シャンパンゴールドなきのこ
こちらは難しいきのこ。茨城県南部の雑木林をうろうろしていると、このきのこに出くわすことがよくあります。乾いていると傘が妙に光り輝いているように見えるんです。
色のたとえ方が下手な私に言わせてもらえば…ややゴールド。ややですよ、やや。明らかに光り輝く本物のゴールドは違うんですね〜。それをどう表現したらよいやら。よく、車などの塗装でシャンパンゴールドなんていう呼び方の色があります。あれに近いでしょうか。あやふやな金色と言ったらいいのか、艶を消した淡い金色と言ったらいいのか、とにかく微妙な金色です。冗談を言わせてもらえば、金に銀と銅を混ぜた合金の色です。
さて、色はともかく何と言う名前なのか気になります。外見からすると、昨年話題になったウラベニホテイシメジ、クサウラベニタケ、イッポンシメジなどが候補に挙がります。でも、ウラベニホテイシメジではないような気がします。
となるとクサウラベニタケ、イッポンシメジの二者択一でしょうか。ま、どちらを選んでも毒きのこ大当たり! 決して食べてはなりませぬぞ。
個人的にはクサウラベニタケではないかと思っています。あくまでも個人的にですからね〜。素人判断ということをくれぐれもお忘れなく。
この写真はかなり乾燥した状態のものです。多少湿気があるとようすが変わると思います。きのこは晴天時と雨上がりのときではかなり姿形が違うものがあります。さらに、発生から時間が経過したものも姿が変わります。
こちらは別の場所にあったものです。多分、上のきのこと同一のものと思われますが、発生から相当時間が経っているようです。とても同じきのこには見えません。
(撮影:2010.10.13/石岡市)
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コメント
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します。
キノコも本当に難しいですよね~
昨年、仕事がらみで毒キノコ鑑定の場に行き会ったんですが…サッパリでした(汗
僕もキノコ(&蜘蛛)を今年はじっくりと見ていきたいと思います。
投稿: taro | 2011年1月 2日 (日) 22時56分
taroさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
私もたま〜にきのこの会合や観察会に顔を出したりしますが、その場ではほとんど名前が覚えられません。やっぱり頭が悪いみたいです。
なので、自分で探して図鑑で調べて覚えるしかなさそうです。困ったことに10種調べても記憶に残るのは1〜2種です。ということは、人の5〜10倍努力しなければならないということ。こりゃ無理だと思いつつも悪あがきしています。
投稿: mushizuki | 2011年1月 3日 (月) 20時45分