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2010年10月

宇宙からの物体X

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不思議なものを見かけました。

生きものです。間違いありません。

さて、何でしょう?

答は次回!

乞うご期待とは言いません。

明日から出張つづきで、書けるかどうかわかりませんから…


*

そう言えば…

謎的なものとか、未知のものとかによく使われるのがXという符号。

そう言うことを意味する言葉で、Xから始まる英単語ってありましたっけ?

おおっ、英和辞典で調べてみたら、ありますた!

どうやら数学で使われる符号のようですね〜

Xは第一の未知数、Yは第二の未知数、Zは第三の未知数と書いてあります。そう言やぁ、X+Y=Zみたいな連立方程式をやらされたような…うっ、苦い記憶が甦ってきました。

日本の車の名前でXやZはよく使われますよね〜

車に未知の力を授けちゃうなんて、日本人は不可思議なものが好きなのかも?

Zがついたあの車なんて、とっても謎めいてて素敵ですね〜

あれ? 余談を書いている暇があったら、本文書けよーって言われそうなのでやめておきます。明日は早い時間に出発ですから…


(撮影:2010.10.31/つくば市)

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嘘ついたら、ブナ千本の〜ます!?

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いきなりですが、筑波山頂付近にはブナ帯があります。徒歩はもちろん、ロープウェイやケーブルカーを利用して山に登ると、そこでは太いブナの木を見ることができます。

ブナと言えば、標高1000メートル以上ある比較的高い山に生えている印象が強いんじゃないでしょうか。でもね、877メートルの筑波山にも生えているんですね〜

以前、筑波山にはブナの木はそれほど多く生えていないのではないか…とも言われていたそうです。人によっては「150本、いや300本くらいだろう」な〜んて感じだったらしいですよ。それなりに著名な植物の先生が言うもんだから、なんとなく「そうなんだろう」とみんな思っていたようです。

ところが…300本なんて大嘘! 1000本どころじゃありませんでした。実際に調べてみたら、なんと約7000本(6905本・イヌブナ含む)あったそうです。これには驚きました。山全体でどんな風に生えているかというと…

上の写真がブナ(イヌブナ含む)の植生分布の模型です。双耳峰の筑波山の形が何となくおわかりでしょうか? これを見ると、山頂だけでなくかなり標高の低い場所にも生えているのがわかります。


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ブナの本数を明らかにする調査はじつに大変でした。何を隠そう、私も調査に加わったので苦労がわかります。山のなかを歩き回り、GPSで位置を確認し、タグを打ち込む。木の太さをメジャーで測り、樹勢を数段階に分けて評価。これらすべてをメモして、一本一本の戸籍を作っていくのです。

一言で山を歩くと言っても、道がある場所ばかりではありません。背丈の1.5倍くらいある笹や篠をかき分けて縦横無尽に歩き回るのです。薮漕ぎ(やぶこぎ)とはよくぞ言ったもので、まるで笹の海を泳いでいるような気分のことがたびたびありました。正直言って、泳ぐと言うよりは「溺れまいと必死にもがく」と言った方がその姿にふさわしいと思います。

調査は3〜4人でチームになって行います。笹薮を進むときなどは、あまり前の人と近づきすぎると、弓のようにしなった笹の一撃を食らいます。それは鞭打ちの刑とも言えるもので目に当たった日には、もう涙が止まりません。

試練は笹の薮漕ぎばかりではありません。崖のような場所、切り立った岩場など、「え〜っ、あんなところも行くの?」と、一瞬たじろぐような危険地帯にも足を踏み入れることもありました。こうなるともう探検家の気分です。

毎年、筑波山で遭難する人が数人いるそうですが、今回の調査を経験して遭難してしまう人が出るのもわかるような気がしました。なかなか侮れない山です、筑波山は。


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さて、坂東市(旧岩井市)にある県立自然博物館ではちょうど今、第50回企画展「筑波山/ブナとガマと岩と」を開催中です。来年の1月10日まで開催しているので、興味のある方はぜひお出かけ下さい。

調査協力者のなかには私の名前もあります(ちょっと嬉しいので自慢させてください)。ただし、私の場合は毎回調査に参加していたわけではありません。ちょい役というか、エキストラ風の参加でした。


