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白髪でも胸を張って生きよう

今回はちょっと言わせてもらいます。長くなりますのでご了承下さい。

最近のテレビコマーシャルは目に余るものがあります。まるで脅しみたいな映像とナレーションが茶の間を席巻しているような気分になるのは私だけでしょうか?

具体的な商品名は言いませんが…

風呂釜の穴からヘドロが出てくるイメージ、手の平でばい菌が激増しているイメージ、浴室内にカビが繁殖するイメージ、腸内でガスが充満するイメージ、そんな脅迫まがいの映像が繰り返し目に飛び込んでくるようになったのは何年前からでしょうか。

「こうなったら大変なことになりますよ!」的な負のイメージでグイグイ迫ってくると、人の心は弱いもので「さぁ、どうしましょ!」ってことになるわけです。繰り返し刷り込むことで、効果は2倍にも3倍にもなるでしょう。

あんまり清潔にするのもどうかと思います。もちろん、不潔な状態はよくありませんけど、度が過ぎるのはいかがなものでしょう。本来、人間と共存の関係にある菌類も多いはずです。菌類全体を毛嫌いするかのように仕向けるのは、偏った情報の押し売りのような気がします。皮膚上には人の役に立つ常在菌も数多く存在しているというではありませんか。そんな情報はカットされて、悪玉菌を一気に殲滅させる薬用なんとかが「暮らしに役立つ商品」として前面にアピールされているわけです。

もうそろそろ気づいてもいい頃じゃないでしょうか? 脅迫まがいの謳い文句やイメージを客観的に判断して、ちゃんと取捨選択する時代にしましょうよ。


ここまではプロローグみたいなものです。本題はここから。

自分はほとんどテレビを見ませんが、かかっているとたま〜に見てしまいます。そんなたまたま目にしたテレビで、先日ものすごいコマーシャルが流れていたのに愕然としました。

それは完全に人格否定のキャッチフレーズでした。その一言を聞いたとき、テレビコマーシャルはついにここまで来てしまったのかと、全身から力が抜ける感じがしました。たぶん、制作会社の企画者は「人の心と価値観を揺さぶる強烈なコピーをお見舞いした」と思っているかもしれませんが、あれは罵倒に近いものです。揺さぶるどころではなく人格を壊しかねない一言です(大袈裟かなぁ?)。あぁ、男たちよどこへ行く…

いったいどのコマーシャルを指しているのかおわかりにならないかもしれませんが、タイトルと下の写真から想像してください。(子ども店長は悪い子ではないと思いますが、大嫌いになってしまいそうです)

1005081
「白髪が恥ずかしいんじゃない」

そんなら堂々と白髪のままで生きようじゃないか!

byクロハネシロヒゲナガ(オス)



(ただし、営業の方や接客業の方は第一印象が大切ですし、白髪染めが身だしなみの一部になっているのかもしれないので利用するのは仕方ないと思います)

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