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霧立ち籠める妖精の森から/雨ハイキングのすすめ

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再び妖精に出会いました。以前もこの森でかわいらしい妖精に出会ったことがあります。(その時の記事はこちら


というのは冗談ですけど、渓流沿いにあるこの森ではたびたび美しい情景を目にします。


ここは福島県矢祭町にある滝川渓谷。ちょうど茨城県の常陸太田市(旧里美村)と福島県の県境付近にあります。阿武隈の秘境とも言われているこの渓谷は、地図に載っていませんし、カーナビの案内にも出てきません。そんな点でも秘境と呼ばれる意味がわかるような気がします。知らなければ行きようがないわけで、その結果、訪問者の少ない「人の手垢にまみれていない観光地」になっているとも言えるでしょう。


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ここにはハイキングコースが整備されていて、渓谷を造り出している滝川に沿って山の上の方に登っていくことができます。地元の人の話では、渓谷の最上部の標高が500メートルとちょっと。駐車場がある麓の標高が200メートルくらいだそうですから、約300メートルを登ることになります。爽やかな水音を常に耳にしながら歩けるこのコースは片道約3キロメートル。所要時間はだいたい1時間ちょっとでしょうか(片道)。


滝川の水はどこから流れてくるのかと言うと…
茨城県にある三鈷室(さんこむろ)山とそれに連なる山々の水を集めて滝川渓谷へと導かれているそうです。


さて、ハイキングの話に移りましょう。


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ハイキングというと、どうしても雨の日は敬遠されがちです。ですが、雨の日にしか見られない特別な風景というものがあります。まず、木々が活き活きしているように見えます。葉の色などは濃度10%アップ。瑞々しさがあふれています。特に春から夏にかけては森の匂いが強く感じられることでしょう。


上記に加え、雨が降り出したり気温や気圧の変化があったりすると霧や靄が漂い始めます。そのときの幻想的な風景は、晴れの日には決して見られない特別なものです。まぁ、雨の日のハイキングも捨てたものではないということです。


ただし、標高1000メートル以上のハイキングあるいはトレッキングになると、そんな悠長なことは言っていられません。あくまでも700〜800メートル級の里山ハイキングでの話です。


滝川渓谷を訪れたのは11月上旬のこと。まだ紅葉のピークには早かったようです。山の下では始まったばかり、中腹でやや色づき始め、山頂部で見頃といった感じでした。前向きに考えると、紅葉が進む過程を一日で楽しめるといったところでしょうか。


(2011.11.6/福島県矢祭町)

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