尾瀬の赤腹君

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先日、尾瀬に行ってきました。盛夏の尾瀬は緑一色。ニッコウキスゲはしばらく前に花期が終了してしまい、尾瀬ケ原で大きな花は見られません。しかし、足元を見ると小さな花がいろいろ咲いています。

ちなみに、今年6回目の訪問です。月に一度は出かけていることになります。仕事なのでのんびりしていられないのですが、写真はいろいろ撮ってきました。もちろん花も撮ってきましたが、ほかのものも撮っています。今回は両生類と魚類を報告したいと思います。


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こちらはアカハライモリのようです。じつは7月頃から目にしていました。木道からはなれた池塘を泳いでいることが多かったので、ずっと撮れずじまいでした。今回は木道近くにいたので姿を記録することができたというわけです。

じつは、サンショウウオかもしれないとずっと思っていました。今回、手に取って裏返してみたらお腹が赤かったのでイモリと断定。ちょっとした発見でした。


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こちらは尾瀬ケ原の小さな川を泳いでいた魚です。アブラハヤのようです。この魚たちは観光客に餌付けされているようで、何かを水面に落とすと一瞬にして大群が押し寄せます。まるで池の鯉状態に唖然としてしまいました。


(撮影:2010.8.4/群馬県片品村)

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エビの目、カマキリの目

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とある施設の小さな池にエビがいました。体長は20ミリ強。エビのことは何も知らないので、名前の見当がつきません。ヌマエビの仲間でしょうか?

ネットで検索してみました。真上から撮った写真がないので判断できず、あっさりと名前探しは諦めました。

このエビの目、どこかで見たような…と思ったら、なんとなくカマキリを思い出しました。どの角度に立っても睨みを効かせるあの鋭いまなざし。でも、エビの場合はちょっとひょうきんな目つきでしょうか。

カマキリとエビの目は構造が違うのでしょうが、どこから覗いても目が合うのは一緒ですね。


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こちらはメダカ? メダカに似ている魚でカダヤシと言う魚がいます。さて、どっちでしょう?


(撮影:2010.4.14/土浦市)

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「どんこ、どんこ」の大間違い

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子どもの頃、川の護岸壁にくっついているハゼのような魚を「どんこ」と呼んでいました。よく観察すると模様の違う複数がいたのですが、それでもおかまいなしにみんなひっくるめて「どんこ」と言っていました。

かつて「どんこ」と呼んでいた魚はヨシノボリやヌマチチブであることを知ったのは大人になってから。しかも、ドンコと言う別種の魚がちゃんと存在することも併せて学びました。

写真に写っているのはヨシノボリとヌマチチブです。画面左下に上向きになっているのがヨシノボリ。ヨシノボリにはたくさんの種類があるようですが、写っているのはカワヨシノボリの幼魚だと思います。一方、顔にまで細かい斑点があるのがヌマチチブです。そう言えば、ヌマチチブのことは「だぼはぜ」とも呼んでいました。

撮影したのは土浦市の土浦港に隣接する「ビオパーク」の一角です。この施設は霞ヶ浦浄化運動の一環として設置されたようですが、10月で稼働を停止しました。水の循環が止められた施設内では、そこで暮らしていた生きものたちが干上がった施設内に無残な姿を晒していました。写真はかろうじて水の残っている場所に身を寄せ合っているものたちを撮影したものです。しばらく彼らを見ていたらなんだか悲しくなってきました。環境保全っていったい何なんでしょう?


(撮影:2009.10.29/土浦市)

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久慈漁港は釣りの名所?

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営業で日立に行ったとき、港近くにあった公園でちょっと休憩。公園内を歩いていると港の方に数本の釣り竿が見えました。ふらふらと覗きにいくと…

何人かの人がのんびりと海釣りを楽しんでいます。順々に「何か釣れましたか?」と訊ね歩くと、みなさん「今来たばかり」とおっしゃいます。


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その後もぶらぶら歩いてみると、テトラポッドで海藻(ワカメ?)を採っている人がいました。さらに歩いていくと、ついに魚を釣り上げた人に出会えました。


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この魚、なんですか? と徐に質問。返って来た答はメゴチと言う名前。魚はまったくわからないので調べてみると…カジカやホウボウの仲間(カサゴ目)のコチ科の魚であることがわかりました。

ちなみに、この港は「久慈漁港」らしく、しばらく前まではアイナメやヒラメ(あれ、カレイだったかな?)などが釣れたそうです。ある方はカニを釣りに来たと言っていました。


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港の一角に大きな浮きがプカプカしてると思ったら、サメのようでした。かなり小さなサメです。よく確認できませんでしたが、口の先端近くにヒゲのようなものがあるように見えました。まさかチョウザメということはないと思いますが、何ザメなのか気になります。

(撮影:2009.5.27/日立市)

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イトヨが見た〜い

茨城県内でイトヨが生息している場所はどれくらいあるのでしょうか?

