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2011年1月

睦月の梅

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紅の梅には青空がよく似合う…

一月十日は成人の日。めでたい祝日に何をしようかと思い悩み、近くの里山に登ってみることにしました。正直なところ、出かけても仕方ないかなぁと思いました。なぜなら…きのこは出ているはずもないし、昆虫もいない、おまけに花も咲いていないことはわかりきったこと。でも、落葉を踏みしめながら歩くのも気分がいいかもしれないと思い直し、気が変わらないうちに車のエンジンを急いでかけてハンドルを切りました。

山の麓に着いたら、気の早い梅がもう咲き出していました。梅を見てなんだかちょっと得した気分になれました。なにが得なのかはわかりませんが、幸せな気分になれたのは確かなこと。これに満足して帰ろうかとも思いましたが、せっかく来たんだから頂上までは足を運ばないと…


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山の中はかなり乾燥している雰囲気です。茨城県南部の山は季節を選ばすどこに行っても乾燥しているという印象が強いです。やはり渓流や沢などがないからでしょうか。

昨年はあちこちで猪が餌を漁ったような掘り返し跡を見たのですが、今回は見かけませんでした。もう少し時期がずれると彼らの餌探しが始まるのかもしれません。できることなら猪には遭遇したくありませんが、かわいいウリ坊は見たい気がします。

落葉を踏みしめ、木漏れ日を浴び、落葉してスッキリした枝の隙間から遠景を望む。こんな楽しみ方ができるのは冬ならでは。おまけに鳥の声も数多く聞けます。生きものの少なさ、色彩的な刺激の乏しさはありますが、頭上を覆う緑の葉がないことも影響してか妙な開放感があるのは確かです(お試しあれ)。


(撮影:2011.1.10/石岡市)

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羽ばたく織り姫

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ドウダンツツジの生け垣にへんなものが落ちていました。

どう見ても鳥の巣です。何と言う鳥のものでしょうか? 前日に吹いた強い風でどこからか飛ばされてきたようです。大きさは両手の平に載せるとすっぽり収まるサイズ。家の主はきっと小型の鳥だと思います。


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外側は乾燥した笹の葉で囲ってあります。とにかく超軽量の家です。軽く力を加えると、紐をほどくように、葉が一枚また一枚とはがれ落ちていきます。


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残った底の部分は意外にも丈夫。しっかりとした造りは“編み物”といった印象です。最初見たときは植物のシュロの樹皮(外皮?)で造られているのかと思いましたが、いろいろな植物素材が取り入れられているようでした。それにしてもなんと器用なんでしょう。くちばしだけでこんな精巧な巣を造るなんて、マジックのようです。

この家から巣立った雛は、またどこかで同じような家を造るはずです。親から教えられたわけでもないのに、巣作りができるのはなぜなのでしょう? 雛の時に自分の暮らす巣の構造を見て覚えるとでも言うのでしょうか? 不思議です。本当に不思議です。


(撮影:2011.1.2/石岡市)


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ケルトな夜

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かつての同僚と水戸で飲むことになりました。で、入ったのがこのお店「Kells」。ケルス(ケルズ)と読むのでしょうか? 水戸市役所すぐそばにあります。

元同僚O氏は、なかなかオシャレなお店を知っています。彼自身も初めて入る店だそうで、おたいがいにわくわくしながら足を踏み入れました。

お客は私たち二人だけ。貸し切り状態にすっかり気をよくして、映画の話や仕事の話などに花を咲かせました。映画の話と言っても、私は十年に1〜2回くらいしか映画館には行きません。なおかつ自宅でDVDも年に1本くらいしか観ません。なのに映画の話…

遠い昔に観た「カッコーの巣の上で」や「ゴッドファーザー」「ディアハンター」「タクシードライバー」「ブレードランナー」「レオン」など、ほんの数本の映画につてしか語るこができませんでした。