(撮影:2010.10.24/坂東市)

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滝を見つめるきのこ

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今週の初めに福島県にある滝川渓谷に出かけました。福島県と言っても茨城のすぐ隣にある矢祭町です。国道349号を福島方面に走り、旧里美村(現在は常陸太田市)を過ぎると峠があります。ここが茨城と福島の県境。福島県に入ってすぐのところに滝川渓谷の入口があります。

奥久慈の秘境? いや、福島の秘境とも呼ばれている滝川渓谷。以前から滝があるとは言われていたそうですが、何の整備もされていないのであまり人が寄り付く場所ではなかったようです。噂によれば、あるお年寄りが一人で遊歩道を整備し始めたのだとか。現在のハイキングコースは町が巨額を投じ(三億円以上とも言われているが本当でしょうか?)て整備し、平成15年に完成したものだそうです。

わずか3キロメートルのコースに四十八の滝があるそうです。歩いてみると充実感の感じられるコースであることがわかります。決して急ではありませんが、起伏があって適度にハイキングスピリット(なんのこっちゃ?)を刺激してくれます。常に沢のそばを歩いているので、蝉時雨のような水音が素敵なBGMに聞こえます。音楽が人の心を癒してくれるように、水音がハイカーの心を癒してくれるのかもしれません。

ところで、この渓谷が地図に記されていないのをご存じでしょうか? 少なくとも私の持っている道路地図には載っていません。記されているのは「おぼろの滝」という名称だけ。この滝は滝川渓谷の下流の方にある滝です。地図を頼りに訪れる際には「おぼろの滝」を目指して進んでください。ちなみに、文明の利器ともいえるカーナビで検索しても滝川渓谷は見当たりません。な〜るほど、秘境と呼ばれる意味がようやく分かりました。(冗談です)


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なにはともあれ、ハイキング!

ご覧の通り、紅葉はまだまだ。地元の人に尋ねたら、10日後くらいから見頃になるだろうとのことでした。ということは11月の初旬ですね。

ハイキングの途中で見つけた素敵なお友達をご紹介します。滝を見つめるきのこ君です。いいですね〜、やっぱりきのこは絵になります。だからきのこ撮りはやめられません。食べられるきのこならお持ち帰りして、いただいちゃえば一挙両得。でも、救急車で運ばれたらいやだからこのきのこは採らずに撮るだけにしておきました。


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こちらは滝川渓谷の中でも最上流部にある「銚子口の滝」です。紅葉したらさぞかし美しいでしょう。ここでいいことを教えちゃいます。この滝のほぼ正面には東屋があります。ハイキングコース上にはいくつかの東屋が点在していますが、私が一番おすすめするのは、この銚子口の滝の前にある東屋です。ここでお昼を食べるなんて、なんと贅沢なことか! お茶を飲むだけでもかなり贅沢です。

どんなに詩心のない人でも、詩人になれるような気がする場所です。心を落ち着かせれば俳句の一句や二句がかる〜く詠めそうな気になりますので、騙されたと思って座ってみてください。もったいないので、決して素通りだけはされぬようお願い致します。ではでは…


(撮影:2010.10.25/福島県矢祭町)

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旅を見つける旅…好奇心ナビで進め!

(注意! 今回は日記的な記述なので、ちょっと長いです)


昨日は友人からお誘いがあり、かる〜く新潟までドライブに行ってまいりました。

私としては福島県の大内宿あるいは塔のへつり、五色沼、喜多方の新宮熊野神社のいずれかに行きたかったのですが…

「大内宿? あそこは原宿みたいで嫌だなぁ」

「塔のへつり? あそこにはマムシがいっぱいいるから嫌だなぁ」

「五色沼? 紅葉の時季だし、混むんじゃない?」

「喜多方かぁ、何回も行ってるし…」

てな具合ですべて却下。な〜んとなく「新潟にでも行ってみっか!」ということになり、車を飛ばしてブンブン走ってまいりました。

8時30分に常磐道・友部S.A.のスマートI.C.から高速道路に乗り、郡山から磐越道に入ってひたすら走り続け、11時40分には新潟中央JCT.を通過しました。途中、磐梯山S.A.で15分の休憩をとったので、3時間足らずで新潟まで行ったことになります。渋滞がなかったこともあり、驚異の早さで目的は達成されたわけです。