私が聞いたことがあるのは日立市の「泉が森」という場所です。以前から、その泉がどこにあるのか気になっていたのですが、昨日偶然にも案内看板を見つけました。

見つけたからには行ってみなくちゃ!


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ほほ〜、確かに水がすごく澄んでいます。

湧水を水源とする川や池などに棲むという魚だけあって、この泉の水ならいそうな気がします。

この泉のすぐ隣には公園があります。じつは、イトヨはその公園内の池にいるらしいのです。でも、この季節に魚の姿が確認できるのでしょうか。かなり難しいと判断し、今回は泉の写真を撮るだけにしておきました。

というか、昨日は寒すぎでした。車を降りて外に立っているだけで、ぶるぶるっと身震い。さすがにスーツ姿で膝をついて、池を覗き込む気にはなれませんでした(でも暖かかったら、きっとやったと思います。私はそんな自分がけっこう恐い)。


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(撮影:2009.2.16/日立市・泉が森)

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おばちゃん、このお魚透明だよ

前回からのつづきです。

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おばちゃん何捕ってるんだろ? 早くこっちに来ないかなぁ


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ずいぶん岸辺の方をすくってるけど、何がいるのかな?

「おばちゃ〜ん、何が捕れるんですかぁ〜」

「ん、シラウオだよ」


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「えっ、シラウオ? どれどれ見せて」


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「ほぉぉ〜。ゴメンおばちゃん、ちょっと手に取ってみて」

「あいよ。こうかい?」

(このおばちゃん、とってもやさしいです)

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「いっぱい捕れるの?」

「いいや、今日は少ないねぇ」

「食べるんでしょ?」

「酢醤油で食べるとおいしいんだよ」

「そうなんだ〜」

「岸辺の砂に産卵しにきてるんだよ。この黒いところが卵さ」

「え〜、どれどれ」

(このおばちゃん、とっても親切です)


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おばちゃんはこの後もず〜っとシラウオすくいをしていました。

「いっぱい捕れるといいね、おばちゃん」

私はこういうおばちゃん大好きです。きっと若いときはとってもやさしいお姉さんだったんだろうなぁ…なんて想像してしまいます。

きっと弟や妹がいて、よく面倒を見たんだろうな〜
近所でも評判の娘で、
年頃になって見合いして、
この地に嫁いできたんだろうな〜
嫁ぎ先は農家で、よく働く旦那さんがいて
子どもは5人くらいいるんだろうな〜
今じゃ子どもたちも巣立って
旦那さんと義理の父母と暮らしているんだろうな〜
それで、今日はシラウオで一杯なんて
旦那さんが言ったもんだから
一生懸命すくっているんだろうな〜

な〜んて、どんどん勝手に話を作ってしまいます。空想するのは私の癖で、おばちゃんとは関係ありませんので、忘れてください。


さてシラウオの件です(ネットでちょっと調べてみました)。

似た発音の魚に、シロウオとかシラスと呼ばれるものがいます。今回紹介したシラウオは、サケ目シラウオ科の魚です。早春に砂の多い川の下流域に遡上して産卵するそうです。海にもどっていく降海型と沼や湖で一生を終える陸封型の2タイプがいるとのことでした。海とつながっていることもあるので、涸沼のシラウオはきっと降海型ではないかと想像しています。

シロウオというのはスズキ目ハゼ科の魚。シラスというのは、ウナギやアユ、イワシの稚魚の総称だそうです。魚屋で売っているシラスは、ほとんどがイワシの稚魚のようです。

まったく知りませんでした。たまには魚のことも調べてみるものですね。
(えっ、そんなの常識ですか? 失礼しました)

(2008.4.4/茨城町)

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