おばちゃん、このお魚透明だよ
前回からのつづきです。
「おばちゃ〜ん、何が捕れるんですかぁ〜」
「ん、シラウオだよ」
「あいよ。こうかい?」
(このおばちゃん、とってもやさしいです)
「いいや、今日は少ないねぇ」
「食べるんでしょ?」
「酢醤油で食べるとおいしいんだよ」
「そうなんだ〜」
「岸辺の砂に産卵しにきてるんだよ。この黒いところが卵さ」
「え〜、どれどれ」
(このおばちゃん、とっても親切です)
「いっぱい捕れるといいね、おばちゃん」
私はこういうおばちゃん大好きです。きっと若いときはとってもやさしいお姉さんだったんだろうなぁ…なんて想像してしまいます。
きっと弟や妹がいて、よく面倒を見たんだろうな〜
近所でも評判の娘で、
年頃になって見合いして、
この地に嫁いできたんだろうな〜
嫁ぎ先は農家で、よく働く旦那さんがいて
子どもは5人くらいいるんだろうな〜
今じゃ子どもたちも巣立って
旦那さんと義理の父母と暮らしているんだろうな〜
それで、今日はシラウオで一杯なんて
旦那さんが言ったもんだから
一生懸命すくっているんだろうな〜
な〜んて、どんどん勝手に話を作ってしまいます。空想するのは私の癖で、おばちゃんとは関係ありませんので、忘れてください。
さてシラウオの件です(ネットでちょっと調べてみました)。
似た発音の魚に、シロウオとかシラスと呼ばれるものがいます。今回紹介したシラウオは、サケ目シラウオ科の魚です。早春に砂の多い川の下流域に遡上して産卵するそうです。海にもどっていく降海型と沼や湖で一生を終える陸封型の2タイプがいるとのことでした。海とつながっていることもあるので、涸沼のシラウオはきっと降海型ではないかと想像しています。
シロウオというのはスズキ目ハゼ科の魚。シラスというのは、ウナギやアユ、イワシの稚魚の総称だそうです。魚屋で売っているシラスは、ほとんどがイワシの稚魚のようです。
まったく知りませんでした。たまには魚のことも調べてみるものですね。
(えっ、そんなの常識ですか? 失礼しました)
(2008.4.4/茨城町)
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