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2010年6月

奥日光はいいところ

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昨日、クリンソウで有名な栃木県日光市の中禅寺湖畔・千手ケ浜に仕事に行ってきました。いや〜、いいところですね、奥日光は。歩いているだけで気分爽快。これぞ森林浴って感じの散策を楽しんできました。

さて、クリンソウは満開のピークは過ぎていたものの、まだまだ花は残っています。でも、そろそろ終わりでしょうか。見に来ている人はほとんどいませんでした。


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今回は赤湯車庫からハイブリッドバスに乗り換え、西ノ湖バス停で下車。そこから西ノ湖(写真)を経由して千手ケ浜まで歩きました。途中、いろいろな虫や草を撮ったので、次回に報告したいと思います。


(撮影:2010.6.29/栃木県日光市)

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奇跡の国に住んでいる

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人は地球を「奇跡の星」とよく言います。

その奇跡の星のなかにある「奇跡の国」が日本ではないでしょうか。

山のなかを歩いていると、よくそんなことを思ってしまいます。

幾筋もの沢の水が集まり、やがて川になって流れていく。途中に滝や淵を作りながら。


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水音を聞きながら歩くのは、とても愉快で気持ちのいいものです。

耳を澄ますと、場所によって水音が微妙に違うことに気づきます。それは、川の形状や地形・地質、周りに生える樹木の密度、そして上流か下流か…など、条件の差が生み出すもののようです。

山歩きや滝巡り、沢下りをするといつも、「奇跡の国」に生きていると感じてしまいます。


(撮影:2010.6.25/常陸太田市)

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森ガールにこんにちは!

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森の妖精、その愛らしい後ろ姿をカメラに収めました。

世間には森ガールや山ガールがいると噂で聞いたことがあります。今回出会った妖精は森ガール、それとも山ガール? ファッションからすると山ガールよりは森ガールに近いような気がします。

とにかく初めて出会った森ガールだったので、とてもとても不思議な気分でした。

森ガールは千葉から来たそうで、おばあちゃんのお墓参りの途中に「滝川渓谷」の看板を見てとても気になり、帰りに寄ってみたそうです。しかも一人で…

(おい、大丈夫かい?!)

滝川渓谷は茨城と福島の県境付近にある渓谷。実際の所在地は福島県になります。国道349沿いの渓谷入口から登ると、頂上までは1時間半くらいかかります。それをサンダルですいすい登ってきてしまう森ガールってすごいです!

見たところ、森ガールは20代前半。「気になったので来てみました」という言葉が、子どもっぽい無邪気さを強く感じさせます。好きです、こういう感覚と好奇心を持っている子。どちらかというと自分もその傾向が強いので大いに共感できるのです。

「途中、ヘビが二匹もいました」「小さい虫がいっぱい飛んでいました」「岩場があったけど平気でした」「ちょっと蒸し蒸ししたけど大丈夫です」など、健気な言葉を発する森ガール。その話を聞きながら、おじさんは大きく頷くばかりでした。

(やっぱりこの子は妖精だ…と確信するおじさん)

滝川渓谷の頂上にある小屋で、十割そばの天ぷら付きを注文し、一人で食べていた森ガール。妖精がそばを食べるところを初めて見ました。

おじさんは滝の写真を撮ろうと、森ガールに別れを告げて先に歩き出します。しばらくすると、後から森ガールが追いつきました。「先ほどはいろいろ心配いただきありがとうございます」と言葉を残し、森ガールはおじさんを追い越していきます。まるでスキップするかのような軽やかな足取り。そのリズミカルで楽しげな後ろ姿を見ていたらとても幸せな気分になりました。不思議な力を持った森ガールです。

(やっぱり間違いない! この子は妖精だ)


しばらく行くと、森ガールがじっとたたずんでいます。どうしたのかと尋ねると、「あそこにまた…」と一言。指差す方向に目を向けると、大きなアオダイショウが木道の上で日向ぼっこをしています。おじさんは静かにヘビを追い払って、妖精の帰り道をあけてあげました。


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最後の別れとなったのが、この滝が見えるところです。本当は「銚子口の滝」と言うそうですが、この場では「森ガールの滝」と改名させていただきます。

