木(気)になる黒豆

1202201

いや〜


この艶といい、形といい、やっぱ丹波の黒豆は違うな〜


って、何を言ってるんだか?


こりゃ、どう見たって虫の卵ですよね。


カメムシかしら? 蛾かしら? 


虫たちって意外と几帳面で、卵を産むときはきちんと整列しているものが多いです。ところがどうでしょう、この卵の並び方は。いい加減というか、適当というか、とにかく生みっぱなしっていう感じがします。


寒い冬を乗り切るにはがっちりとまとまって生んだ方が耐寒性が上がると思いますけど、そんなことは気にも止めていない様子。かえって風通しを良くして熱がこもらないようにしているようにも見えます。それに加え、何の秩序もない並べ方がかえって気になってしまいます。きっとそれには深いわけがあるのかもしれません。


さてこの卵、どうやらクリオオアブラムシのものらしいです。クリと名がつくのですからクリの木にいることが多いのだろうと思います。ところが、この写真の木はクリではなくコナラ。


クリもコナラもブナ科の樹木。近縁と言えばそうなのかもしれません。きっと両者には似たようなところがあって居心地がいいのかもしれませんな。


聞いたところによると、アブラムシの多くは生活の場とする樹木や草が、種類ごとに決まっていることが多いそうです。なんとなく思い当たる節がありませんか。


バラの木についているアブラムシはいつも同じような姿をしていませんか? ユリにつくアブラムシだってみな同じ姿と色をしたものばかり。でも、バラについているものとは明らかに違ったりします。


そもそも、多くの人はアブラムシになど目を向けませんかね。園芸愛好家が害虫として気に留めるくらいかもしれません。


さて、このアブラムシたちにはおもしろい習性をもったものたちが数多くいるそうです。どんな習性かと言うと…


春から夏にかけて生活する樹木や草を、秋頃になって突然変えるらしいのです。これは定説と言うか、アブラムシの種類によってはごく当たり前ことのようです。しかし、自分は彼らが引っ越しをしている場面に遭遇したことがないので、なかなか信用できません。草の茎にびっしりと並んだヤツラらが、足並みを揃えて別の草まで行進するとはなかなか想像がつかないのです。でも、図鑑に書かれていることなので間違いないのでしょう。


アブラムシはずんぐりむっくりしたものと、有翅型と呼ばれる翅の生えたものがいます。あの翅のあるヤツなら別の草や樹木に飛んでいくのは簡単なことなのかもしれません。ところが、コロニーを構成しているなかには必ず二種類います。といいうことは、翅のないものは徒歩で移動しているんでしょうね。


そうそう、アブラムシって胎生のようにそのままアブラムシを生むんです。これってオスを必要としない単為生殖というものらしいです。


えっ、それじゃ冒頭の写真の卵は何なのか?


アブラムシは単為生殖と有性生殖を交互に繰り返すらしいです。あの卵は有性生殖の結果生じたものであります。ふ〜む、じつに変わった生態を持っていますね。


脚光を浴びることのないアブラムシですが、よ〜く見ると黄色や緑のきれいな種類がいたり、かわいい目をしているヤツがいたりします。お尻のあたりに注目すると短いアンテナのようなものがちょこんと二本生えていたりして、なかなか愛らしい姿をしていることに気づかされたりするものです。


う〜ん、アブラムシって奥深いですね〜


確かに変な生きものですが、ひょとすると生態系のなかで必要不可欠な役割を果たしているのかもしれませんよ。


(撮影:2012.2.5/石岡市)

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お菓子なタマゴ

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おいしそうなお菓子に見えませんか? 洋菓子のようでもあり、和菓子のようでもあります。

これは明らかに虫の卵でしょう。蛾の卵か、カメムシの卵か、ほかの虫の卵か…興味があったので持ち帰ることにしました。さて、何が出てくるのか楽しみです。


(撮影:2009.9.10/石岡市)

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春の粉雪。その正体は…

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シラカシの表皮にたくさんの白いものがついています。粉雪のように見えますが、この季節にそんなことはあり得ません。近づいてみると、何かの卵のような雰囲気です。


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さて、これはなんの卵でしょう? 蛾でしょうか、甲虫でしょうか、それともワラジムシみたいなものでしょうか…

次に行ったときに、どんな虫が這い回っているのか確認してこようと思います。


(撮影:2009.5.1/石岡市)

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