受け入れない人が多いようですが、私は興味津々でいろいろなものを吸収しちゃいます。ただ、残念なのは吸収するだけでそれを活かせないこと。


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学生時代に関西の友人がいたので、彼の言うこと成すことからいろいろなことを学びました。「これが関西人か〜」ということを肌で感じたわけです。


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私が感じた関西人の特徴とは…
割り切りが早い(だめなものはスパッと諦める)
切り替えが早い(あまりくよくよしない)
立ち直りが早い(つねに前向き思考)

もちろん、すべての関西人に当てはまるわけではありませんが、だいたいこのような傾向を持っている人が多いのではないでしょうか。非常に悔しいのですが、私はこのなかで持っているものは一つもありません。だから人生が拓けないのかも…


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冗談のように受け止める方も多いかもしれませんが、世の中で成功する人というのは、このうちのどれか、あるいは複数を必ず持っていると私は確信しています。「わかってるんなら、実行しろよ!」と誰かに言われそうですが…これがじつに難しいものなのです。


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あれー、尾瀬の話からずいぶんはずれちゃいましたね。ま、はずれついでに、ご主人の後から歩いてきた奥様の言葉も。

「ありがとう、おおきに」

なんか、この一言を聞いてほっとしました。いい響きですね〜“おおきに”。いろんなニュアンスが感じられる素晴らしい言葉だと思います。とくに「えげつない」という言葉を聞いた後だったので「おおきに」の一言で救われた気分になりました。

関西の言葉って、やっぱりおもしろいです。

ついでですが、私は東北弁が大好きです。すべての意味が分かるわけではありませんが、聞いていて心地いいんです。あぁ、また東北に行きたいなぁ〜

途中から本文とまったく関連のない写真で尾瀬の一日を振り返ってみました。念のため写真の説明を…

4枚目は言わずと知れたミズバショウ、5枚目は地衣類でサルオガセの一種(糸みたいなものがぶら下がっています。これは空気の澄んだところにしか生えません)、6枚目はショウジョウバカマ(なぜか色が白い。猩々だから赤、あるいはピンクのはずなのですが)、7枚目はエンレイソウ、8枚目はシダでコケシノブの仲間、9枚目はなんとなく撮ったコケむした木の株です。


(撮影:2010.5.23/群馬県・尾瀬)

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さまよう志向とへんなおじさん

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数年前からいろいろな生きものに興味を持ち始め、カメラを構えてはその姿を収めてきました。

植物や昆虫、蜘蛛、コケ、シダ、きのこなど…今までさまざまなものを撮ってきました。なかでも、とくにわくわくしながら撮るものがきのこです。なんでこんな形をしているのか、なんでこんなところに生えているのか、どうやって姿を現すのか…撮りながらいろいろなことを考えてしまいます。興味の尽きないことが大きな魅力です。

生きのもたちの名前を覚えるためにブログを始めましたが、効果は予想をはるかに下回ります。10書いて2つ覚えられればいい方ではないでしょうか。歳をとると記憶力が衰えるという事実を身をもって体験しました。自らブログに書いていても、一週間もすると報告した生きものの名前すら覚えていないなんてことはしょっちゅうです。

それでも、続けていると数は増えるもので、数年前よりははるかに知っている生きものが増えました。名前を覚えると同時に、生きのものたちのつながりが見えてくるのもブログの効果でした。

生きものがそこにいるということは、ちゃんとした理由があるのです。棲む場所があり、食べ物があり、子孫を育てていけるからそこで生活する。当たり前のことですが、自分にとっては目から鱗が落ちるような発見でした。

ある生きものがほかの生きものとつながっているのも当然です。食べたり食べられたりするのは自然の掟。自然が持っている「連鎖と循環の優れたシステム」の一端を垣間見ることができたのもブログのおかげかもしれません。

ここ数年で興味の対称がコロコロと変わっています。一時期は蜘蛛に没頭しました。だいぶ前からきのこにご執心で、最近ではコケ(地衣類)も手を伸ばし始めています。きのこと地衣類は共通点があると言ったら驚くかもしれませんが、これが意外な真実なのです。極端な言い方をすれば、地衣類は「藻類や藍藻と共生するきのこ」と言ってもいいかもしれません。

あれやこれやといろんな生きものに興味を持つのですが、興味を持つだけで深化せずどれも中途半端。せめて植物や昆虫に特化すれば、一般の方との接点も多くなっていいんですけどね〜


