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2012年6月

なぜ、親子は恐山を目指すのか?

「恐山に行ってみた〜い!」


「よっしゃ、行ってみっか!」


そんな会話をした娘と父親は…


ゴールデンウィーク中のとある日の早朝・午前3時、薄暗いなか車のエンジンをかけて北へ向かいました。


茨城から秋田の角館〜田沢湖〜八幡平〜青森〜大間と各所に寄りながら、恐山に着いたのは翌朝の7時。


爆走と言うか、暴走と言うか、ある種のバカとしか言いようのない旅をしてきました。


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恐山、それは親子にとって未知の場所でありました。しかし、情報化社会と呼ばれる現代において、恐山に関する情報はいろんなところから入ってくるものです。その情報をもとに、自分のなかで勝手に恐山のイメージを作り上げていました。


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娘が恐山のイメージをどのように描いていたかは知りようがありませんが、私のイメージは今回の暴走旅行で大きな音を立てて崩れ去ってしまったのであります。

どのように崩れたかは説明すると長くなるので、今回書くのはやめておきます。というか、改めて書きたいと思います。


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今回はそのプロローグとして、旅のきっかけとなった恐山の写真の掲載に留めることにします。


心と時間、体力的な余裕があったら、次回から順を追って「暴走の行程」を紹介していきたいと思います。


(撮影:2012.5.6/青森県・恐山)

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3年目の赤尾瀬

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仕事で尾瀬(尾瀬ケ原)に行くようになってから3年目。毎年、初めに目にするのは雪解け直後の何もない尾瀬ケ原です。


この時季の尾瀬ケ原は気の早い植物の芽吹きがありますが、ほとんどは枯れた水苔や前年の植物が横たわった赤褐色の空間です。


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この何もないすっきりとした湿原にどっしりと構えているのが至仏山と燧ヶ岳。見通しがとてもいいので、山の存在が際立ちます。


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早々と花を咲かせるミズバショウを目当てに、大勢のハイカーが訪れています。そうなんです、春の尾瀬と言ったらミズバショウというのが定番なんですけど…


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私は、な〜んにもない突き抜けた尾瀬ケ原の空間を見るのがいつも楽しみなんです。


もちろん、ミズバショウもいいんですが、この肩すかしを食ったような空虚感さえ漂う尾瀬ケ原がなんとなく好きですね〜


露になった山肌と残雪が作り出す模様。それが尾瀬ケ原の背景にアクセントを添えています。これに青空と白い雲が加わったら、最高ですね。


自分は、冬を除いた春・夏・秋の尾瀬を見ているわけですけど、それぞれに魅力を感じます。春の魅力と言ったら前述した「突き抜けた空間」が醸し出す見晴らしの良さではないでしょうか。


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夏は、狂おしいくらいの生命の息づかいを感じる賑やかさ。秋は、鮮やかに彩られた舞台のような華やかさがあります。残念ながら冬の尾瀬だけは見たことがありません。勝手な想像ですが、そこは物音ひとつしない静寂の世界が広がっているような気がします。きっと分厚い雪の絨毯が、すべての音を吸収してしまうのではないでしょうか。


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尾瀬の四季を色でたとえると、春は「赤尾瀬」だと思います。夏は緑に包まれた「青尾瀬」、秋は紅葉の眩しい「金尾瀬」、冬は白銀の世界となった「銀尾瀬」。


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毎年この季節に赤尾瀬を見ると、「今年は何回尾瀬に行けるのかな〜」と思う私。さて、2012年はどうなることでしょう?


できることなら、青尾瀬と金尾瀬を見たいものです。


(撮影:2012.5.26/群馬県片品村・尾瀬ケ原)

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