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2011年7月

日本で見る外国の風景/北信濃の栂池自然園

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長野県北部の小谷村(おたりむら)に栂池自然園という場所があります。栂池高原ゴンドラ駅からゴンドラとロープウェイを乗り継いでおよそ40分。標高約1900メートルにある湿原にはさまざまな花が咲いています。


訪れたのは先週のこと。茨城県南では決して見られない花ばかりなので驚きと感動の連続でした。のんびり花を眺めながら歩いたら時間がいくらあっても足りないでしょう。


感動するのは見慣れぬ野草たちの姿だけではありません。周囲の風景はまるで外国を思わせます。画面右側が白馬岳(しろうまだけ)、左が杓子岳(しゃくしだけ)、一番左に白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)が写っています。いずれも標高2900メートル前後の山々。この白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳は白馬三山と称するそうです。


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園内には木道が整備されているので風景を楽しみながら歩くことができます(ただし、奧の方の尾根道は整備されていない場所もあります)。もし、歩いている人たちが金髪だったら間違いなく外国の風景に見えますね〜


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この日見た花たちの一部を報告します。上段左から時計回りに、ハクサンチドリ、キヌガサソウ、チングルマ、サンカヨウです。


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チングルマはバラ科の花ですが、花が終わるとこんな姿になるんですね〜。バラ科というとベリーと呼ばれる実を付けるものを想像しますけど、チングルマは違いました。


花が終わり、羽状の花柱を八方に伸ばしたチングルマ。朝露に濡れたその姿は花以上に美しいものでした。

(撮影:2011.7.18/長野県小谷村)


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お花畑で8の字を描こう/雄国沼のゼンテイカ

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緑の下地に無数の黄色い点。グリーンとイエローの対比がこれほどの美しさだったとは…


自然が教えてくれる色の不思議やデザインのヒントって意外に多いような気がします。


ここは福島県の裏磐梯。有数のニッコウキスゲ群落がある雄国沼のほとりです。この沼は火山活動で生成されたというカルデラ湖で、標高約1000メートルの場所にあります。


雄国沼というと…知っている人はそれほど多くないような気がしますが、やはり知っている人は知っている(変な日本語?)ということでしょう。大勢の人が群落を巡る木道を歩いていました。

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遠くから見ると、人間がアリのように見えます。

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ちょっとズームすると…お花畑で8の字を描いているミツバチのようにも思えます。


そう言えば、ニッコウキスゲは本来ゼンテイカと呼ばれていたそうですが、いつの間にかニッコウキスゲの方が一般的になってしまったということです。漢字で書くと禅庭花。なかなか風情のある名前だと思うのですが、ニッコウキスゲという名前を聞き慣れているので今さら…という気もしないでもないです。


個人的にはゼンテイカの方が高貴な感じがしていいと思います。ユリ科の花ですし、気品を感じさせます。でも、国民投票をしたらやっぱりニッコウキスゲに落ち着くんじゃないでしょうか。


(撮影:2011.7.2/福島県北塩原村)


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