志向はさまよっていますが、幸いなことに思考はさまよっていないようなので(いや、十分さまよっているかも)、今後もがんばって報告していきたいと思います。


(撮影:2010.5.21/石岡市)

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お蔵入りしそうだったスミレ

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5月の初旬に山梨県の西沢渓谷で撮った花。茨城県南部では見たことのないスミレです。地元で見るスミレとは葉っぱの形がちょっと違う印象だったので興味を持ちました。

名前がわからなかったのでブログで報告しませんでしたが、ひょんなことからミヤマスミレらしいことが判明しました。

一定の標高より高い場所になるとどこでも見られるスミレだそうです。「本州中部では標高1,000メートル以上に見られる深山のスミレ」と図鑑にあるので、だいたい1,000メートルが境になるのだと思います。ただし、東北では低山でも見られ、北海道になると低地でも見られるそうです。きっと北方性のスミレなのでしょう。

この花は西沢渓谷で撮ったわけですが、渓谷のそばにあったわけではありません。山道の方に咲いていました。それも数株あっただけです。


(撮影:2010.5.9/山梨県・西沢渓谷)

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巨大な龍の背中に乗って

先日、友人と筑波山に登ってきました。登ったと言うと聞こえはいいですが、ロープウェイを使って女体山の山頂付近まで上がっているのでプチ登山です。


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これは女体山頂からの眺めです。筑波山に連なる山並みを望むと、まるで巨大な龍の背中に乗った気分になります。というよりも、筑波山が南端なので頭の上に立っているような感じでしょうか。そう考えると、なんだかとてもいい気分になります。

ぼうや〜よい子だ ねんねしなnote 今も昔も変わりなく〜note

な〜んて歌が聞こえてきそうです。でんでん太鼓を手にした童を乗せた龍が頭の中を横切りました。


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筑波山は双耳峰。男体山と女体山という二つの頂を持っています。ツインピークスと言うとカッコいいかもしれません。男体山は標高871メートル、女体山は877メートルです。この写真は女体山から男体山を望んだものです。

かなり水蒸気が立ち上っていて視界が不鮮明ですが、麓の街並が手に取るようにわかります。人の暮らしと隣り合わせの「ちょっと高い里山」という感じです。少し目をずらすとつくばの中心街も丸見えですよ〜


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さて、この日の目的は花の撮影。シソ科のヒイラギソウを撮りたいという友人のお伴をしたわけですが、私もなにか撮ろうと物色してみることに…

(左がヒイラギソウ、右はツクバネソウです)


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トカゲを撮ってきました。尻尾の方に青い線が入っているので子どもですね。


(撮影:2010.5.17/筑波山)

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粘菌たちの不思議なデザイン

5月になってから変形菌(粘菌)の子実体を4〜5種類見ました。梅雨前ですが、すでにシーズンに突入した模様です。スライム状の変形体のときには、朽ち木の内部や土壌中に隠れているのでその姿を見ることは滅多にありません。ところが、子実体を造るときには倒木の上や枯れ葉上など、見えるところに出てくるのです。そのときが彼らに出会う絶好のチャ〜ンス!

変形菌の存在を認識するのは、彼らが造る子実体を見たとき。その姿や色はじつに魅力的です。形もいろいろあるので、見つけるたびに「お〜っ」とか「あ〜っ」とか「へぇ〜」とか、思わす歓声を上げてしまいます。


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こちらはムラサキホコリの仲間の子実体です。

ムラサキホコリかサラノセムラサキホコリだと思います。高さは約10ミリとやや小さめなので、もしかするとサラノセムラサキホコリなのかもしれません。子実体は時間の経過とともに赤茶色から焦げ茶色に変化します。


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胞子を飛ばせるようになった子実体はご覧のようになります。かなり胞子を飛ばした後のようですが、息を吹きかけるとまだまだ胞子を吐き出します。


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こちらはマンジュウドロホコリの若い子実体。まるで大福餅です。まだできたばかりですが、このあと色が変わって茶色っぽいまだら模様になるようです。


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こちらは白いお皿のような子実体を造った変形菌です。モジホコリの仲間でしょうか。


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一部には変形体の名残りが確認できます。よく見ると、お皿の縁にトゲトゲというか突起が複数あります。ミルククラウンのようなかわいい子実体ですね〜


