« 尾瀬の黄色い花 | トップページ | 黒うなぎは新勝寺を目指す »

おばさんパワーでワタスゲが絶滅?

1006011
尾瀬ハイキングのつづきです。今回は尾瀬ケ原にあった植物を報告します。

まずは言わずと知れたミズバショウ。撮影ポイントとして有名な大堀川周辺のようすです。後ろに見えるのは少し雪が残る至仏山です。


1006012
こちらはヤチヤナギの花。ヤナギの名がついていますがヤマモモ科の植物です。名前の通りヤマモモと同じ仲間ですけど、私はピンときません。


1006013
まだ小さいですが、こちらは食虫植物のモウセンゴケの仲間です。尾瀬にはモウセンゴケとナガバノモウセンゴケがあるようです。葉のようすからするとモウセンゴケのような感じがしますが自信はありません。


1006014
こちらはショウジョウバカマです。枯れ葉色の尾瀬ケ原のなかでひと際目立っていました。


1006015
こちらはワタスゲだと思うのですが…

じつは写真を撮っていたときに、あるおばさんから声をかけられました。

「何を撮っているんですか?」と、親しげに話しかけるおばさん。

「う〜ん、ワタスゲだと思うんですが」と、私。

「えっ、これワタスゲ?!」と、 “まさか!”というような表情のおばさん。彼女の目は強烈な疑惑の色を帯びています。

「あれっ、違いますかね?」と、自信なさげになる私。

「ふ〜ん」と一言残して立ち去るおばさん。その後ろ姿には、無言の主張が現れていました。

言葉にこそ出しませんでしたが、おばさんの目は「あんた、違うでしょ! ワタスゲってね、もっとふわふわしたやつよ!」と訴えかけていました。

私のなかでは、いつしかこの花がワタスゲから名も知らぬ別な花へと変わっていきます。自信をなくした私が、家に帰って急いで図鑑を見たことは言うまでもありません。

ほどなく事実を確認しましたが、おばさんの言葉には圧倒的なパワーがあることを今さらながら実感している次第です、ハイ。


(撮影:2010.5.29/群馬県片品村・尾瀬ケ原)

|

« 尾瀬の黄色い花 | トップページ | 黒うなぎは新勝寺を目指す »

植物」カテゴリの記事

県外の話題」カテゴリの記事

コメント

無言の圧力・・・う~ん・・・雪国もやしも気をつけなくちゃ・・・ですcoldsweats01

投稿: 雪国もやし | 2010年6月 3日 (木) 08時25分

雪国もやしさん、こんばんは。

世の中には「すごいおばさん」と「普通のおばさん」がいます。すごいおばさんだからといって、別に悪いことをしているわけではありませんから、あまりお気になさらない方がいいと思います。

すごいおばさんの力で世の中が明るくなったり、よい方向に社会が向かっていくこともありますから。

ただし、方向を間違えると…とんでもないことになってしまいます。気をつけるべきは、むしろそのことではないでしょうか。

私は「すごいおばさん」の力に期待します!

投稿: mushizuki | 2010年6月 3日 (木) 21時24分

予想通りピンク色のショウジョウバカマも綺麗
ですね~。先のほうの菫色との色合いもなかなか
良い感じ!

投稿: けるとのしんわ | 2010年6月 7日 (月) 20時05分

けるとのしんわさん、こんばんは。

三週連続で尾瀬に行ってきました。昨日はその疲れでコメントが返せませんでした。遅れてすみません。

今回はリュウキンカ、タテヤマリンドウを見てきました。タテヤマリンドウは手や帽子で陽の光を遮ると、ゆっくり花を閉じてしまうそうです。今度行ったら実験してきますね。

でも、20分も30分もかかったらイヤだなぁ〜

投稿: mushizuki | 2010年6月 8日 (火) 00時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1009500/34998250

この記事へのトラックバック一覧です: おばさんパワーでワタスゲが絶滅?:

« 尾瀬の黄色い花 | トップページ | 黒うなぎは新勝寺を目指す »