コケのお宿は、天のゆりかご

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見事なコケ玉です。いや、丸くなっていないからコケ玉とは言わないかも。でも、コケの付いた石ではないんですよ〜


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こうして見ると…ほら、コケで編まれた袋です。じつはこれ、鳥の巣らしいのです。枝からぶら下がる仕組みになっているようで、吊巣(つりす)と呼ばれるようです。コケ以外のものも多少混じっていますが7割くらいがコケ。職人技としかいいようがない精緻な造りです。

よく見ると地衣類まで付いています。明らかに意図的な工作でしょう。ウメノキゴケの一部を引きちぎって付けたような感じです。その真意は何なのか、気になります。


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軽くて暖かくて肌触りがいい…三拍子そろった快適住居です。広げてみると、意外に奥行きがあってゆったりしています。これなら雛たちものびのび暮らせそうですね。

使われているのはかなり細かいコケで、身近で目にするハイゴケなどではありません。長く伸びる匍匐性のコケをどこからか集めてくるのでしょうが、見た感じでは同一種のコケで編まれています。鳥の選択眼のよさにただ驚くばかりです。きっとこのコケは巣作りをする上で好都合な特性を備えているのだと思います。それはほかのコケでは代用できない特別な性質なのでしょうね。

ところで誰の家なのでしょう? 住まいの大きさからすると小型の鳥であることは間違いなさそうです。じつは、このほかにも地面に落ちている巣を見つけました。こんな吊巣を作る鳥が地元の里山に多数いることを知ったのは大きな収穫でした。欲を言えば、家の主が誰かを知りたいです。まぁ、そのうち何かの拍子で名前が判明すると思います。それまで慌てずに待ちましょう。

(撮影:2010.4.19/石岡市)

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ごましお鳥

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城ヶ島の南側から島の東の方を撮ったものです。まさに断崖絶壁。


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部分的に白くなっている場所があります。よく見ると黒いつぶつぶが確認できます。聞いたところによると、白いのは鳥の糞らしいです。


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鳥の正体はウミウ。手持ちのコンデジ(リコーR10)では最大望遠でこの大きさにしか写りません。この部分だけ見ていると無人島のようです。言い方を変えると「鳥の楽園」ですね。


(撮影:2010.1.31/神奈川県三浦市・城ヶ島)

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カワセミ? そんなわけないか…

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前々回から続いている城ヶ島散策レポートです。

島の岩場できれいな鳥を見かけました。青っぽい色が強調されていたので、カワセミかと思いました。まさか、こんな場所にカワセミがいるとは思えませんし、明らかに大きさとフォルムが違います。本物を見たことがないことも手伝って、ヤイロチョウかなぁ…などと勝手に想像をふくらませてしまいました。


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家に帰って図鑑を見てみたらイソヒヨドリでした。頭から背中にかけて青く、腹は茶色です。羽のあたりは黒くなっています。使われているのは三色。あれ? どこがヤイロチョウなんだ!


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姿はわかりにくいですが、色的にはこちらの写真の方が判別しやすいと思います。図鑑で見ると地味な鳥ですが、陽の光を浴びて岩場を飛び回っているイソヒヨドリはとてもきれいでした。

話は変わりますが、城ヶ島にはものすごい数のトビが上空を旋回しています。ちゃんと数えたら100羽上いるのではないでしょうか。きっと、この島には彼らを養う豊富な食料(小動物やは虫類)が多いのでしょう。ひょっとして魚も食べているとか? ミサゴじゃないので好んで魚は食べないのでしょうが、図鑑には「水産加工場の廃棄物などを食べる」と書いてあったので魚嫌いではなさそうです。そういえば、近くにはマグロで有名な三崎港もあります。三崎の水産加工場の廃棄物も彼らの重要な食料となっているのかもしれません。


(撮影:2010.2.8/神奈川県三浦市・城ヶ島)

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苔に包まれた家

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昨日はすごい風でした。嵐のような烈風を受けながら、なぜか私は那珂川のほとりにいたのです。いや〜、別になにか特別な思いがあって立ちすくんでいたのではありません。単に営業途中のトイレ休憩です。(あっと、河原でしたわけではないですから。お間違えなく)

休憩したのは御前山大橋の近くにある「道の駅 かつら」です。そこには桜の木がたくさんあって、だいぶつぼみも膨らんでいました。いよいよ桜の季節かぁ…なんてうっとりしていたら、足元にへんなものが落ちてきました。

苔玉のように見えますが、じつは鳥の巣です。

ほんとかよ〜、と思う方もいらっしゃるでしょうが、ほらこの通り。


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見事な作品です。シュロを基本にナイロンの紐などを巧みに絡めています。しかも外壁というか、巣の表側は苔を張り巡らしています。

保温効果を高めるためなのか、それとも適度な湿度を維持するためなのか、その理由はわかりません。もしかすると、外敵の目をくらますための保護色的な役割を担っているのかもしれません。なかなかの知恵者ですね〜。

その知恵者は誰か? ウグイスでしょうか、メジロでしょうか? まぁ、とにかく小型の鳥であることは間違いありません。


(撮影:2009.3.23/城里町・旧桂村)

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コケ三昧

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今日はコケをたくさん撮りました。でも名前が分からないので、ストレスがたまります。まぁ、深く考えずに撮ることを楽しんでいます。

ほかに撮ったのは小さなハエトリグモ、きのこにいっぱいついていた不思議な虫です。


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これは、コケを撮った公園にいた鳥です。ここにはバリケンという鳥がたくさんいますが、写真の鳥はバリケンとカモ類の雑種のような感じがします。けっこうかわいい鳥でした。


(2008.3.15/石岡市)

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