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こちらはまったく正体不明の変形菌です。これから子実体を造るのだと思います。後日、見に行ったらアカハシラホコリのような子実体を造っていました。


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白いイソギンチャクみたいな変形菌です。こちらはエダナシツノホコリの子実体です。エダナシツノホコリは原生粘菌類と呼ばれるそうで、厳密には普通の変形菌と区別されます。


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最後はこちら。モジホコリの仲間でしょうか? まだ子実体の形成には至っていません。

こちらで報告した変形菌については、別のブログ「きのこ探検隊」でも紹介しています。カテゴリーのなかの「粘菌(変形菌類)」にまとめてあります。

(撮影:2010.5.4〜14/石岡市)

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この花にピンときたら、草花通?

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知りませんでした、こんな花。ヤセウツボと言うそうです。

ヨーロッパや北アフリカ原産の寄生植物でマメ科のシロツメクサのほか、キク科やセリ科の植物にも寄生するとのこと。

日本にはハマウツボと言う植物がありますが、こちらは海岸や河原の砂地に生える寄生植物です。それよりもほっそりとした姿をしているのでヤセウツボと呼ぶのかもしれません。


(撮影:2010.5.14/石岡市)

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ワサビじゃないけど、鼻にツンとくる感じ

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久々のカメムシ・トライ。今回のお相手はセアカツノカメムシです。

ミズキ、ヒノキ、スギ、サンショウ、ヤマウルシ、ツタウルシ、ヤシャブシ、アセビなどの植物に寄生すると図鑑にあります。要するに何でもござれ的なカメムシのようです。


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では、さっそく臭いにトライ!

ふむふむ、一般的なカメムシ臭で、それほど強くありません。どちらかというと爽やか系の臭いでしょうか。すでに一般の方とは匂いの嗜好がずれていると思いますので、評価はあてにしないでください。

今までに何度もカメムシ・トライを試行しているせいか、だんだんカメムシの臭いが心地よくなってきました。ヤバいです。


(撮影:2010.5.10/笠間市・旧岩間町)

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ギンランの森

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いつも観察のフィールドにしている雑木林にギンランがたくさん咲いていました。あまりにたくさんあるので、気づかずに何本か踏みつけてしまいました。ごめんなさい。

場所によってはキンランも見られます。じつは、この雑木林は意外に環境が豊かなのかもしれないとは思っていたんです。きのこはいろんな種類が出ますし、スミレも多数の種類が見られます。さらにコケオニグモまでいるんですから、不思議な雑木林です。


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自然の豊かさとは関係ありませんが、この日はギンリョウソウも見られました。


(撮影:2010.5.14/石岡市)

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おっぱい、辛っ

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きのこからお乳が出ていました。

おじさんは何を考えたのか、舐めてみることにしました。

うひゃ〜、辛い! なんじゃ、コリャ。

舌の先がヒリヒリとして、味わえるようなものではありませんでしたとさ…

おしまい。


写真はヒロハシデチチタケです。ベニタケ科のチチタケ属にはおいしい種類もあるのですが、このヒロハシデチチタケは食用に適さないきのこです。残念、いっぱい出ていたのに…

チチタケの仲間はひだを傷つけると乳白色あるいは黄色い液を出すものが多数あります。きっと、このことから乳茸(ちちたけ)という名前がついたのだと思います。


(撮影:2010.5.14/石岡市)

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アヴァンギャルドな太陽

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アヴァンギャルド…う〜ん、すでに死語でしょうか? 最近はとんと耳にしません。バブルの頃はよく目にした文字なんですけどね〜。時代が変わったということでしょう。

写真はヒメコウゾの雌花です。ヒメコウゾはクワ科コウゾ属の樹木。雌雄同株なのでちょっと離れたところには雄花があります。


(撮影:2010.5.10/笠間市・旧岩間町)

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オーラを放つ、ありがたい花?

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花の一部を撮ったものです。これを見て何の花かわかる方はスゴイ!

