350年前の水道
以前から水戸に行くたびに「笠原水道→」という矢印のついた看板が気になっていました。ついこの前、その看板に導かれるように怪しげな道に足を踏み入れてしまいました。
笠原(かさはら)は水戸市内にある町名のひとつです。その町の一角にあるのが笠原水道の水源。周りが雑木林になっている台地に囲まれた場所にあります。
笠原水道とは、黄門様こと水戸二代藩主・徳川光圀が命じて作らせたものです。完成したのは今をさかのぼること約350年前、寛文三年(1663)です。近世日本で18番目の水道だそうで、長さは10キロメートルに及びます。


その水源地として選ばれたのが湧水量の豊富なこの笠原の台地でした。完成から250年間、下町の人々の生活を潤したということです。
水戸は自分にとって身近に感じていた土地ですが、こんな素晴らしい場所があったことは今まで知りませんでした。ここは蜘蛛観察にも絶好の環境のような気がします。今後も機会があれば足を運ぼうと思っています。
余談ですが、営業で外回りをしている人にとってもここは絶好の休憩場所です。サボって車のなかで寝ていても、素晴らしい環境が背徳心さえ忘れさせてくれるでしょう。メインの通りから離れている上、豊かに茂った緑が社名の入った営業車さえものの見事に隠してくれます。そうです、ここに集まった者たちは同志です。次の訪問の鋭気を養うためにも「集まれ、営業マンたち!」。
(私は営業マンではないので、仲間に入れてもらえないでしょうが…)
この日、すでに何人かの営業マンが集結していました。その勇姿を写真に収めておけばよかったかなぁ。
(2008.5.12/水戸市)
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