今回を含め前回、そして次回と3回にわたり報告します常陸太田シリーズ。このシリーズでは、プロカメラマンの小口さんと一緒にプチ撮影ツアーに出かけたときに撮った写真をお届けしています。いや〜、お届けなんて言える代物ではありませんね。ぶちまけちゃった的な写真(何も考えずに撮ってそのまま出しちゃったという意味です)で恐縮です。お口直しというか、目の保養に、小口写真事務所さんのブログにご案内致します。入口はこちら。素晴らしい滝の写真や花の写真がアップされていますので、どうぞごゆるりとお楽しみ下さい。


(撮影:2010.6.25/常陸太田市)

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これはアジサイ、あれもアジサイ

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梅雨時の花と言えばアジサイです。コバルトブルーが鮮やかです。いい色ですね〜


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こちらもブルーのアジサイ。中心部分はまだ咲かずに、縁の部分だけ花が付いています。

何気なく花びらのような部分を花と言ってしまいますが、この部分は花ではないそうで、正確には萼片と呼ぶそうです。アジサイ属の花について、図鑑では以下のような説明がされています(山と渓谷社『樹に咲く花2』)。

……花序の中心には小さな両性花が集まってつき、その周囲を装飾花が取り囲む。装飾花の萼片は花弁状でよく目立ち、本当の花は退化してごく小さい。

ちなみに、よく目にするアジサイは、ガクアジサイの花序全体が装飾花に変化したものだそうです。


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こちらもアジサイです。山などに行くとよく目にするコアジサイのかわいい花です。小さい株は草に思えるほど背が低いですが、落葉低木に分類されるれっきとした樹木です。個人的にはとても好きな花です。


(撮影:2010.6.25/常陸太田市)

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花は咲かねど麗しき緑

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花が咲かないばっかりに人気がないのがシダです。あの魅力的な造形の葉に可憐な花が添えられたなら、きっと爆発的な人気を得ることでしょう。じつに、じつに残念なことです。「天は二物を与えず」、そんな言葉を象徴する植物だと思います。

葉っぱだけでも十分に魅力的なシダ。数ある種類のなかで観賞用に販売されているものがいくつかあります。アスペルニウムやアジアンタムと呼ばれるものがその代表格ではないでしょうか。

写真はアジアンタム・ペダトゥムだと思います(ラテン語の読みが間違っているかも)。日本名はクジャクシダ。素晴らしい命名に負けぬ美しさです。実物を見たら「シダがこんなに美しかったとは…」と、多くの人が感じることでしょう。

かねてから野生のものを一度見てみたいと思っていました。その願いがようやく叶ってとても満足です。

先日、ヒメサユリを見に行った旧南郷村の報告をしましたが、シダのことを書くのを忘れてしまいましたので追加報告をしました。


(撮影:2010.6.20/福島県南会津町・旧南郷村)

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花に彩られた小さな湿原

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前回報告したヒメサユリ群生地のすぐ近くには高清水自然公園があります。せっかくなので園内の「カクマ谷地」という小さな湿地を覗いてきました。

一面の新緑のなか、シラカバの白い樹皮が風景に小気味よいアクセントを与えています。地表には細かな白い点とオレンジの点がちりばめられ、まるで舞踏会をしているような雰囲気でした。


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舞踏会の出演者は、レンゲツツジ(上)やニッコウキスゲ(左)、ワタスゲ(右)など。カラフルな衣装が、湿地という地味なステージを華やかな舞台に一変させています。ファッションにはとんと興味のない私ですが、色やデザインってほんと重要なんだなぁ〜などと呟いてしまいました(色ひとつでイメージ変わりますもんね)。


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園内でツツジの仲間、ウラジロヨウラクのかわいい花を見つけました。


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いたるところにアザミの花が咲いていました。茨城県南部だとこの時季咲くのはノアザミですが写真の花は違います。いろいろ検索してみて、オニアザミではないかと判断。「所変われば花も変わる」…そんな違いを探したり調べたりするのは、お出かけの楽しみのひとつです。ただし、はりきって写真を撮りすぎると調べるのが苦痛になります。なにごとも“ほどほど”がいいようです。


余談ですが…
谷地の名前、カクマという名称が気になった私。人の名前なのかなぁ? と思いましたが、じつはシダの名称でした。会津地方では「ヤマドリゼンマイ」をカクマと呼ぶそうです。ちなみに信州だとカクマは「リョウメンシダ」を指すそうです。

シダの名前に○○カグマというものがあります。カクマという名称は、カグマと関係があるのだろうと思った次第であります。


(撮影:2010.6.20/福島県南会津町・旧南郷村)