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左は福島県内の磐越道から見た磐梯山。右は新潟県内の磐越道から見た風景。


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新潟中央JCTから日本海東北自動車道に入り荒川胎内I.C.で降り、国道113号を進み、一路山形県を目指しました。


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写真は日本海東北自動車道から撮った風景です。かっこいいスタジアムや阿賀野川の河口、地元のスーパーで売っているおせんべいの製造工場(三幸製菓)などを見ることができました。磐越道で新潟まで行ったのは初めてでしたので、見るものがすべて新鮮で感動的でした。ちなみに、新潟県に平坦な土地がどこまでも広がっているとは想像もしていませんでした。高速道路の周囲はすべて畑で、所々で白鳥が群れになって餌をついばんでいます。茨城では江戸崎(現在は稲敷市)にヒシクイという大型のカモが飛来するのですが、新潟で白鳥を見たときは白いヒシクイかと目を疑いました。


…で? 何しに新潟に行ったの?

いや〜、ただ行っただけなんです。

心が動くところに車は進む。それが私たちの旅なのです。たいした目的もなく闇雲に走り回るのが若い頃から好きでした。

「函館の朝市でウニ丼とカニの味噌汁の朝飯を食べよう!」

「春の花見ができなかったから、弘前公園に桜を見に行こう!」

「塩釜でイカそうめんを食べながら一杯飲らないか?」

毎年、ゴールデンウィークになると“ひょんな一言”から突発的に旅に出ていました。車中一泊、徹夜走行なんて当たり前。若さに任せていろんな旅をしてきた私たちです。「ちょっと新潟まで」なんて、朝飯前と言ったら大袈裟ですが「好奇心ナビ」さえ起動すれば、あとは自動的に目的地に誘導してくれます。人によっては“ワイルドな旅ね”などと賞讃とも嘲笑ともとれる言葉を浴びせてくれますが、つまりは無計画で優柔不断。でもね、先の読めない展開がたまらなく楽しいのです。じつは、あまりにも楽しすぎるのでほかの人を誘ってみたことがあります。しかし、この感覚はほとんどの人には理解されませんでした。

「突然、恋に落ちる」っていうならロマンチックでドキドキしますが、「突然、旅に出る」っていうのは心の準備も計画性もなくて呆れられるだけのようです。こんな旅をするのはいつも三人の男たちだけでした。


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さ、新潟の旅にはつづきがあります。国道113号を走り続けていると、無性にお腹がすいたことに気づきました。途中、小国町というところに「道の駅」があったのでそこで食事をすることにしました。


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そこはセルフサービスのお店で、陳列されているおかずから好きなものを選び、レンジでチン! して食べるのです。

左はアケビのなかに味噌が入ったもの、右はきのこかな〜。食べてみたけど、なんだかよくわかりませんでした。店はログハウス調の造りで、大雪が降ってもびくともしないようなガッチリしたものでした。店の隣にはスキー場のリフトが見えたので、冬はスキー客がやってくるのかもしれません。


昼食を済ませ小国町の道の駅を出発してからほどなく、友人がぽつりと呟きます。

「愛の甲冑でも見に行くか? オレ、見たことないんだよな」

愛の甲冑とは、NHKの大河ドラマで有名になった直江兼続ご愛用の兜のことです。目指すは山形県・米沢の上杉神社。その甲冑は神社境内の稽照殿にあります。すぐさま好奇心ナビを起動して、米沢にまっしぐらです。


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着きました! 上杉神社です。


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上杉神社は20年くらい前から足を運んでいます。何となく米沢が好きで、東北に出かけたときに時間の余裕があれば寄ることにしていました(ちなみに、今年は三度目)。最初に訪れた頃と比べて、上杉神社の周辺はだいぶ様変わりしています。昔は観光の目玉的な存在ではなく、興味のある人が足を運ぶ場所だったような気がします。


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せっかく米沢に来たので、ラーメンをいただくことにしました。もちろん、米沢ラーメンです(この名物ラーメンは、以前はなかったように記憶しています)。

