「どんこ、どんこ」の大間違い

子どもの頃、川の護岸壁にくっついているハゼのような魚を「どんこ」と呼んでいました。よく観察すると模様の違う複数がいたのですが、それでもおかまいなしにみんなひっくるめて「どんこ」と言っていました。
かつて「どんこ」と呼んでいた魚はヨシノボリやヌマチチブであることを知ったのは大人になってから。しかも、ドンコと言う別種の魚がちゃんと存在することも併せて学びました。
写真に写っているのはヨシノボリとヌマチチブです。画面左下に上向きになっているのがヨシノボリ。ヨシノボリにはたくさんの種類があるようですが、写っているのはカワヨシノボリの幼魚だと思います。一方、顔にまで細かい斑点があるのがヌマチチブです。そう言えば、ヌマチチブのことは「だぼはぜ」とも呼んでいました。
撮影したのは土浦市の土浦港に隣接する「ビオパーク」の一角です。この施設は霞ヶ浦浄化運動の一環として設置されたようですが、10月で稼働を停止しました。水の循環が止められた施設内では、そこで暮らしていた生きものたちが干上がった施設内に無残な姿を晒していました。写真はかろうじて水の残っている場所に身を寄せ合っているものたちを撮影したものです。しばらく彼らを見ていたらなんだか悲しくなってきました。環境保全っていったい何なんでしょう?
(撮影:2009.10.29/土浦市)
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