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遠くから呼ぶもの…富谷観音三重塔 室町から平成へ

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前回からの続き、桜川市にある富谷観音のお話です。


富谷観音の三重塔は、説明書きに寛正六年(1465)に再建されたとあります。ということは、それ以前からこの地に建っていたということなのでしょう。この室町時代の塔は、関東以北では最古の建造物と言われているようです。塔の先端にある相輪宝珠には「多賀谷前下総守朝経」の刻銘があるとのこと。ほかにも文化財として貴重なものがあるそうです。


木造十一面観音菩薩坐像は平安時代のもので、この寺を開創した行基自ら彫ったものと伝えられているようです。

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多数の文化財の説明があるなか、気になったのは笠間城主藤原時朝が弘長三年(1263)に寄進した木造大日如来坐像です。鎌倉時代の作であるこの像は、現在山形県寒河江市にある慈恩寺の三重塔内に安置されているそうです。この二つの寺院にはどんなつながりがあるのでしょう? 


寒河江の慈恩寺は、富谷観音と同じく行基による創建のようですが、そのつながりだけで仏像が移されるとは思えません。宗派は、富谷観音が天台宗。慈恩寺は真言宗と天台宗の両宗兼学だそうです。宗派によるつながりなのかは定かではありません。両寺のつながりについては今後機会があったら調べてみようと思います。


(撮影:2013.2.3/桜川市)

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