米沢を後にして地元に着いたのが夜の7時。11時間で茨城から新潟、山形の米沢を経由して帰ってきたことになります。まさに怒濤のドライブ。約750Kmの行程でした。

こんなことができるのは休日の高速道路料金が一律1000円になったから。往復で2000円ですから、高速料金は1Kmあたり2.66円(←こんな計算しても無意味ですが、なんとなく算出)。これに約5000円のガソリン代が加わります。飲食代を抜きに考えれば、合計7000円の旅となりました。

今回は二人で出かけたので、一人当たり3500円の旅費です。この金額で新潟〜米沢に行けるなんて、すっごーいことではないでしょうか? ものすごい贅沢とも言えるし、地獄のように忙しないとも言えるし、インスタントな充実感を味わえるとも言えます。一粒で二度も三度もおいしい旅ですが、一般の方々には決してお勧めはしません。

最後になりますが、ちょっといいことがありましたので報告します。今回の旅は何の目的もない旅のはずでしたけど、大きな収穫があったことに気づいたのです。

前述のなかで小国町の道の駅から米沢に向かったことをお伝えしました。じつは、この道のりで旅心をビンビン刺激するものを見つけたのです。それは米沢と新潟県村上市の坂町駅を結ぶ米坂線という鉄道。私たちが通った国道113号(越後街道)そばを走る米坂線は道路とほぼ並行して走っているので、電車の車窓から見える風景が想像できるわけです。そして…この路線は国道113号だけでなく、荒川という川の縁を走っています。車窓から見えるであろう景色は、言葉に尽くし難い素晴らしいものであることは確実。紅葉の時季ならば絶句してしまうことも考えられます。

「乗りたい! 今すぐ乗りたい!」

そんな思いを抑えることができないほどの衝動にかられたことを告白しておきます。昨日の時点では紅葉はまだまだ。来週末あたりが狙い目でしょうか。もし、来週あるいは再来週あたりに時間が取れれば、絶対に行こうと思っています(スケジュール的に無理でしょうけど)。運良く願いが叶ったなら必ず報告します。

無策無謀な旅が、じつは“旅を見つけるための旅”であったことを知った今回。

「人生に無駄なことはない」

な〜んて、誰が言ったのか知りませんが、まさにそのことを実感させられる結果となりました。


(撮影:2010.10.24/福島県猪苗代町、新潟県新潟市、山形県小国町・米沢市)

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重力に抗った報酬

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人はなぜ山に登りたがるのでしょうか? そのわけを時々考えたりします。

私は山登りはとくに好きというわけではありませんけど嫌いではありません。なぜか、ここのところ仕事で山に登る機会がたびたびあるのですが、それほど苦にならないのは、嫌いでないということが大きく影響していると思います。もっとも、ここで言う山登りとは2000メートル級の高い山ではなく、ハイキングよりややハードな感じで登れる1000メートルそこそこの山。きっと、本格的な山登りとなったら答も変わってくるかもしれませんね。

重力に逆らって足を踏み出す。知らず知らずに登ってしまうこともあれば、「頂上はまだか?」と息を切らしながら茫洋と進むこともあります。いずれにせよ、いつかは頂上に着くわけですが、そこに待っているのは達成感や充実感といった不思議な感覚。おまけに、日常生活では決して見られない風景が目の前に広がります。重力に抗った者のみが得られるご褒美とでも言いましょうか、それは物でもなく金でもない形のない報酬です。ついでに、「オレの位置エネルギーはどれくらいなんだろう?」な〜んて、馬鹿げたことも頂上に立ったときに考えてしまいます。

山に登る機会がほとんどない人からすると、頂上に到達することはゴールのように感じるかもしれません。でも冷静に考えれば、頂上は折り返し地点に過ぎないのです。極端に言えば、山は登りより降りる方が大変かもしれませんね〜。頂上を“ピーク”とはよく言ったものです。地平よりも高い場所を目指したなら、必ず下降の行程があるのです。当たり前のことと言えばそれまでですが、自らそれを体感するとものの考え方がちょっと変わってくるかもしれません。たとえば人生観なんかも…


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さて、今回は神奈川と静岡にまたがる金時山に出かけてまいりました。頂上からは芦ノ湖や大湧谷が望めるほか、天気がよければ富士山が間近に迫ってきます。この日は残念ながら富士山はお見えになりませんでした。