神秘的に見えるか、へんなものに見えるか、人それぞれだと思います。なかには、「これ、花じゃなくて葉っぱじゃないの?」と言う方もいらっしゃるでしょう。でも、間違いなく花です。


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ジャーン、これが花です。

花らしくないですね〜。写真のものは正確に言うと花の一部。花序を包み込む“苞”と呼ぶらしいです。専門用語では「仏炎苞(ぶつえんほう)」と言います。サトイモ科の植物、たとえばミズバショウやザゼンソウも同じように、仏炎苞が花序を囲んでいます。


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さて、この写真の花の名前はというと…

ミミガタテンナンショウでしょうか。オオマムシグサではないような気がします。ミミガタテンナンショウもオオマムシグサもテンナンショウ属のサトイモ科植物です。この仲間は似たものが多いです。きっと、いろいろな種に分化してそれぞれの道を歩き始めたところなのでしょう。

今私たちは彼らの進化を目の当たりにしているのかもしれません。“進化の目撃者”と言ったらカッコいいかも…


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こちらは緑の仏炎苞です。マムシグサなのかなぁと思ったら、ホソバテンナンショウという種類が図鑑に載っていました。


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茎はこんな感じです。たぶん、ホソバテンナンショウじゃないのかなぁ(自信ありません)。

今回、花のことを調べていて「仏炎苞」という言葉がとても気になりました。仏炎を辞書で調べたら、該当する言葉がありませんでした。ということは造語でしょうか? でも、なんとなくイメージはわいてくるんですよね〜

仏様の背後にあるオーラみたいなもの。光輪と呼ぶようですが、そのイメージです。仏像の場合だと光背と呼ぶみたいです。仏の身が発する光を表現したもので、光を円で表した円光や二重光、宝珠の形をした宝珠光、炎の形をした火焔光など、さまざまな型があるようです。

話題にした仏炎苞の“仏炎”とは、炎の形をした火焔光を指しているのでしょうか。火焔光といえば不動明王の専売特許のような印象があります。あれやこれやと想像を巡らすと、今回報告した花がとてもありがたい花のように思えてきました。でもまぁ、拝み倒してもご利益はないと思いますけど…たぶん。

あ、それとまだ謎は残っています。テンナンショウは漢字で書くと「天南星」になります。この中国的な名前の由来については調べきれませんでした。う〜ん、その由来、気になります。


(撮影:2010.5.10/笠間市・旧岩間町)

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ありんこみたいなカミキリムシ

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先日、カミキリムシを二匹見つけたので独自の調査で名前を割り出してみました。間違っているかもしれませんが…こちらは、シナノクロフカミキリではないかと推測しました。


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こちらはヒメクロトラカミキリと推測。体長5ミリ前後のカミキリムシです。遠くから見るとアリと勘違いしそうなくらい小さいです。こんな小さなカミキリムシはさぞかし珍しいのだろうと思っていたら、さらに小さい種類がいるというではありませんか! ちょっと驚きです。しかも、今回報告したヒメクロトラカミキリ級の小さい種類も多数いるようです。ネット上のあるサイトには「ゴマダラカミキリより大きいカミキリムシの方が少なく、それより小さい種類の方が多い」という内容のことが書いてありました。もう、“目から鱗”です。

今回の写真はピンボケの上に手ブレ状態。見にくくてすみません。


(撮影:2010.5.7/つくば市)

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スズランはまだ咲いてない

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昨日、笠間市(旧岩間町)の長沢地区にあるスズラン群生地に行ってきました。難台山(なんだいさん)の中腹というよりは、より麓に近い場所にあります。国道355の旧道を難台山方面に入ったところに群生地の入口があります。途中には採石場やゴルフ場の入口がありますが、それよりもずっと奧になります。

群生地への登り口には看板が立っていますので道に迷うことはないと思います。この看板から歩くこと約20分、写真の場所に出ます。道は傾斜がきついので、ゆっくりと歩いていった方がいいかもしれません。


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スズランはまだほんの数株しか咲いていませんでした。見頃は5月下旬以降だと思います。見渡す限りのスズランとはいかないでしょうが、株はそれなりにあったので、開花時期になれば見応えはありそうです。


(撮影:2010.5.10/笠間市・旧岩間町)

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カラマツの新緑とコケの地図…西沢渓谷

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昨日、山梨県の西沢渓谷に行ってきました。ここは山梨、埼玉、長野が接する山間で、笛吹川が流れています。渓谷はこの笛吹川がつくり出した自然美と言えるでしょう。

この写真は渓谷の下流の方なので流れが緩やかです。この流れに沿って山を登っていくと、いくつもの滝がある渓谷美を堪能できるのです。

渓谷には澄んだ空気と水の音が満ちています。カラマツの新緑が眩しいですね〜。カラマツは日本の固有種で、針葉樹のなかでは珍しく落葉する種類。秋になると葉が黄金色に変わり、紅葉の景色のなかでもひと際目立ちます。なかには、カラマツの紅葉が大好きと言う人もいるのではないでしょうか(私もその一人です)。

