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その花に雅な薫りあり。

1207021

パサッ、パサッと天から降る花びら。


花びらの近くには香を焚いたような匂いが漂います。


手に取るとちょっとベタつく感じのする花びら。それにグッと鼻を近づけてみると、やや薬臭い匂いがします。この化学臭が距離を置くと香のような匂いに感じられるのか…と不思議な感覚に包まれます。


きっと昔の貴族にとって、この匂いが高貴な薫りと尊ばれたのかもしれない…などと勝手な想像が働きます。そう言えば、家紋などにも桐の花が使われていたことを思い出しました。


自分の住んでいる茨城県南部のとある町。ここはその昔、桐の産地だったと聞いた覚えがあります。確かに家の近くには桐がたくさん植栽されていました。子どもの頃、あれほどたくさんの桐が身近にあったにもかかわらず、この薫りをまったく記憶していません。


たまたま手にした桐の花から意外な発見をしたわけでありますが、まだまだ知らないこと、気づいていないことが山ほどあるのだろうと思います。


「次はどんな発見があるんだろう?」と考えると、人生がちょっと楽しくなるような気がします。

(撮影:2012.5.13/土浦市)

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