この山登りで珍しいものをいくつか見つけたので、余力があったら次回に報告したいと思います。

(撮影:2010.10.16/神奈川県箱根町〜静岡県小山町)

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秋です。森です。きのこです。

きのこのシーズンと言うと、みなさんは秋を思い浮かべることでしょう。でもね、春や梅雨時、夏でさえきのこは元気に暮らしているのです。

とは言え、ものすごい種類が顔を出す秋は、やっぱりベストシーズンと言わざるを得ません。土壌の湿度や温度、日照の具合、どれもがきのこの発生にはもってこいなのかもしれません。言い方を変えれば、この季節のコンディションを好む菌類の種類が多いということでしょう。

たくさんのきのこがあちこちに顔を出しているのを見ると、森のなかで大運動会が繰り広げられているように感じます。

「きのこ、がんばれ!」

彼らの健気な姿を見ていると応援せずにはいられません。


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はい、きのこたちの組体操です。何も考えずに、ずらりと並べてみました。

先日報告したニューカメラ、リコーCX3で撮りました。新しいカメラを手にしたので、何でもいいから無性に撮りたかったわけです。そして撮りながらつくづく思いました。

「きのこっていい被写体だよなぁ〜、絵になるよなぁ〜」

ひょっとして、ひょっとすると…近いうちにきのこブームが来るんじゃないでしょうか? だって、撮ってよし、食べてよし、眺めてよし、ですもん。

久しぶりの茨城の自然に関するリポートです。ここ数か月は他県の報告ばかりで、内容がブログタイトルとかけ離れていました。そんなこともあって、しばらくブログをお休みしようかとも考えていたのですが、ずるずると続けています。今後どうするかは未定。成り行きにまかせることにしました。うんにゃ、成り行きというよりも気分です、気分。こんな、ぬる〜い決意でつづけていいものなのでしょうか?


(撮影:2010.10.13/石岡市)

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紅をさし 薄化粧の 小田代ケ原

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行ってまいりました、小田代ケ原。湯滝の駐車場からハイキングはスタートです。前日に雨が降ったせいか、湯滝は水量も多く豪快な水音を立てていました。ご覧のように紅葉はまだまだ。青空を背景にした水しぶきが眩しい!


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こちらはハイキングコース途中にある泉門池です。正面に見えるのは男体山。


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小田代ケ原はこんな感じです(10月11日撮影)。草の紅葉は終わったのでしょうか? なんだか枯れ葉色の様相です。晴天に恵まれたせいか、これはこれでとてもきれいです。


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周辺の樹木はご覧のようにだいぶ色づいてきました。頬にうっすらと紅を塗ったような印象です。お色直しをしたあとの小田代ケ原を見てみたいものです。


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で、こちらは竜頭ノ滝。うんうん、きれいです。滝周辺にはカエデ類が多いので、燃えるような色に包まれています。やっぱりモミジは「紅葉」と書くだけあって、秋の彩りの王様かもしれないなぁ…などと納得してしまいました。


さて、今回から撮影機材が変わりました。といっても、単にコンデジを買い替えただけです。以前使っていたのはリコーのR10という機種。買い替えたのは同じくリコーのCX3という機種です。えっ? CX4の間違いじゃないかって? いいえ、間違いなくCX3です。

つい先頃、新機種として登場したのがCX4。ということはCX3は型遅れの旧機種。だからこそ買いなのです(だって安いんだもん)。店頭でみんなが散々いじくり回した展示品をちょっとまけてもらって買いました。二、三千円の違いならケチケチしないで新品を買った方が気分がいいです。しかしすでに新品の在庫はなく、いたしかたなく中古品的な新品を手にしたわけです。新機種のCX4を買うより一万五千円くらい安いですから、諦めもつくというものです。


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というわけで、こちらが今後活躍するであろうCX3であります。

新しいカメラになったからって、写真がうまく撮れるわけではありません。今回、小田代ケ原を撮ってみてつくづくそう思いました。結局、写真は感性と美意識が大切なんだろうと思います。それと、瞬間を待つ努力。朝早くからカメラを構えて待っていたり、日が暮れる頃を狙ってシャッターを切ってみたり…いい写真を撮るにはそれなりの努力が必要なものです。