紅葉ばかりに目がいってしまうカラマツですが、新緑がこんなに美しいとは知りませんでした。カラマツって魅力的な木だなぁ〜と改めて思った次第であります。


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数ある滝のなかには、かなりの落差を持つ見応えのある滝もありました。


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西沢渓谷はとても明るい渓谷です。鬱蒼とした森林のなかにあるというより、適度な開放感のある渓谷です。光が差し込む分、水の色がとてもきれいです。エメラルドグリーンというか、マリンブルーというか、トロピカルさを感じさせる水の色に魅せられてついつい足を止めてしまいます。


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こちらが渓谷のハイキングコースのほぼ真ん中にある「七ツ釜五段の滝」です。


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近くに寄ると、美しい水の色に引き込まれてしまいそうになります。

写真だと写るものしかご紹介できないのがとても残念です。絶え間なく耳に飛び込んでくる水の音、思わず深呼吸したくなる澄みきった空気…茨城県南では聞いたことのない鳥の声が渓谷のなかに響いていました。ハイキングでは五感(味覚は除くので四感でしょうか)を総動員すると二倍も三倍も楽しめます。


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こちらはコケ(地衣類)の地図。仕事とは言いながらも、合間を見て趣味のコケ観察もしてきました。


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西沢渓谷には数種類のコケ(蘚苔類)が生えていました。そのうちの代表的なもののうちの二つです。


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こちらはシダです。時間が許せば夕方まで観察していられそうなくらい楽しい場所でした。

今回撮影したコケ(蘚苔類・地衣類)やシダは、そのうち別のブログ「シダ・コケ探検隊」で報告したいと思います。


(撮影:2010.5.9/山梨県・西沢渓谷)

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白髪でも胸を張って生きよう

今回はちょっと言わせてもらいます。長くなりますのでご了承下さい。

最近のテレビコマーシャルは目に余るものがあります。まるで脅しみたいな映像とナレーションが茶の間を席巻しているような気分になるのは私だけでしょうか?

具体的な商品名は言いませんが…

風呂釜の穴からヘドロが出てくるイメージ、手の平でばい菌が激増しているイメージ、浴室内にカビが繁殖するイメージ、腸内でガスが充満するイメージ、そんな脅迫まがいの映像が繰り返し目に飛び込んでくるようになったのは何年前からでしょうか。

「こうなったら大変なことになりますよ!」的な負のイメージでグイグイ迫ってくると、人の心は弱いもので「さぁ、どうしましょ!」ってことになるわけです。繰り返し刷り込むことで、効果は2倍にも3倍にもなるでしょう。

あんまり清潔にするのもどうかと思います。もちろん、不潔な状態はよくありませんけど、度が過ぎるのはいかがなものでしょう。本来、人間と共存の関係にある菌類も多いはずです。菌類全体を毛嫌いするかのように仕向けるのは、偏った情報の押し売りのような気がします。皮膚上には人の役に立つ常在菌も数多く存在しているというではありませんか。そんな情報はカットされて、悪玉菌を一気に殲滅させる薬用なんとかが「暮らしに役立つ商品」として前面にアピールされているわけです。

もうそろそろ気づいてもいい頃じゃないでしょうか? 脅迫まがいの謳い文句やイメージを客観的に判断して、ちゃんと取捨選択する時代にしましょうよ。


ここまではプロローグみたいなものです。本題はここから。

自分はほとんどテレビを見ませんが、かかっているとたま〜に見てしまいます。そんなたまたま目にしたテレビで、先日ものすごいコマーシャルが流れていたのに愕然としました。

それは完全に人格否定のキャッチフレーズでした。その一言を聞いたとき、テレビコマーシャルはついにここまで来てしまったのかと、全身から力が抜ける感じがしました。たぶん、制作会社の企画者は「人の心と価値観を揺さぶる強烈なコピーをお見舞いした」と思っているかもしれませんが、あれは罵倒に近いものです。揺さぶるどころではなく人格を壊しかねない一言です(大袈裟かなぁ?)。あぁ、男たちよどこへ行く…