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言い忘れましたが、このお店はアイリッシュ・パブです。生まれて初めてアイルランド風なお店に入りました。アイルランドと言えば、ロックグループのU2ですね。ほかにもクラナドやらエンヤなど、有名どころが複数います。う〜ん、クラナドはそうでもないかもしれませんね。クラナドは数名のグループで、エンヤのお姉ちゃんがボーカルです。確か、モエヤ(モエア?)・ブレナンという女性だったと思います(じつは大好きで、レコードやCDを複数持っています)。


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話がそれました。アイルランドと言えばビールはギネスなんでしょうかね。ギネスというビールがアイルランドのビールだってことすら知らなかった私。さらにギネスブックとこのビールメーカーの関係さえ知りませんでした。

さて、これは生ビールだそうです。真っ黒で、こんがりした香りがします。でもって、泡がめっちゃくちゃクリ〜ミィ。おぉ、こりゃぁビールのカプチーノですな。初めて飲んだけど、うまい!


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お料理も現地の味を再現したものがいくつもありました。写真の料理、名前を忘れてしまいました。というか、初めから覚えようとは思っていません。メニューのお品書きを撮影しようと思っていたのに、料理が来たら食べるのに夢中ですっかり忘れてしまいました。自分としては料理の写真を撮っておいただけでも上出来です。

ほかにもムール貝を調理したもの、鶏肉をスパイシーな味付けにしたものを注文したのですが、その時にはすでに写真を撮ることさえ忘れていました。

なんとなく酔いがまわった二人は「明日は仕事」ということで帰ることに。切符を買って改札の前に来たところで「ラーメン食いたかったなぁ」なんて呟いたら、「行きますか!」とO氏。身を翻して駅の南口の方へ…

さっそくO氏は携帯で中華料理店を調べてくれました。ちなみに私の携帯は買ってから9年目の年代物でカメラ機能がついていない上、インターネットもできない機種らしいです(iモードっていうのはついてるんですけどね)。


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こちらは水戸駅南口近くの「炎神」(アグニ)という中華屋さんのラーメンです。酸っぱくて辛いラーメンで、まろやかなとろみが効いています。もう酔っぱらっていて正しい味の評価などできない状態でしたが、なんだかとてもおいしく感じました。正気な状態でぜひもう一度食べてみたいです。

アイルランドから中国にひとっ飛び! ちょっとへんな気分でしたが、とても楽しかったなぁ。


(撮影:2011.1.6/水戸市)

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狼になったきのこ…狼柄もス・テ・キ

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ぐわぉ〜っ!

オレは狼だぁ、覚悟はいいかー

世間では豹柄や虎柄がもてはやされているが、狼柄も忘れてもらっちゃ困るぜー


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おお、まさに狼のような勇姿のきのこではないですか!

で、あなた様のお名前は?

ん、わしか?

わしゃぁ、ザラエノハラタケじゃ〜。ぐわぉ〜っ!

ということで、ものすごく個性的な姿をしたきのこのお話でした。

おしまい。

(えっ、これで終わりかよ!)

素人判断なのでザラエノハラタケかどうか怪しいですが、図鑑を一覧して決定しました。この写真は発生して間もないもののようです。傘の裏のひだは初め白く、やがて薄いピンク色になり、最終的には黒褐色に変化するそうです。老菌の頃になると、傘の表面は写真のもののような模様とはほど遠いものになるみたいです。


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本来は柄についているつばが膜状にだらりと下がっているはずですが、何かの拍子でとれてしまったようです。ザラエ(ざら柄?)の名は、柄の下部に綿くず状のささくれがついていることに由来するようです。

ということで、いろんな図鑑の記述にあったものをまとめでみました。

以上、三日坊主の最終日の報告でした。


(撮影:2010.10.13/石岡市)

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シャンパンゴールドなきのこ

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はい、三日坊主の二日目です。

こちらは難しいきのこ。茨城県南部の雑木林をうろうろしていると、このきのこに出くわすことがよくあります。乾いていると傘が妙に光り輝いているように見えるんです。

色のたとえ方が下手な私に言わせてもらえば…ややゴールド。ややですよ、やや。明らかに光り輝く本物のゴールドは違うんですね〜。それをどう表現したらよいやら。よく、車などの塗装でシャンパンゴールドなんていう呼び方の色があります。あれに近いでしょうか。あやふやな金色と言ったらいいのか、艶を消した淡い金色と言ったらいいのか、とにかく微妙な金色です。冗談を言わせてもらえば、金に銀と銅を混ぜた合金の色です。