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淡いピンクは高貴な香り

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茨城県には咲いていないユリ、ヒメサユリです。

オトメユリとも呼ばれるそうですが、ネットや図鑑で検索するとヒメサユリの名称で表記されていることが多いです。漢字で書くと「姫小百合」。ヤマユリに比べると小さいので「姫」が使われているのでしょうか? それともお姫様のような愛らしさを表して「姫」が使われているのでしょうか? 真相は知りませんが、可憐な花であることには違いありません。

こちらの花、とてもよい香りがします。ヤマユリのように漂う強い香りではありませんが、顔を近づけるとうっとりするような雅な香りが鼻をくすぐります。まるで、高級化粧品や香水のような甘い香りです(注意! この表現は勝手な想像です)。


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訪れたのは旧南郷村(現在は南会津町)にある群生地です。今年は開花が遅いようで、まだほんの一割くらいの株しか花が開いていませんでした。満開になるのは来週のようです。ここはすり鉢状の丘のようになっていて、面積7ヘクタールに約100万本の株があるそうです。

ヒメサユリは山地性のユリで、宮城・山形・新潟・福島の県境一帯に自生しています。野生種は絶滅危惧種に指定されているそうです。ちなみに日本固有種だそうで、貴重なユリと言えるかもしれません。

種から芽が出て、最初に花が一輪咲くまでに最低でも四年かかるそうです。それ以降は一輪ずつ花を増やすとのことなので、房状に何輪もの花をつけている株は十年以上の古株ということになりそうです。


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おまけになりますが、近くではタニウツギの花が満開でした。多くの方がお目当てのヒメサユリに視線を集中させていましたが、タニウツギも数多く咲いていたので見応えがありました。


(撮影:2010.6.20/福島県南会津町・旧南郷村)

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きのこの上にきのこ

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二階建てきのこです。きのこの上に生えるきのこは今までに見たことがないような気がします。

傘の上に傘ということで、二段傘ね! (重ね)

…失礼しました。

個人的に珍しいきのこだったので記録しておきました。

見るからにサルノコシカケと呼ばれるきのこの仲間のような雰囲気です。あちこちから情報をかき集め、チャカイガラタケではないかと判断してみたものの…いまいち確信が持てません。

きのこブログでも報告していますので、興味のある方は「きのこ探検隊」へどうぞ。


(撮影:2010.5.13/石岡市)

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白無垢の花嫁

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6月の花嫁はnote 私の夢でした〜note

谷山浩子の歌にそんな一節があったような記憶があります。

ウツギの花を見るとなぜか花嫁を連想してしまう私。よく出かける森では、今この花が真っ盛り。これといった華やかさはありませんが、近くで見ると妙に親しみを感じさせる花です。


(撮影:2010.6.9/石岡市)

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レモンみつばち

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毛がふかふかの黄色いハチ。テディベアみたいで愛らしいです。調べてみたらコマルハナバチのオスのようでした。ミツバチの仲間で社会生活をするそうです。

右にいる蝶はダイミョウセセリです。

今の季節、訪花性昆虫にはアザミが大人気。この時季に咲くアザミですからノアザミでしょう。


(撮影:2010.6.9/石岡市)

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森のドラマ、始まりと終わり

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コナラの幼木です。

なんと逞しいこと! 倒木に落ちたドングリが芽を出して根を生やしています。

直径1ミリほどの頼りなげな幹が、長い年月をかけて育っていくのでしょう。運が良ければ直径40〜50センチになるはず。その成長率は驚くべきものです。

高さだって同じです。十数ミリのどんぐりが高さ十数メートルの木になるわけですから…100倍、200倍の話ではありません。

それを考えると、植物ってつくづく逞しいと思います。

誕生のドラマは森のいたるところで目にします。感動的なシーンは数えられないほどあるのに、気づかないことがあまりにも多いのではないでしょうか。


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一方では終わりのドラマもあります。広い森のなか、たまたま歩いた道にそのシーンが待ち構えていました。

スギカミキリの骸です。力尽きた様が妙に物悲しいです。

森のなかではたくさんのドラマが始まり、終わっています。そのドラマは未来永劫繰り返されていくことでしょう。


(撮影:2010.6.9/石岡市)

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Oze in blue…爽やかな青の一日

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まるで青い空に浮いた大地を歩いているような気分です。

「尾瀬は青かった」

そんなことを言った人がいたかいないかは知りません。

というわけで…再び尾瀬に行ってまいりました。念のために申し添えておきますが、遊びやレジャーで行っているわけではありません。

今回の尾瀬行きで、私はある使命を帯びていたのです。

それは…スタートの鳩待峠から山の鼻、牛首、竜宮、ヨッピ吊り橋を経由して牛首分岐にもどり鳩待峠に帰還すること。与えられた時間は約4時間半です。制限時間内に十数キロを踏破しなければいけません。