いったいどのコマーシャルを指しているのかおわかりにならないかもしれませんが、タイトルと下の写真から想像してください。(子ども店長は悪い子ではないと思いますが、大嫌いになってしまいそうです)

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「白髪が恥ずかしいんじゃない」

そんなら堂々と白髪のままで生きようじゃないか!

byクロハネシロヒゲナガ(オス)



(ただし、営業の方や接客業の方は第一印象が大切ですし、白髪染めが身だしなみの一部になっているのかもしれないので利用するのは仕方ないと思います)

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触角で木を叩け

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先日、雑木林のなかでご覧のハチを何匹も見かけました。長い産卵管を持っているので、きっと寄生バチなのでしょう。カミキリムシの幼虫にでも卵を産みつけようという魂胆だろうと思ったのですが…いろいろ調べてみたら、なんとハチに寄生するみたいです。

ハチがハチに寄生する? ふぅ〜ん、そうなんだぁ。ハチの世界っておもしろい。


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さらにおもしろいのは、写真のハチがしきりに触角で樹皮をぴたぴた叩いていたことです。お医者さんがよく指先で体をとんとん叩いて診察しますが、あれを触角でやっているような感じです。彼らの触角は精度の高い探知機のようです。目的の幼虫を探知したら、長い尾(産卵管)をススーッと差し込んで知らぬ間に卵を産みつけるのでしょう。改めて想像すると、そら恐ろしいことです。まぁ、人間とウィルスも同じようなものでしょうから、自然の摂理と言えばそれまでです。(寄生と感染は違う! というツッコミはご容赦下さい)


名前について調べてみると…
オオホシオナガバチかと思ったのですが、どうも模様と翅の様子が違います。シロフオナガバチの方が似ていたので、たぶん後者だと思います。なかにはシラフオナガヒメバチと表記された説明がありました。表記としてはシロフオナガバチの方が多かったので、こちらの方が一般的な呼び名だと思います。

ハチがハチに寄生するということですが、シロフオナガバチ(ヒメバチ科)はキバチ科の幼虫に寄生します。キバチ類のなかには、幼虫がアカマツ、スギ、ヒノキ、モミを食害する種類がいるそうです。代表的なものがニトベキバチ、ニホンキバチ、オナガキバチの三種。この害虫であるキバチに寄生する天敵として、今回報告したシロフオナガバチ、そしてオオホシオナガバチなどが注目されているみたいでした。


(撮影:2010.5.1/土浦市)

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キケンな斑模様

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ここに何が写っているでしょうか? すぐにわかった方は危険回避能力が高いかもしれません。


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こちらの写真の方がわかりやすいかもしれません。

毒蛇のマムシです。体全体にちりばめられた怪しい模様には危険な香りが漂います。この独特の模様に警戒心を抱くのは本能なのでしょうか、それとも学習によるものなのでしょうか。

マムシの全体像を見たのはじつは初めてです。岩陰に隠れた体の一部、あるいは逃げ去ったときの体の後部部分しか見たことがありません。今回は大胆にも私を待ち構えるように、息をひそめていたところを発見しました。

こちらが先に気づいて本当によかったです。迂闊に尻尾でも踏もうものなら、今ごろブログなどは書いていなかったでしょう。写真を撮るときにもビビりまくりでした。急に鎌首を翻してこちらに飛びかかってきたらどうしよう…と、へっぴり腰の撮影になったことは言うまでもありません。ヘビが嫌いなわりには、へんなチャレンジャー精神を発揮してしまいました。

マムシって噂通りに“ずんぐりむっくり”したヘビでした。普通のヘビならスラーッとしているのに、どこか寸足らずのような印象です。頭部は本当に三角形に近い感じ。えらが張っていて恐そうでした。鼻先にピットという器官があると聞いていたのでもっと近づいてじっくり観察したかったのですが、さすがに自分自身の警報アラームが大音量で鳴り響いたのでブレーキがかかりました。

それにしても完璧な保護色ですね。今回は運良く気づきましたけど…次回はお会いしたくない気分です。


(撮影:2010.5.1/土浦市)

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カタツムリって何だろう?