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さて、色はともかく何と言う名前なのか気になります。外見からすると、昨年話題になったウラベニホテイシメジ、クサウラベニタケ、イッポンシメジなどが候補に挙がります。でも、ウラベニホテイシメジではないような気がします。

となるとクサウラベニタケ、イッポンシメジの二者択一でしょうか。ま、どちらを選んでも毒きのこ大当たり! 決して食べてはなりませぬぞ。


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個人的にはクサウラベニタケではないかと思っています。あくまでも個人的にですからね〜。素人判断ということをくれぐれもお忘れなく。

この写真はかなり乾燥した状態のものです。多少湿気があるとようすが変わると思います。きのこは晴天時と雨上がりのときではかなり姿形が違うものがあります。さらに、発生から時間が経過したものも姿が変わります。


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こちらは別の場所にあったものです。多分、上のきのこと同一のものと思われますが、発生から相当時間が経っているようです。とても同じきのこには見えません。


(撮影:2010.10.13/石岡市)

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きのこ100

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

ブログタイトルの件ですが、多少の変更を加えて上記のように改名致しました。本来は茨城の自然に加え、別建てで書いているブログ「きのこ」「コケ・シダ」「きのこ」「蛾」などのダイジェストを記すブログにしようと考えていました。ところが目論見を大きく外れてあらぬ方向に向かってしまいましたので、それに合わせる形をとりました。

心境としては「曇りときどき晴れ」ってな感じでしょうか。日常が曇りっぱなしというわけではありません。たまには刺激的で素晴らしい日もあります。なるべく日常の報告はそんな一日の出来事を綴っていきたいと思っています。とは言うものの、やっぱり日常はなにかとストレスも多く鬱積するものがあります。そこで晴れ晴れとした気分になれる自然散策のこともたまに織り交ぜていきたいと考えています。

今後は週一回あるいは月に1〜2回の更新になるやもしれませぬ。今後もどうぞ適当にお付き合い下さいませ。では、本年がよい年になりますように…


さて、本題に移りましょう。

(えっ、本題などあったのか?)

ささやかながら…今年は小さな志を持って臨む年にしたいと一大決心致しました。

(いよっ! どんな抱負でしょ?)

今年はきのこの名前を100種覚える年にしたいと思います。

なぜ、きのこなのか? それは…きのこが好きだからです。じつを言うと昔はまったく興味ありませんでした。ところが、きのこ図鑑を手にして野山に出かけてみると、あるわあるわいろんなきのこが! そこらじゅうの地面から色とりどりのきのこがニョッきり。地面ばかりでなく朽ち木の上や生きた樹木からも生えています。こりゃ、まるで花ですな。

きのこは菌類(カビ)の花だと思ったら「こんなおもしろいものに目を向けないのはもったいない」と感じるようになった次第です。

だって、こんな形をしてるんですよ〜

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手前がきのこの子ども。いわゆる幼菌というやつです。まるでガメラの甲羅みたいじゃないですか! こりゃぁ愉快。


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でもって、こちらが大人。シックな立ち姿が貴婦人のようです(黒柳徹子さんに見えるかも)。単に傘をさしているだけではありませんよー。傘には有名デザイナーさえ思いつかないような模様が入っています。す、すばらすぃ〜。

はて、いったい何というきのこなのでしょう。テングタケ? いやテングタケダマシ? それともイボテングタケ?

悩んだ末にイボテングタケだろうと判断しました。今後、このようなきのこを見つけたらイボテングタケと思うようにします(個人的に)。

間違ってたらゴメンなさ〜い。

そうそう、いずれにせよ上記の三種は毒きのこですから決して食べないでくださいね。お・ね・が・い。

(撮影:2010.10.13/石岡市)

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