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本格的なシーズンなのかどうかはわかりませんが、先週・先々週に比べるとかなりの人出です。木道は渋滞している箇所がいくつもありました。

「うっ、こんな状態で制限時間内に全行程を回りきれるのだろうか?」

猛烈な不安がどこからとなくわいてきました。


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「お〜い、尾瀬!」と言っているのか、「空はなんで青いんだー!」と言っているのかは知りませんが、空を見上げてたたずむ人がいました。


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きっとこんな風景を見ていたのでしょう。ミズバショウは巨大化し始め、色も黄ばんできました。でも、青空と雪の至仏山があればなんとか絵になります。


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先週は見かけなかったリュウキンカが咲き始めていました。


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リュウキンカは竜宮近くに多く咲いています。キンポウゲ科の花と言われればそんな気もします。群落を形成している場所などを目にすると、通り過ぎた春が戻って来たような錯覚に陥ります。


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タテヤマリンドウもちらほら見ることができました。


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竜宮からヨッピ吊り橋に向かう途中は乾燥している場所が多く見受けられます。すでに笹が進入していました。


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池塘越しに雪の至仏山を望んでみました。風がなければ池塘に山が映ってきれいですが、波立っていて思うような絵にはなりませんでした。


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こちらは池塘越しの燧ヶ岳です。もうほとんど雪は残っていません。

Oze in blue. と言いましょうか、爽やかな尾瀬の青い一日を満喫してきました。しかし、それにしても痛いほど眩しい青でした。かなりの紫外線が全身に降り注いでいるのが感じられます。肌を露出していた場所は真っ赤。現在、顔などは酔っぱらいオヤジのようになっています。晴れの日の尾瀬にはサングラスは必携ですね。もちろん長袖のシャツも当然です。調子に乗って腕まくりをしていたので、風呂に入ると肘から先が痛いです。今回はいろいろな面でいい勉強になりました。

あ、ミッションの件ですけど…途中で写真を撮ったりして多少の時間を費やしましたが、4時間ちょっとで全コースを回ってくることができました。ただし、かなり早足の「小走りハイキング」です。のんびり景色を楽しむなら6時間はほしいところです。

撮影はすべてコンデジのリコー・R10です。このカメラはお天気がいいと調子がいいんですね〜。とくに青空の日は写りがきれいです。ところが、暗い日はからっきしダメ。もしかするとカメラが悪いんじゃなくて、私の調整(ホワイトバランス)が悪いのかも?

客観的に判断して、他メーカーのコンデジよりも発色は素直なのではないでしょうか。「何も足さない、何も引かない」そんなカメラだと思います。キツい言い方をすると、色に関しては「何の演出もないカメラ」ということ。(いや〜、他のメーカーさんなんて、こってり色をのせてきますからね。あれと比べられたら勝ち目はありませんわ)

ただし、扱いやすさはピカイチです。私は今まで説明書を読んだことがありません。直感的に操作できるところはとてもありがたいです。それに加え、マクロ撮影がめちゃめちゃ便利です。広角側から望遠側まで、全域でマクロが効くところは「さすがリコー!」って感じです。天気がよければかなりの写りが期待できます。マクロにこだわる方にはリコーのコンデジはおすすめです。(人物を撮るときに望遠でマクロを効かせると、背景がぼけていい感じになります)

なお、いつものことですが、掲載画像はリサイズしただけで一切手を加えていません。画質は下から2〜3番目のデータ量の軽いものです。パソコンが古いので、重いデータは読み込みに時間がかかるもので…

以上、余談でした。


(撮影:2010.6.6/群馬県片品村・尾瀬ケ原)

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ブナは何本あるのかしら?

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本日は下界を後にして山頂付近をうろうろしてきました。

出かけた先は筑波山です。こちらは筑波山のケーブルカーの頂上口付近から望んだ北西部のようす。天気はすこぶるよかったものの、水蒸気が多くて風景がかすんでいます。本来なら目の先に那須連峰が見えるはずなのですが、本日はご覧の通り。誠に残念でございます。


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本日してきたこと、それは筑波山にあるブナの木を一本一本確認して、ナンバリングするのと同時にGPSという最新機器を使って生えている位置を調べることです。簡単に言うと、すべてのブナの戸籍をつくるということでしょうか。

すでに5,000本近くが確認されているそうで、最終的には8,000本くらいにはなりそうだとか。すごいです! まさか、筑波山にそんなに多くのブナ(イヌブナも含む)が生えていたなんて誰が予測したでしょう?