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放射状に筋がいっぱい伸びています。これを火焔状模様というらしいです。この模様が入っているのがヒタチマイマイの特徴とのこと。茨城県南部ではよく目にするカタツムリの一種ではないでしょうか。

小さな子どもには人気のあるカタツムリ。しかし、子どもたちは成長とともに興味の対象を虫や花など別のものに移してしまいます。きっと、カタツムリの名前を覚える間もないことでしょう。


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じつはカタツムリにはたくさんの種類があります。でも、多くの人がどの種を見ても「カタツムリ」で済ませてしまうことがほとんどでしょう。

カタツムリって不思議な生きものです。いったい彼らは自然のなかでどんな役割を果たしているのでしょうか? あまりにもカタツムリのことを知らない自分に愕然としています。


(撮影:2010.5.1/土浦市)

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「日本じゃない日本」のような場所

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外国に行っていきました。そんな嘘さえ信じてもらえそうな風景です。すでにゴールデンウィークだというのに雪がどっさり残っている山々。

先日、アルペンルートに行きました。ルートは富山県立山から長野県扇沢。じつは、富山県に行くのは生まれて初めてです。茨城県南の風景とはまるで違うのには驚きました。3000メートル級の山々が連なっていると景色が一変するものなんですね〜。こういうのはカルチャーショックとは言わないでしょうから、何と言えばいいのでしょうか? ネイチャーショックですか? いや、それも違いますね。トポグラフィックショックでしょうか?

とにかく、こんなところで育ったら発想とか価値観が変わってくるんじゃないかと思えるほど壮大な風景です。人間性や県民性が育った土地によって違ってくるというのがわかるような気がします。人は社会的環境や時代的環境から影響を受けるものですが、間違いなく自然的環境も大きな影響を与えるのではないでしょうか。

まぁ、アルペンルートの途中に人家はありませんが、これらの山を見て育つということはなんらかの影響を及ぼすと思います。第一、3000メートル級の山々がつくり出す気象が、この土地の生活に深く関わってくるでしょうから。

へんな方向に話が行ってしまいました。簡単に言うと「感動した」ということを伝えたかっただけです。


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さて、アルペンルートというといくつかの見どころがあります。そのひとつが「雪の大谷」と呼ばれる雪の壁でしょう。今年は高さが一番高いところで15メートルくらいになっていました。今までの最高では25メートルくらいのときがあったそうです(23メートルだったかも?)


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しかし信じられませんねぇ、5月にこんなに雪景色を見られるなんて。というか、こんな高いところにまで交通機関が運んでくれるということが奇跡だと思います。ここまで来てまったく感動しないということはあり得ないと思います。だって目の前には本来目にすることのできない景色が広がっているんですから。これを見て何も感じないのは、よほど「自然の常識」を忘れてしまっている人だと思います。


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こちらは黒部ダム。こりゃ、外国の風景ですね。日本じゃありません、私にとっては。


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いや〜、日本にはいろいろなところがあるのだと改めて認識しました。遊びや観光で行ったのならもっといろいろ写真を撮ってきたのですが、遊びじゃないので歩きながら撮ったような写真ばかりです。しかもコンデジ・リコーR10。めちゃめちゃ逆光に弱いです。

(撮影:2010.5.3/富山県)

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Carexには手を出すな(私の場合)

カヤツリグサ科のスゲ属は学名でCarex(カレックスと読むのでしょうか?)と呼ばれています。スゲ属は種類も多く見分けるのが困難なので、名前を突き止めようと調べてみても自分などには手に負えません。なのに、なぜか図鑑が二冊もあります。「そのうちいろいろ勉強してみるかぁ〜」などと、調子に乗って無駄遣いをしたからです。


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たまたま今日撮ったのがこの植物。見るからにスゲ属の姿です。花の形がおもしろいので、ついついシャッターを切ってしまいました。すると…「図鑑もあることだし、眠らせておいてももったいないからちょっと調べてみますか〜」などと、悪魔が囁いたのです。魔がさしました。

調べてみたら案の定わかりません。とにかく時間だけが流れていきます。「なんだよ、こんなのもわからねぇのかよ!」とおっしゃる方もいるかと存じますが、お恥ずかしながらさっぱりわかりませぬ。


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仕方なく図鑑全体に目を通し、ヌカスゲの仲間だろうと山を張りました。シロイトスゲかなぁ? と悩みながらネットで画像を検索するも、マッチする画像には出会えませんでした。本日はここで撃沈。再浮上する日はいつ来るのか? 鋭気を養ってからまた挑戦したいと思います。

Carex恐るべし。私にとってはパンドラの箱です。


(撮影:2010.5.1/石岡市)

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