ふらりとでかけて、通りすがりにいい写真を撮ろうなんて甘過ぎますね。ただし、素晴らしいシャッターチャンスに出逢う運のよさと、類まれな感性を持った人は別です。どちらも持っていない私は、永遠にいい写真を撮れそうもありません。でも、数をこなしていけばちょっとは上達するのではないかと淡い期待を抱いていたりもするのです。これからはCX3を相棒に、がんばってみようと思います。


(撮影:2010.10.11/栃木県日光市)

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龍の谷、風の岩

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先日、谷川岳に行ってきました。目的地はご覧の一の倉沢です。800メートルの断崖絶壁が見られるはずでしたが、あいにくの雨と靄で視界が遮られて全景は拝めませんでした。

風化と浸食を繰り返す岩肌、奥にまで切れ込んだ深い谷。まるで龍が出てきそうな風景です。近頃ではパワースポットなる場所がたいそう人気を呼んでいるそうですが、この場所もそうなのでしょうか? 私には、何かがわき上がってくるような不思議な力が感じられて仕方がありません。

ん? そんなわけないか!

単に谷から風が吹いているだけかもしれません。でも、私にはこの谷に巨大な龍が棲んでいるような気がするのです。


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雨の谷川岳ロープウェイ。そして一の倉沢に至る坂道。雨のハイキングはとってもムーディです。雨だれの音、森の匂い、立ち籠める靄、どれをとっても晴天のハイキングでは味わえないものばかり。最近になって雨の日のハイキングの楽しさが少しずつわかってきました。


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さて、ついでに見てきたのが奈良俣ダム。石や岩を積み上げて造ったロックフィル式のダムだそうで、貯水量は霞ヶ関ビル180杯分くらいあるそうです(ダムの説明書には9000万立方メートルと書いてありました)。


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周りの森が色づいたらものすごくきれいでしょうねぇ。


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遠くの山々を望むと、これがまたいい感じ。まんが日本昔話に出てきそうな妙に懐かしさを感じさせる風景が目の前に広がります。こんな絵を見られるのは雨の日だからこそ。晴ればかりがハイキング日和ではありません。雨の日もまた楽しいものです。


(撮影:2010.10.9/群馬県・みなかみ町)

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貴婦人とカメラマン

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日光の小田代ケ原には、とても有名な一本のシラカバの木があるそうです。なんでも、その木は「貴婦人の木」と呼ばれているそうで、ランドマークというかサイトマークというか、湿原のシンボルにもなっているとか。

じつはこの貴婦人には別名があるそうです。その名も「カメラマンの木」。早朝からながーいレンズを装着したカメラを三脚に据え、じっとその木を見つめている男たち(なかには女性も)が大勢いるとか。その男たちはいわゆるカメラマンで、彼らの被写体になっていることから名前がつけられたようです。一般的には「貴婦人の木」で通っています。「カメラマンの木」と言っても普通の人には通じませんのでご注意下さい。あくまでもその筋に関わっている人たちにだけ通じる業界用語みたいなものだと思います。


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んでもって…その「貴婦人の木」なるものを私の愛機・リコーR10で撮ってみました。コンデジなので最大望遠でもこの程度にしか写りません。どこにあるのかって? だいたい画面の中央です。

これは10月4日に撮影したものです。雨のなかをハイキングして小田代ケ原を周り竜頭ノ滝まで行きました。小田代ケ原に生える草は紅葉していましたが、周りの樹木はミズナラの黄葉くらいです。本格的な紅葉は今月末くらいになるのかもしれません。


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小田代ケ原から竜頭ノ滝に向かう途中はこんな感じです。ミズナラが非常に多いので、黄葉を透かして届く光のせいで空気までが黄色に染まっているような錯覚に陥ります。


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緑と黄色の光の交差が、本格的な秋のプロローグを告げているような気がしました。


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竜頭ノ滝です。間近で見ると迫力があります。止むことのない水音が、その場を離れた後にも耳に木霊します。ところで、龍はどこにいるのかと探してみたら…


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お〜っ、こんなところにいました。えっ? 龍には見えませんか?