筑波山って標高877メートルなんですけどねぇ。ブナって標高が高い山に生える木らしいので、意外と言えば意外だと思います。


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こちらは昼食後に水を飲んだ沢の源流です。ちょろちょろと水が湧いているのですが、本当に飲める水なのかどうかはわかりません。同行の方が「飲めるよ」と言ったので、まさしくそれを鵜呑みにしてゴクッといただいてきました。

確かに、物理的にはいくらでも飲むことは可能です。でも、適しているかどうかはどうなんでしょう? 信じるものは救われると言いますし、飲んでから7〜8時間経っても特別変わったことがないので大丈夫なのでしょう。これに味をしめて、また飲んでしまいそうです。


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湧き水の近くにあった倒木には、コケがびっしりと生えていました。あまりにも美しかったので一枚撮っておきました。


(撮影:2010.6.3/桜川市・旧真壁町の筑波山)

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黒うなぎは新勝寺を目指す

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こちらは成田山の参道です。ここ数日、この参道をうろうろしています。

写真の中央に黒い “登り龍”が見えますでしょうか? いや、龍じゃなくてうなぎの看板です。新勝寺の三重塔に登ろうとしているように見えたので撮ってみました。

三重塔は江戸時代・正徳二年(1712)に建立されたそうで、現在は重要文化財に指定されています。ちなみに高さは25メートルです。


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本題はこちら。参道の駐車場で見つけたカミキリムシです。なぜか私の車に止まっていました。

キイロトラカミキリのようですが、黒い斑紋が大きめなので別のカミキリムシかと勘違いしました。カミキリムシの模様って意外と個体差がありますね〜

ほっそりとしたボディがかっこいいです。白をバックにすると黄色が一段と映えます。確かにキイロという名が付いていますが、たとえばこの色を黄土色とか硫黄色とは言わないんでしょうか。カミキリムシの名前では、黄土色や硫黄色という言葉を聞いたことがありません。その代わりと言っては何ですが、サビはよく耳にします。

生きものの命名って、分類ごとに研究者の好みが表れているような気が…しませんか?


(撮影:2010.6.2/千葉県成田市)

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おばさんパワーでワタスゲが絶滅?

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尾瀬ハイキングのつづきです。今回は尾瀬ケ原にあった植物を報告します。

まずは言わずと知れたミズバショウ。撮影ポイントとして有名な大堀川周辺のようすです。後ろに見えるのは少し雪が残る至仏山です。


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こちらはヤチヤナギの花。ヤナギの名がついていますがヤマモモ科の植物です。名前の通りヤマモモと同じ仲間ですけど、私はピンときません。


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まだ小さいですが、こちらは食虫植物のモウセンゴケの仲間です。尾瀬にはモウセンゴケとナガバノモウセンゴケがあるようです。葉のようすからするとモウセンゴケのような感じがしますが自信はありません。


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こちらはショウジョウバカマです。枯れ葉色の尾瀬ケ原のなかでひと際目立っていました。


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こちらはワタスゲだと思うのですが…

じつは写真を撮っていたときに、あるおばさんから声をかけられました。

「何を撮っているんですか?」と、親しげに話しかけるおばさん。

「う〜ん、ワタスゲだと思うんですが」と、私。

「えっ、これワタスゲ?!」と、 “まさか!”というような表情のおばさん。彼女の目は強烈な疑惑の色を帯びています。

「あれっ、違いますかね?」と、自信なさげになる私。

「ふ〜ん」と一言残して立ち去るおばさん。その後ろ姿には、無言の主張が現れていました。

言葉にこそ出しませんでしたが、おばさんの目は「あんた、違うでしょ! ワタスゲってね、もっとふわふわしたやつよ!」と訴えかけていました。

私のなかでは、いつしかこの花がワタスゲから名も知らぬ別な花へと変わっていきます。自信をなくした私が、家に帰って急いで図鑑を見たことは言うまでもありません。

ほどなく事実を確認しましたが、おばさんの言葉には圧倒的なパワーがあることを今さらながら実感している次第です、ハイ。


(撮影:2010.5.29/群馬県片品村・尾瀬ケ原)

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