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淡いピンクは高貴な香り

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茨城県には咲いていないユリ、ヒメサユリです。

オトメユリとも呼ばれるそうですが、ネットや図鑑で検索するとヒメサユリの名称で表記されていることが多いです。漢字で書くと「姫小百合」。ヤマユリに比べると小さいので「姫」が使われているのでしょうか? それともお姫様のような愛らしさを表して「姫」が使われているのでしょうか? 真相は知りませんが、可憐な花であることには違いありません。

こちらの花、とてもよい香りがします。ヤマユリのように漂う強い香りではありませんが、顔を近づけるとうっとりするような雅な香りが鼻をくすぐります。まるで、高級化粧品や香水のような甘い香りです(注意! この表現は勝手な想像です)。


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訪れたのは旧南郷村(現在は南会津町)にある群生地です。今年は開花が遅いようで、まだほんの一割くらいの株しか花が開いていませんでした。満開になるのは来週のようです。ここはすり鉢状の丘のようになっていて、面積7ヘクタールに約100万本の株があるそうです。

ヒメサユリは山地性のユリで、宮城・山形・新潟・福島の県境一帯に自生しています。野生種は絶滅危惧種に指定されているそうです。ちなみに日本固有種だそうで、貴重なユリと言えるかもしれません。

種から芽が出て、最初に花が一輪咲くまでに最低でも四年かかるそうです。それ以降は一輪ずつ花を増やすとのことなので、房状に何輪もの花をつけている株は十年以上の古株ということになりそうです。


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おまけになりますが、近くではタニウツギの花が満開でした。多くの方がお目当てのヒメサユリに視線を集中させていましたが、タニウツギも数多く咲いていたので見応えがありました。


(撮影:2010.6.20/福島県南会津町・旧南郷村)

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