私には龍に見えて仕方ないんですけど…目の錯覚でしょうか。

さて、じつは明日も小田代ケ原に行ってまいります。今回のブログのリポートは一週間前の小田代ケ原ですから、明日はもう少し紅葉が深まっているのではないかと期待しています。余裕があれば数日後にリポートしたいと思います。


(撮影:2010.10.4/日光・小田代ケ原)

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想像力で遊べ

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子どもたちを放っておいて遠くから見ていると、大人では思いもつかない遊びを始めたりします。身の周りにあるものをかき集めて遊び道具にするところなど、素晴らしいアイデアだと感心するばかり。そして、出来上がったのがこれ!

いったい何なんでしょう? 子どもたちに聞いてみたら…


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このようにして遊ぶそうです。

これは昔の生活を再現した模型だと言っていました。いわゆる焚き火でしょうか。紅葉した落葉が本物の炎のようです。これを見た時には、かなりのリアル感に正直驚きました。

あっぱれ、子どもたち。原始の本能か、あふれる才能なのか、単なる思いつきか、いずれなのかは知りませんけど、想像力で遊ぶのはとても楽しそうです。ん? この場合は想像力というより創造力? とにかく、子どもにとって想像力は創造力を引き出す鍵であるようです。

こんな遊びをさせてあげる時間をもっと作ってあげるべきだとはいつも思っているのですが…。時代の流れでしょうかねぇ、考えているように物事は運びません。あえて時代の奔流に逆らって、向こう岸に渡るのもいいかもしれません。子育ての選択肢のひとつに「放っておく」という方針も加えてみようかしら。意外とこれが一番賢い選択だったりして、ははは。


(撮影:2010.10.3)

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赤いひつじと緑のひつじ…尾瀬は燃えているか?

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先月末に尾瀬に行ってきました。今シーズン最後の訪問です。5月末から9月末まで約4か月間に9回訪れたことになります。これから本格的な紅葉になり、秋のクライマックスを迎えることでしょう。その最高のシーズンを目にすることが叶わないのが本当に残念です。噂に聞いている「燃えるような尾瀬」の紅葉。美の極致に至る前段ではありますが、私にとって今年最後の尾瀬をリポートしたいと思います(かる〜くね!)。


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枯れ穂の向こうに見る燧ヶ岳は、なぜかいつもと違う表情に見えます。


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草紅葉と言うのでしょうか? 尾瀬ケ原の草はすっかり秋色です。周囲の樹木は紅葉していませんが、その緑が秋色に染まったらこの湿原はどれほど美しい風景に変わるのでしょう? 見たかった、本当に見たかった! あと数週間待てば見られるのでしょうけど、私の尾瀬ミッションはこの日で終了。く、くやし〜


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あまりの悔しさに、鳩待峠から山の鼻、牛首、竜宮からヨッピ吊り橋を経由して再び山の鼻まで一周してきました。左上の写真は竜宮小屋の手前、竜宮十字路付近から撮ったものです。その後、竜宮十字路からヨッピ吊り橋に至るまでの数か所で写真を撮ったので、まとめて報告します。このあたりはかなり乾燥が進んでいるので、ヤマドリゼンマイやササ類、樹木が生えています。ここから見る至仏山はじつに味わいがありますね〜


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ヨッピ吊り橋から牛首の三叉路の途中に池塘がまとまっている場所があります。ここから望む燧ヶ岳も好きです。山の手前に見えるシラカバたちが紅葉したら、それはそれは美しいことでしょう。あ〜、いつかは見たい「燃える尾瀬」ですな。


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今回の訪問で印象に残ったことがあります。それが、池塘に生えるヒツジグサの紅葉。ご覧のような緑のヒツジグサもまだ残っていますが、冒頭の写真のように黄色や赤茶色に染まった葉も数多くありました。水草の紅葉がこんなに感動的だとは想像していなかったので、ちょっと得した気分になれました。樹木の紅葉が見られなかったので、その分の感動をヒツジグサで補ったってところでしょうか。


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何はともあれ尾瀬ミッションを終了し、「今シーズンの感動をありがとう」と尾瀬に言いたいところです。さよなら尾瀬、来シーズン訪問するまで待っててね!


(撮影:2010.9.29/群馬県片品村)

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